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トトロの葉っぱを訪ねて。さいたま市の見沼田んぼで、里いもを収穫しませんか?

 映画「となりのトトロ」のトトロが、傘の代わりにしている葉っぱ。

あれは何の葉っぱか知っていますか?
 
実は、里いもの葉っぱなんだそうです。里いもの葉っぱは、水をはじく性質があって、水滴が玉のように転がります。なぜ、水をはじくのでしょうか。どんな構造になっているのでしょう?
 
里いもを調理するとき、皮をむくと表面がぬめぬめしませんか?包丁がすべちゃったり、手がかゆくなったり・・・。なぜ、ぬめぬめするのでしょう。どんな秘密があるんでしょう?

里いもひとつとっても、ふしぎがいっぱい。
たくさんのふしぎを出発点に、
親子で里いもの栽培や、野外体験をしてみませんか?

 
さいたま市の見沼田んぼで活動している農業法人「十色(といろ)」が企画し、参加者を募集しています。
 
以前私が書いた、「十色」の紹介記事はこちらです。

 
今回は、「十色」のサカール祥子代表が、他の女性起業家(サイエンス教室を主宰する「codience」と、スポーツに特化した栄養サポート事業「plus N」)とともに企画しました。

全3回(① 5月8日 ② 7月31日 ③  11月27日)で、里いもの植え付け、手入れ、収穫を体験します。

タイトルは、里いも栽培から学ぶ「農体験×STEM(ステム)教育×調理科学」。STEM教育とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の頭文字を並べた造語。文系理系の枠にとらわれず、さまざまな情報を活用して総合的に課題を解決しよう、という教育で、国も推進しています(これに芸術・リベラルアーツを意味するAを加え、STEAM教育ともいいます)。
 
簡単にいうと「里いも畑というフィールドで、さまざまな角度から生きた知識をみにつけよう!」という企画なんです。
 
農業に加え
①   ドローンを飛ばして畑の撮影。
②   里いもの観察や、特徴を学ぶ。それらを自由研究のリポートなどにまとめる方法を伝授。
③   収穫した里いものおいしく食べる秘密(火の通し方や味付け、栄養)をクイズ形式で学ぶ。

など盛りだくさん。
 
さらに、子どもたちに大人気の「生き物観察」もあります。畑や水路、雑木林を探検し、生き物や植物を見つけます。地元で活動する生き物に詳しいおじさんが、レクチャーしてくれるそうです。

今の季節はすでに、おたまじゃくし、かえる、ちょうちょなどが見られるそうですよ。
 
「十色」代表のサカール祥子さんは「子どもが自分で自由に考え、遊べることが大切!どんな生き物がいるかな?里いもってどうやって成長するのかな?とわくわくしながら楽しんで。それを表現する方法として、自由研究や料理を学んでもらえればと思います。まずは思う存分に遊んでください!」と話しています。
 
自然豊かな見沼田んぼで、子どもと一緒にたくさんのふしぎに触れ合ってみませんか?
 
 
詳細・申し込みはこちらから ↓


【書き手】大平明日香。地元埼玉で保育園に通う男児を育ててます。毎日新聞記者。長野、東京本社社会部、長崎、埼玉で勤務し、現在は東京本社デジタル編集本部に所属。息子のおかげで、妖怪にくわしくなりました。目下の悩みは、増え続けるカプセルトイとバスボール、ファーストフードのおもちゃの置き場。

 


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