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ちょっとやる気が出てきたときに読む記事。

最近ちょっとやる気が出てきた。

そんなあなたに今一番聞いて欲しいはなしです。

4分45秒で読み切れる話ですから,ここまで読んだついでに,最後まで読んでいってください。読んでみてください。

せっかちさんのために結論から先に書きますと,僕が今日モチベーションが上がり始めたあなたに伝えたいのは次の3つです。この3つを念頭に置いておけば,このモチベーションの波を最大限に利用できることを約束しましょう!

一つ,とりあえずちょっとだけ行動する
一つ,少しでもやれたらガッツポーズをする
一つ,すぐに結果は出ないことを知る

さて,モチベーションというのは,実はボラティリティの高い指標なので,案外アテになりません。なので,やる気が出始めたと感じた今こそそのモチベーションを本物にしておかねばなりません。

思い出してみてください。
モチベーションって,何かをキッカケに急激に上がったり,かと思ったら翌日にはビックリするほどしぼんでいたりしますよね。なのでモチは習慣化にとってはイマイチ信用できない不安定なステータスなのです。

しかし一方でそのパワーがスゴイのは周知の事実。
今のあなたのワクワクはいずれさらに大きくなり,大暴騰するでしょう。

その効果がヤバいのは想像に難くありません。
やる気がある場合と,ない場合,同じ事をやったとすれば効果性が高いのは圧倒的にやる気がある場合ですから何かを成し遂げるには最高の状態と言えます(当たり前っちゃ当たり前)。

もちろん,ひとそれぞれ人格も性格も異なりますから,同じモチが高まっている状態でも表面的にはまったく違う感じに見えるかもしれません。自覚できるパワーもそれぞれかもしれません。

見るからに燃え上がっていて,何でもかかってこーい。
なひともいるでしょう。

あたかも冷静で,ワクワクもドキドキも感じない。
でもジワジワやる気が出てきているのを感じてまーす。
なんて感じのひともいるでしょう。

モチが高ければ,目標に対する意欲も高く,達成に対してのベクトルは太く強靱になります。モチがもたらす瞬間的なパワーはナニモノにも代えがたいものです。だからこそあなたは今,この記事をここまでサラリと読んでしまえているとも言えます。

しかしモチそのものは自由にコントロールできません。
コントロールできないがゆえのスーパーパワーかもしれません。そのパワーを手中にしている今こそ,これまでできなかった何かを達成しましょう。

そうです。
今回こそ,必ず成し遂げましょう。やってやろうじゃありませんか!

やってやりましょう!

さて。

何か自分が向上するようなことをやってみたい。
何かもっとワクワクしたい,もっと達成感を感じてみたい。

という想いは多くの人が抱えていることでしょう。
しかし一方で,行動までたどり着けるひとは,なんとちょっとやる気が出てきたひとのうちの10%ぐらいなのだそうです(当社調べ)。

そしてもうひとつ。
行動を起こすに至ったとしても,望んだ結果を得ることができるひともさらに絞られます。たいてい途中で諦めてしまうからです。

このことからわかることは3つです。

冒頭に書き出したこの3点,今日はその3つだけしっかりと胸に刻んでいってください。

一つ,とりあえずちょっとだけ行動する
一つ,少しでもやれたらガッツポーズをする
一つ,すぐに結果は出ないことを知る

はい。
簡単ですね。
すごく簡単です。

行動に結びつけるためには,まず最初の工程をひとつふたつやってみることです。今すぐやってやろうじゃないですか!

