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自分と向き合うことを少し違う角度で考えてみよう。

自分と向き合うということを「対峙する」ということだと長い間考えていました。

対峙するにはとりわけ勇気がいるし,勝ち負けをつい意識してしまいます。自分に負けないように強い心で向かい合わなくてはいけないのだと,なんとなく構えてしまうのです。

けれども自分は決して戦う相手ではありません。
自分はどこまでいっても自分なのですから,自分はともに手を取って歩み続けるパートナーなのです。

自分と向き合うというのは,向かい合って,良い自分,悪い自分,好きな自分,嫌いな自分たちをいずれも自分なのだと受け入れてあげることを言っています。

だから「対峙」という言葉が浮かんでしまうのかもしれません。



向かい合うのをやめましょう。
並んで座って,同じ方向を見ながら,将来を見ながら,いろいろと相談することにしませんか。


昨日のことを振り返ってもいいし,好きなことや嫌いなことを話し合ってもいい。あのときちょっと胸がチクリとしたけれど,あれはどういう意味だったのか,本当はどんな気持ちだったのか聞いてあげてください。

そういう自分もいるのだと受け入れて,お疲れ様がんばったねと声をかけてあげましょう。


アタシ本当はあのとき嫌だったんだ。
そうなんだ。無理させちゃったね。ごめんね,ありがとう。
ううん,ありがとう。そう言ってもらえるだけでうれしい。


そんな対話をしてみましょう。
自分自身と真摯に向き合う時間はとても大切な時間です。

オトナになればなるほど,そういう時間は減っていきます。自分に素直な言動が取りにくくなるからです。自分をないがしろにして,場の雰囲気や大人としての良識を優先させて,本当は辛い想いをしている自分を見てみない振りをしてまっすぐに生きていくことはとっても難しいと思います。

そんなにたくさんの時間はいりません。

毎日5分でいいのです。
少しだけ自分との対話をしてみましょう。
いっしょに並んで,明日のことを相談してみましょう。


明日いちにち,勇気をもって過ごせますように。


もしもあなたが明日の朝目覚めたとき,体中に勇気があふれているとしたら,一日をどんなふうに過ごしたいですか?

サポートいただけると燃えます。サポートしすぎると燃え尽きてしまうので,ほどほどにしてください。