見出し画像

今、日本のビジネスに必要なのは、活気とワクワク。

"dot" は CNS Inc.(以下CNS)の新しい取り組みとして2021年10月にスタートしました。このプロジェクトを始めた理由、想い、今後の展望について、発起人であるCNS Inc.取締役の西村誠に聞いてみました。

👇"dot" のコンセプトについては、下記をご覧ください。

画像1

西村誠 
株式会社シー・エヌ・エス(CNS Inc.)取締役

これまでテック分野を中心に様々な業界の大型イベントを立ち上げからプロデュースし、現場を指揮してきたジェネラルプロデューサー。ウェブメディア「FINDERS」の事業新設なども手掛け、企業の広告・プロモーション・マーケティング活動におけるクリエイティブの可能性を積極的に拡張してきた。

"dot(ドット)" とはどういったコンセプトに基づいた活動ですか?


西村 "dot"には二つの意味合いがあります。1つ目は、我が社CNSを一歩前に進めるという意味。アルファベットの順番で、「C」の次は「D」、「N」の次は「O」、「S」の次は「T」となることから"CNS" がこれまでの事業領域や枠組みといったものを超えて前進させていくことを意味しています。

2つ目は、CNSとしての既存概念に捉われない新しい「何か」を生み出していくことです。世の中にある全ての物質が原子によって構成されているように、全ての事象やアイデア、コネクションなどにもそれらを構成する要素があります。その無限にある要素を "dot" に置き換えて考え、これらの"dot" 同士を結び付けていくことで新しい「何か」を創り出していく。その為には無数に存在する "dot" を見直し、どのように組み合わせていくのかを探っていくことが必要となります。先ずはその "dot" を見つけていくことを活動の主柱に置いているため、この名前にしています。

"dot" は、大きなものや小さなもの、人でも物でも行動のことでもあるでしょうし、偶発的な要素すら "dot" と言えると思います。「人」と「人」が繋がるだけでも、「点」と「点」が繋がるのと同じこと。普段は見過ごされていたことも、ここに繋がれる何かが出てくるのならば、それはまた一つの要素となる。その要素もまた複数の "dot" で出来ている。

だからこそ、この "dot" を明確に表す言葉があるとすれば「要素」となり、それを見つけ出し、繋げていくことをこの "dot" という活動で行いたいと考えています。

この活動の始動に伴って我々CNSでは新しい取り組みを複数進めています。オンラインイベントの番組化や、海外制作を進めるCRENATIVEをはじめ、ハイブリッドイベントをより効果的に進めるための概念化、その他にもイベントキャスティング力を生かしたサービスも展開予定です。

ただ、現状ではまだ社内の知見での域に留まったものですから、今後は社外の人々も巻き込んで従来の我々の枠を超えたプロジェクトにして行きたいと考えています。


画像7

なぜ "dot" を始めたのでしょうか?


西村 CNSでも色々なことをやってきました。今まで事業も少しづつ拡大してきました。しかし、CNSの中だけではやれることに限界もあります。ビジネスを行う上で「こうしていきたい」というCNSらしい考え方はありますが、そこに第三者の違った視点の意見を取り入れ、自分たちの頭を柔らかくしていきたい。そして、何か次の段階に拡げていきたいと思ったのが、このプロジェクトの始まりです。

先にもお話した通り、CNSには現在進めている新規プロジェクトがあります。それを実行する上で社内の「こんなことをやってみたい」という気持ちだけではなく、そこに外部の血も入れてみることを積極的に進めることで、ネットワークを拡げ、結果として自分達の視野やビジネスの幅を拡張できるのではと考えました。

同時に、自分たちでは考えられなかった新鮮な意見を社外の人々からもいただき、今まで以上にワクワクしながら物事を進めていく。そして、それに携わっていただいた方々と我々CNSが共に刺激を受けて活性化されていくようなスキームを作りたいというのも目的にあります。

この "dot" でのプロジェクトは、必ずしも既存事業からの派生でなくても良いと思っています。実際に、現在進めているものの中には、事業領域としては少し離れたものも存在しています。

何かしらの明確な「目的」を決めてしまうことで、これから出会うであろう人々や物事が絞られてしまうのではなく、ひとりひとりの仕事や、興味の切り口、出会いによって次のプロジェクトが生まれる柔軟性があることの方が面白いと感じています。

もちろん自分たちがこれまでに培ってきたノウハウを活かせればベストですし、実行する上で自分たちのスキルを使うことは根本にあると思います。ただ、今まで「イベントを制作していたから」「デザイナーだから」などという枠組みに縛られてしまうのではなく、外に出てもう一歩先のところにある、見たことがない「何か」を、ワクワクしながら積極的に探しに行ってもらいたいと思っています。

「多様な意見を取り入れ、考え、実践に移して行く」これらのアクションが出来る場として "dot" を作りました。

画像8


画像5

社外のどんな"つながり"を期待し、強化していきたいと考えていますか?


