見出し画像

自分の存在を、否定しないで欲しい |保育を学ぶ白梅学園大学でコマロンの授業④

昨年、コマロンにご協力いただいている白梅学園大学(東京都小平市)での田中真衣先生の授業(地域福祉)で、ゲストスピーカーとして講義をさせていただきました。

コマロンの授業では、文章の書き方のコツなどをお伝えしました。その後、目指している職業について自由に書いていただきました。保育士、介護福祉士、教員、少年院や乳児院、社会福祉協議会で働きたい、人の役に立ちたい――。さまざまな目標が集まりました。「大学に入学して、迷うようになった」などと正直に書いてくれた方もいました。

一部を3回に分けてご紹介いたします。(3回目)

私は将来、児童相談所に勤めたいと思い、白梅学園大学に入学しました。しかし、大学でさまざまな授業を受け、夢が揺らいでいます。

私は、子どもの自己肯定感を上げ、一人一人が自分を大切に思えるようにお手伝いをしたいです。私は幼いころから自己肯定感が低く、悩みを抱えていました。そんな時、テレビで子どもの虐待のニュースを見て、「この子どもたちは親から否定されている。自分の存在を否定しないで欲しい」と感じました。私は虐待を受けた経験はないけれど、自分を認めることができない状況は似ていると思いました。それから、将来は児童相談所で働くために努力しようと思いました。

しかし、先日授業で「児童心理治療施設」という場所を初めて知り、衝撃を受けました。ここで働き、直接心にトラウマなどを抱えた子どもたちの自立のお手伝いをしたいと思いました。
将来の夢が揺らぎ始めたのは最近のことですが、職についての知識を身につけ、自分と向き合い考えていきたいです。

小学校の教員を目指しています。家族や地域との関係性が薄れ、苦しんでいる友だちの相談を受けたことがきっかけです。

他にもたくさん、大切な文章が集まりましたが、学生さんご自身の経験が、将来の目標につながっていることが描かれている実感のこもった文章を中心に、ご紹介させていただきました。

自分をさらけ出して文章を書くことは、勇気がいることでもあると思います。ありがとうございました。

【まとめ】山内真弓。小学生と保育園児の母。元転勤族で、茨城、仙台、千葉、東京で子育て。コマロンをはじめた毎日新聞記者です。

※学生さんの感想は許可いただいて掲載しています