島根大学社会教育主事講習の授業を紹介します:学校探究ゼミ
島根大学の社会教育主事講習で実施している「社会教育演習」の授業をご紹介します。
島根大学社会教育主事講習の「社会教育演習」(通称「ゼミ」)では、受講者の所属・勤務する現場を題材とした問題解決型学習(PBL:Project Based Learning)に取り組んでいます。ゼミは、受講者5名、講師2名程度の少人数で行い、受講者相互の学び合いや講師による丁寧な伴走を大切にしています。
この記事では、2022年度に実施した12のゼミの中から1つをご紹介します。
----------
学校探究ゼミ
実際に学校現場で日々奮闘されている方
学校とかかわる機会が多い方
「いま」の学校にモヤモヤを感じている方
未来を「妄想(創造)」することが大好きな方
そんな方にお勧めのゼミ,それが「学校探究ゼミ」です。
ゼミのテーマ
今年度のゼミのテーマは,
「いま」の学校にモヤモヤしていることについて,ゼミのメンバーで探究×対話×共創しながら,未来の学校を「妄想」し,未来を創っていく…。これが「学校探究ゼミ」です。
ベースにあるのはデザイン思考。「いまを知る(現状分析)→未来を描く(価値創造)→やってみる(試行錯誤)」この3ステップの具体的な手法を学び,まずは自分たちがそれを使って「妄想」してみる。様々な現場の,年齢も立場も違う人が集まると,「妄想」が膨らむ膨らむ…。でもやっぱり共通点は見えてくるものなんです。
そして,心に残るのはワクワク♪
自分のプロジェクトに直接アプローチするわけではないけれど,このゼミでの学びが現場と結び付き,現場で仲間を作るとき,現場を動かすときに役に立つ,そんなゼミなのです。
「枠」を越える体験
いまの私たちの社会には,無数の「枠」(場所,考え方,立場など)が存在していて,どうすれば「枠」を越えたり,溶かしたり,なくしたりすることができるのか…?
それは学校も同じです。未来の学校を考えていくときにも,いまの学校の「枠」をどう変化させるか…?
そのために大切なのが「妄想(想像)する」こと。
「妄想する」って楽しいんです。自分たちがなんとなく「当たり前」と思っている「枠」を外して考えてみると,そこには「ワクワク」する未来があるんです。「妄想」を一人ではなく,みんなですると,もっと楽しく,そして仲間になっていくんです。「妄想」の後には,前向きな気持ちになって,「頑張ろう」って思えるんです。
「ヒラメキ」×「トキメキ」→「やる気」
現場に変化を起こすためには,まずは自分が変化する(学び,成長する)こと!!
そんな自分の変化を支えてくれる仲間ときっかけに出会えるゼミです。
あなたも妄想timeに参加しませんか♪
サポーター 玉木実希子
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?