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AIが論文書いたり,絵描いたり,はたまたコードまで書いてあげく自分でデバッグするとか,もう本当に想像を超えてきつつあります。

AIがホントの意味での知能を持つことはない,すなわちいわゆるシンギュラリティが訪れることはないのですが(少なくとも今のAIの延長には),しかしいよいよそれを期待する日が近づいているような気もしています。


そうするとやっぱり考えておかなくちゃいけないのは,人間の在り方です。ロボットが仕事をしてくれるなら,ひとはそれ以外のひとにしかできない仕事をしなくちゃいけない。

僕が対人支援職にチカラを入れているのは熱量とか現場の雰囲気,ひととひとの関係性だけは,今のところロボットが獲得することはできないだろうという算段のうえなのですが。


相手の表情や言葉から何かを察して「何かありましたか?よろしければお話お聞きしますよ。」なんてロボットが言ってくれることはあるでしょうけれど,ロボットはその機微を理解したり,共感することはありませんから,やはり場の空気を創るのはひととひとの関係性なのだと思っています。

だからロボットがいう「大丈夫?何かあった?」と僕が「どうしたの?いつもと様子が違うけれど。」では,僕の一言の方がぜったいハートに響くはずです!

いいえ,響くに決まってます!
そうでなきゃ困ります!!


もしも場の空気を的確にデータに落とし込んで,その空気を自在に支配するような振る舞いができるロボットができたら,いよいよ人間はヤバイですね。

まぁそのためには「場の空気」が何なのかを解析しなくちゃいけないのですが…。人間は意識して解析してないし,仕組みを理解してなくても感じ取ったり,利用することはできちゃうので,まだそのあたりはAIには負けないと信じたいですね。

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