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考えすぎないための特訓。

考えすぎないことは大事です。
その大事さに気が付いているひとが,考えすぎないようにすると,逆に考えすぎないように考え過ぎちゃうのです。

考えすぎないことを意識すればするほど,考えすぎてしまう困った案件です。


考えすぎないようにすることは大事なのに,考えすぎないようにするのがめちゃくちゃ難しいってなんなんでしょうか。




シカゴ大学の研究にこんなのがあります。

今「やる」か「やらないか」で迷っていることがあるひとが,コイン投げで表が出れば「やる」,裏が出たら「やらない」というルールにしたがって決断し,その後の幸福度をチェックするというものです。

悩みの中には「転職するかどうか」「離婚するかどうか」といった重大な悩みもたくさん含まれていたそうなのですが,驚くべきは「やる」か「やらない」か決断し,実行したひとたちは,その後の結果がどうあれ幸福度が高いという結果だったことです。


つまり,決断できずに迷っている状態よりも,エイヤと決断してしまうことにこそ幸福度を高めるポイントがあるということです。


結果どうなってもいいから,決めてしまった方が幸せって,確かにそんな気もします。迷っても悩んでもモヤモヤするだけで解決策や最適解が見つかるものではありませんし,そもそも論理的に最適だとしても,あるいは期待値が最大になるとか言ったとしても,だから”私が”それで満足するかどうかはわからないんですよね。

だったらコインの裏表でもなんでもいいから,決めてしまった方が幸せ!というわけです。



コレ知ったら,ちょっと考えすぎるのが無駄な気がして,もうどっちでもいいから決めちゃおうかという気持ちになりますね。


考えすぎない特訓おわり。

サポートいただけると燃えます。サポートしすぎると燃え尽きてしまうので,ほどほどにしてください。