西村 この "dot" の考え方である「⾃分たちの概念や領域から⼀歩踏み出して、そこにある点を⾒つけ、創り出し、繋いでいく」ことに賛同していただける方でしたら、ジャンルを問わず、様々な方と繋がっていきたいと思っています。

単純にビジネスだけの付き合いではなく、「一緒にこんなことをやってみようよ」と積極的に関与してくれる人や、色々な意見を言い合える人との繋がりを拡げていく。そして、そういった方々に、CNSのノウハウや経験でお返していく。そんな関係を作り上げられたらと考えています。


画像4

"dot" でCNS社内にはどんな影響を期待していますか?


西村 "dot" を通して、みんなにもっと「この仕事って楽しい!」と感じてもらえるようになればいいなと思っています。

ものづくりはたくさんの要素を組み合わせて一つのものが出来上がるので、一見その一つの要素のことだけに目を向けてしまうと目の前の仕事を「作業」的に単調に取り組んでしまうこともあると思います。しかし、出来上がるものがより良くなることを想像して、組み合わせる過程に創意工夫を加えたり他のエッセンスを取り入れることで、自らがワクワクしながら考えて進んで行ける機会をつくっていきたい。この "dot" がみんなの興味や好奇心を掻き立てて、仕事を受け身で捉えるのではなく、能動的に動きたくなるような、そんな環境づくりの役に立てばと考えています。

画像8


画像2

今後、この "dot" で生まれたものが、どうなって行くことを期待していますか?


西村 それは生まれる「何か」によって、どう導くか、事業化するのか、は変わって行くでしょう。新しいサービスになるようであれば、それが一つの事業なり自走していければと良いと思っていますが、その「何か」は必ずしもサービスでない可能性もあります。社会貢献に繋がるものかもしれませんし、私たちのビジネス効率を高めるものかもしれません。そのため生まれてくる「何か」により先に求める結果は変わってきますから、どのような実を結ぶのかは私自身も楽しみにしています。

いずれにしろ、社内外でこの "dot" に関わる皆さんが WIN-WIN(ウィンウィン)の関係になれるのがベストだと考えています。

そして、社員が抱いた夢の実現の一助になったり、何か新しいことを自ら取り組めるという期待感を醸成できるような空気感を社内に生み出したいと考えています。


画像3

最後に一言お願いします。


西村 "dot" は、『世の中に活気と元気を与えていくプロジェクト』です。先ずは"dot" に関連する人々との間に何かしらの利益が生み出され、お互いに活力や元気を与える相乗効果になって行けばと思っています。そしてその結果として、ここで生まれた”何か”が世の中に浸透していき、それが経済や社会の貢献に繋がるようなものになれば良いなと考えています。

"dot" には結論がありません。くっついたり、離れたりを繰り返する柔軟性の高い実験的なプロジェクトです。何を目指すかは、その "dot" 次第です。そのこれからの可能性を皆で作り出して行きたいと強く願っています。

日常の中で見落としていたり気になっていること、そして個人個人で思いついていることは誰にでもあるはずです。それを自分一人で考えているのではなく、言葉にすることで、角度の違う目線で見ている誰かがそれを拾えるかもしれない。それが点と点を結ぶこと "dot" だと信じています。

楽しさやワクワクが世の中にインパクトを与える。

何かアイデアやご意見を持っていたり、この "dot" に加わりたい!と感じた方は、ぜひご連絡いただきたいと思っています。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
" dot " は、クリエイティブなアイデアをつなぎ合わせ、世の中を元気にするエッセンスを創出していくことを目指した活動です。

【問い合わせ先】
 CNS Inc. facebook page
 CNS Inc. linkedin page 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?