モチベーションで仕事するのはやめたい
最近やたらと仕事が忙しく、自分のやりたいことが思うようにできない日々が続いている。やりたいことをする時間も気力もなくて、寝る、ご飯を食べる、仕事をする、お風呂に入る、稀に掃除するという、ただただ生きるために必要なことだけしている状態になっている。
好奇心が仮死状態になってしまっていて、YouTubeですら内容の濃いものは見ることができない。やりたいことはあるのに、体が拒否してしまう今の状態は、かなり精神的にくるものがある。
こうなってしまったきっかけが、同じチームの社員や主力の業務委託さんの離職だった。繁忙期の年度末を目前に合計3人が一気に離職。戦々恐々としながらも、業務委託さんやアルバイトさんに無理を聞いてもらいながら、何とか乗り切ったような感じだった。
しかしようやく忙しさから解放されると思ったのも束の間。通常は閑散期の4月もなかなかに忙しく、体感的には年度末以上の忙しさとなっている。
通常より3名も少ない状況で終わりの見えない忙しさのなかで仕事を続けるのは、体力的にも精神的にもキツい。そこで、業務委託なりアルバイトなりを増員できないものかと上司に訴えてみたものの、繁忙期に少ない人員で目標を達成してしまったものだから、「本当に人手が必要なのか?」と懐疑的に見られてしまった。
他の業務ができないほど忙しいと言うことを何とか伝えようとしたものの、「原価は抑えられているから、人が足りないなら採用してもいいよ」と言われて終わってしまった。「他の業務ができないほど忙しい」と言っているのに、採用に費やす時間なんてない。そもそも私は役職のついていない平社員なので、本来採用を主導する立場にはない。
そして、それを言ってくる上司は「仕事をしていない」で有名だ。GWの中日に2日も休みを取っているし。まあ休みを取るのは権利だから別にいいんだけど、「みんなも権利だからちゃんと有給をとった方がいいよ」なんて言うもんだからたまったものではない。そんなこと、「人手が足りないんです」とアラートを挙げている人間に対して言うことではないだろう。
この一言に無性に腹が立ってしまい、嫌味のつもりで「そうですね、私も有給取りたいです」と言ってみたが、今度は「休みたい時に休める体制づくりしたほうがいいよ」と他人事のように言われてしまい、もうそれ以上何も言う気がなくなってしまった。何を言っても腹が立つだけだ。
このことがあってから、なんだか仕事のモチベーションも下がってしまっている。仕事に関してはそれなりにモチベーションを持って取り組むことができていたと思うけど、今ではもう最低限だけ仕事をすればいいかなと思い始めている。せっかくスタートアップに勤めているのに最低限の仕事しかしないなんて、こんなにもったいないことはないと思う。
それに、仕事に対する姿勢はモチベーションに左右されるべきではない。どんなに気持ちが落ち込んでいても、一定の、もしくはそれ以上の成果をあげられるようにするのが、仕事に対する健全な姿勢だと思う。
モチベーションひとつで仕事への向き合い方が変わってしまう。そんな自分の未熟さを痛感して、ちょっと落ち込んだ。明日からは、モチベーションと仕事を切り離して、自分のすべきことは何かを考えたい。
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