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単語の覚え方③意味と見た目を結びつけよ

英語にアレルギーができてしまっている子によく起こっている、英語が暗号に見える問題。この問題は、まず単語を覚えて解決しましょう!

これまで3回に分けて解説してきた単語の覚え方。今回は3つ目の覚え方をご紹介します。

カメラ記憶を鍛えよ
音と見た目を結びつけよ
本記事 → ③意味と見た目を結びつけよ

視覚、聴覚と、五感に頼ってきた前回に比べて、最後は少し左脳を使います。単語の意味からつづりを思い出そう!という方法です。

例えば「輪」という意味のこの単語。

cycle

では次の単語は何でしょう。

unicycle, bicycle, tricycle

それぞれ「cycle」の頭に何かがついています。「uni-」「bi-」「tri-」は、数字の「1、2、3」を表すつづりです。専門用語では、これを「頭につくつづり」という意味で「接頭辞」と言います。つまり「1つの輪」「2つの輪」「3つの輪」ということで、それぞれ「一輪車」「二転車(自転車)」「三輪車」となります。

日本語も英語も話せる人のことを「バイリンガル」と言いますが、これは2つを表す「bi-」に言語を表す「lingua」がくっついて変化したもの。では3つの言葉を話せる人は?・・・そう、「trilingual」トリリンガルですね!

話を戻して、輪にモーターを付ければ「motorcycle」=自動で動く輪、バイク。「再び」を表す接頭辞「re-」を付ければ「recycle」=再び輪に戻す、リサイクル、循環。

こんな感じで単語の一部分の意味を覚えておくだけで、パズルのように知らない単語も何となく意味が分かったり、書けちゃったりします。

ちなみに単語の後ろにくっつくつづりのことを「接尾辞」と言いますが、やのゆりとは「好きな接頭辞」とか「好きな接尾辞」で盛り上がることがあります。気持ち悪いね!(笑)その話はまた改めて。(🥔)

《まとめ》
①単語の一部分には意味があることがある
②パズルみたいに知らない単語もわかることがある
③単語の前後の一部分を接頭辞、接尾辞という

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