夢と希望の街
寒い。寒すぎる。台風14号が関東に接近してる影響なのか知らんけど雨風すごいし10月前半とは思えないくらい寒い。
あ、もう10月か。
更新が月1ペースってやる気あんのか!って感じですけど、実はめちゃくちゃにやる気ありますんでよろしくお願いします。
さーてさて、今日は
新宿二丁目
に私がはじめて行った時のことを少し書こうかなって。
新宿駅から三丁目方面に10~15分くらい歩いた所にあるのが日本きってのゲイタウン新宿二丁目。大通りからひとつ曲がるとそこは歌舞伎町なんかよりもよっぽど楽しくて、ディズニーランドなんかよりもよっぽど夢と希望が溢れてる街。
私がはじめてそこへ足を踏み入れたのは20歳の誕生日をむかえて4日後の土曜日。20歳になって4日後に二丁目行こうと思うなんてほんとすごい。勢いしかない笑
その頃はほぼ毎週末二丁目でレズビアンのイベントがやっていて、その日も昔からやってる人気のレズビアンイベントが開催されていた。私はネットで繋がったお姉さん(親の方が年齢が近いほどの大先輩 笑)と合流してそのイベントへ連れて行ってもらった。
遊びなれた空間で飲みなれた仲間が多い二丁目の中で私は一際若くてビジュアルも悪い方ではなかったからたった一夜で一気に顔が広がった。自分で言うなって感じだね、分かる。でも二丁目ってそういう所なの。みんなが思ってるほど広い世界ではなくて、狭い狭いコミュニティの中でいつだって自分の居場所をみんなが探してる。だからそこに見たことも無い、しかも20歳の子がポンって入ればそうなる。別に私だったからって訳じゃない。
そこから私はほぼ毎週末夜から朝までやってるイベントへ遊びに行った。友達?んー違うな、飲み友達も沢山出来た。
二丁目づけの週末を過ごして少したった頃、お姉さん(私を1番最初にイベントへ連れて行ってくれた人)から「あなたに会いたがってる人がいる」って言われて一人の女性を紹介された。
その人は週末開催されているレズビアンイベントのうち1つを主催している、いわゆるオーガナイザーだった。その人はとても綺麗でその辺で飲んで遊んでる人とはひと味もふた味も違う感じがした。
その人から自分がやっているイベントてスタッフをやって欲しいと頼まれて私は「なんか楽しそう!」なんて軽い気持ちでOKした。
約1年くらいだったかな?昼間の仕事をしながら毎月イベントのスタッフをやり、自分のイベントがない週末は他のイベントへの挨拶回りなんかをしながら過ごした。すごく楽しかったのと同時に二丁目という狭い世界の怖さも沢山知った。
女だらけの狭い世界、そりゃ色々あるわ。盗った盗られた、ヤッたヤられた、言った言わない。もーーーそりゃほんとに沢山!笑
そんなのに疲れて22歳の若さで二丁目卒業しました笑
専門学校卒業後20歳から一般社会で仕事をずっとしてきたし、他にもやりたい事があった私には二丁目以外にも沢山居場所があった。昔から自分が同性を好きなことも、レズビアンと後ろ指さされることも私にとっては痛くも痒くもないことで「だからなんなの?うるさ」って感じで生きてきたから他の人と比べると二丁目という場所に固執する必要なんてなかったのかもしれない。
他の人みんながそうだという訳では無いけど少なからず新宿二丁目という場所を心の拠り所にしてる人は多い気がする。差別、偏見、同情が渦巻く世界の中で人間はとても繊細で周りの意見や、他者からどう思われるかっていうのを少なからず気にする生き物だからこそ自分自身をガラス細工みたいに扱わないと壊れてしまう。だから同じ仲間が集まる場所を手放したくないと思ってしまう。
逆を言えばあの頃の私は普段の自分と二丁目の自分をとても綺麗にセパレートして考えていた。もっと言えば二丁目で知り合った人はみんな飲み友達。友達ではない。それが正解という訳ではなくて、私はそうだった。だからわりとスパッと二丁目から離れる事が出来たのかなと思う。
そこから26歳になるまで私は二丁目には行かなかった。
、、、っとまぁこんな感じ笑
二丁目という場所へは人それぞれの意見や考えがあるからそれを否定しようなんて全然思ってなくてそれはそれでいいと思うし、年齢を重ねていく上で変わっていくことだってある。ただこれがあの頃の私の意見ですっていうだけ。
こんな拙い文章で読みにくいでしょうに…
いつも読んでくださってる方、たくさん反応をくださる方ありがとうございます。
ゆるゆる書いてますので気が向いた時、自分と違う人の考えや日常を垣間見たい時ふらっと見に来てください☺︎
、、、次は何書こうかな???笑
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