とにかくスタートをきってしまうのです。
結局最初の一歩が何よりも大変だからです。思ったり考えたり決めたりするまではすんなりいっても,実際に行動にうつすことが一番難しい。
ウンウンと頷いていてはいけません。
今度こそ,今すぐ行動にうつすのです。

とりあえず今すぐ第1回目を実行してしまうとか。
まずは電話して予約を入れてしまうとか。
あたま3行ぐらいを書き出してしまうとか。
メールアドレスを入力して,登録ボタンを押してしまうとか。

とにかく出だしの一歩を目をつむって踏み出すのです。

心配。怖い。不安。
わかります。
扉を開いたら何が出てくるだろうかと考え出すと,そのドアノブは異常に堅くなっていきます。考えれば考えるほど堅くなります。

考えれば考えるほど合理的な選択ができなくなる法則というのがあります。
人間の行動は,実のところ行動経済学でいうほどの合理性はないことが多いのだそうです。損するとわかっていながら止められないこと,損得だけでは決められないこと,確率論的にはものすごく低い不安要素を恐れて扉を開けないこと。逆に期待値はマイナスなのに,ついつい得することばかり信じてしまうこと。

しかしまぁ。
あなたの不安は十中八九当たりません。

扉は開けてから悩みましょう!

(もし不安的中しても責任はとれません。ごめんなさい。)

そして,それを継続させるために自分をちょっとだけ鼓舞しましょう。褒めるのとは少し違います。自分や他の誰かに褒められて,テヘヘ褒められちゃったエヘとかなってる場合じゃありません。

行動は種です。種をまいたらそれを育てるのが継続であり習慣です。

巻いただけで終わってはいけません。
続けるために,ちょっとだけがんばった自分にエールをおくるのです。

ガッツポーズと書きましたが自分がワクワクすることならなんでもいいです。セルフ頭なでなででも良いですし,日記で「おまえサイコーじゃん」と書き連ねても結構です。

僕は小さなガッツポーズが好きです。やってやったぜ感がムラムラわいてきます。

見てろよコンチクショウ。
このまま続けてグレイトな結果を出してやるぜ!という気持ちが,ちょっとした達成感と継続意欲をかき立てます。

とにかく自分を鼓舞するのです。
毎回です。

大事なのは三つ目,結果は出ないことを知れ。

そしてすぐには結果が出ないことをあらかじめ知っておいて下さい。
芽が出るまでに少し時間がかかります。そしてさらに葉が出て,茎が伸びて,美しい花が咲くまでには相応の時間が掛かるのです。

たとえば叩いても叩いても壊れない壁。ホントに成果出てんのかよと思ったとしたらこう考えて下さい。元ネタは松岡修造さんのコトバです。

その壁,あと一回だけ叩いたら壊れるかもよ?

松岡修造さん

しかし,すぐに結果が出るとは限らないなんてことはみんな知っているはずなのです。当たり前ですから。

なのに,こんな当たり前のことをつい忘れてしまうのですが,「俺こんながんばったんだから結果でるんじゃね?」と思ってしまう気持ち,思いたい気持ち,ありますよね。痛いほどわかります。
わかりますけれど,あの,やっぱり結果出ません。すぐには。

ただ,すぐ結果でないことを最初から知っていれば,もう少し,もう少しだけ続けてみようという気持ちがわきます。この気持ちがだんだんと習慣につながり,習慣になればもうこんな気持ちは不要です。がんばらなくても自然にやれてしまいます。人間の脳の仕組み上,習慣化すればつまりオートマチックになるのです。

そうなってしまえばこっちのもの。達成まではあとわずか。
いいえ,そうなる頃にはすでに概ね達成できているはずです。表面化していないだけで,おまえはもうできている!のです。

そのとき,モチベーションが不要なのはもうおわかりでしょう。

ちょっとやる気が出てきた今こそまずは第一歩を。

だからこそ,モチベーションが上がりつつある今この時こそ,習慣化に向けて一歩を踏み出してください。なんなら背中を押しましょう。

今やらなくていつやるんですか。

明日になればもうモチベーションはなくなってしまうかもしれない。今やろうと思ったのなら,今がチャンス。チャンスならやるしかない。

じゃぁいつやるの?今でしょ?

あなたならやれる。
やれることをやらないなんて,もったいない。
やれないことだと諦めてしまうのは,もっともったいない。

さあ,やってやりましょう!

やっちゃえ,NISSA…


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