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Be動詞について

Be動詞。このBeは「原形(もとの形)」だということを忘れていませんか?

この原形、Beは主語によって変化していきます。
I のときは am に、You のときは are に、She のときは is に。

シンプルな覚え方としては
am はつねに特別な自分「I」にしかつかない。こだわりの am。
is は「I」でも「You」でもない1人 / 1つのものにつきます。
are は「You」と2人以上 / 2つ以上ものにつきます。

そして、Be動詞には2つの意味があります。
①イコールの役割をする
②状態をあらわす

上のルールをつかって例文を作成していきましょう。

I am an English teacher. I am a tomato lover. I am a crazy person.
私は英語教師です。私はトマト好きです。私は変人です。

 She is a fine chef. She is a potato lover. She is a pretty pianist. 
彼女は元気な料理人です。彼女はじゃがいも好きです。彼女はかわいいピアニストです。

You are a wonderful reader. You are wonderful readers.
あなたはすばらしい読み手です。あなたたちはすばらしい読み手たちです。

We are smart students. They are beautiful flowers.
私たちは賢い生徒です。それらは美しい花です。

などがあげられます。これらの文章はBe動詞を中心に2つの部分にわけられますね。Be動詞はこの左部分と右部分をつないでおり、①イコールの役割を果たしています。

I = an English teacher. I = a tomato lover. I = a crazy person.
私=英語教師。私=トマト好き。私=変人。

①イコールの役割をする際に気をつけたいのは、左の部分と右の部分は同じ数である必要があるということです。単数形、複数形については、下記記事で復習してみて。

さてここで、an English teacher を分解すると a teacher と English にわけられます。ためしに a teacher を説明している English をBe動詞でくっつけてみましょう。

I am  English.(私は英語です)

あなたは英語ではありません。意味が通りません。なぜなら、English は a teacher という単語を説明する役割をになっているからです。

ではこれはどうでしょうか?同様に a crazy person を分解すると a person と crazy にわけられます。ここでも、a person を説明している crazy をBe動詞でくっつけてみましょう。

I am crazy.(私は変です)

(事実かどうかは別として)意味が通りますね!

この文章の中での crazy は、人やものを説明してくれる単語(形容詞)です。ここで、②状態をあらわすBe動詞の意味が発動します。上の例文で、人やものに関して説明をしてくれている単語を使って、左の部分と右の部分をBe動詞でつないでみましょう。

She is fine.(彼女は元気です)
She is pretty.(彼女はかわいいです)
You are wonderful.(あなたたちは素晴らしいです)
They are smart.(彼ら/彼女らは賢いです)
※smartは日本語のスレンダーの意味ではなく、賢いという意味で使います。
We are beautiful.(私たちは美しいです)

🍅状態をあらわすBe動詞を使った、日常会話🍅

“How are you?”  “I am fine thank you, and you?”
この fine は状態のBe動詞だったわけですね。私がよくつかう受け答えは
“(I am) Great! You?” “I am okay, how about you?” “I am alright, you?” などです。

これでBe動詞の肯定文はばっちりです!次回は否定文、疑問文の作り方について書きますね。(🍅)

今日は「私たちが考える、中学英文法の理想的な順番」より「3. Be動詞(現在形)の肯定文」をお届けしました!

1. 名詞の単数形・複数形
2. 指示代名詞の単数形・複数形
本記事 →3. Be動詞(現在形)肯定文・否定文・疑問文
4. Do動詞(現在形) 肯定文・否定文・疑問文
5. 助動詞のcan
6. 5W1Hと組み合わせた疑問文
7. 現在進行形
8. Be動詞とDo動詞(過去形と時制について)肯定文・否定文・疑問文

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