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日常をつかむ、そしてできたら乗りこなす

いつも寝る時間に寝れない日が続いてきてしまっています。
そしていつも起きる時間よりも早く目覚めてしまう日が続いてしまっています。
要するに睡眠時間が短くなっている。
わたしにとってこれは由々しき事態なのです。

わたしが普段から頭の片隅で意識している「頭・体・心」のバランス。
歪な形にならないように、なるべくきれいな正三角形になるように、って考えてる。
一番とっつきやすく整えられるのは体なんです。
3食抜かずにきっちり食べたり、温かいものを飲んだり、まず摂り入れるものが優しくあること。
それから深呼吸したり(ちゃんと吐き切る)、トイレに行くのをうっかり忘れないように気にかけてあげたり、湯船に浸かったり、排出が滞りなく巡ること。
あとは脊柱の柔らかさを保つストレッチや、適度に軽く心拍数を上げる運動をしたり、自律神経の切り替えがスムーズにできること。
そして大切なのが、きちんと休息をとること。

その休息が、量的にも質的にも最近少ないのです。
なんでだろう、眠さというものがなかなかやってこない。

体がきちんと休まらないと、頭が変に冴えてしまう。
冴えた頭で余計なこと考えてしまって心がざわざわする。
最近では世間で有名な方のパワハラセクハラ、性加害というワードが、もう9年にもなる昔の嫌な記憶を呼び起こしてしまって、喉の奥がヒュウ、って詰まる感じがします。
その人のことを恨んではいないんだけど、ただただその記憶をことあるごとに思い出すという自分のかさぶたがすごく足枷に思えて悔しい。
…とか何とかそういうことを感じて考えてしまっているのです。

わたしの場合こういうざわざわしたことがあっても、体をきちんと整えるために自分の時間を費やすことで、思い通りに整って大波に攫われずに済むことがずいぶん増えてきているんですよね。

ただ今週は最後に残っていた親知らずを、歯科で2時間かけて抜歯したこともあって、物理的なダメージも結構受けちゃいました。
必要な処置だし先生自体に何の気持ちもないけど、成人男性が力を込めて自分の歯を砕き引っこ抜くというあの圧が、痛いというより怖くて、年甲斐もなく泣いてしまって。
あんなに早く終わってほしいと思った出来事も久しくなかったと思うくらいでした。
全身が力んでしまってよくわからない筋肉痛が出てきたのはさすがに呆れました。

顎は痛いし食べられるものに制限があるし眠れないしで、どんどん三角形の一端が乱れていく。

毎日太陽の位置を確認して正面からお日さまを浴びよう。
背中がこわばって固くなっているのを時間かけてほぐしてあげよう。
紫陽花がいろいろなところで咲き始めているから、流し見するんじゃなくて立ち止まって、色を観察したり写真に収めたりしよう。
顎の腫れが引いてきたので銭湯にいってのんびりお風呂に入ってこよう。
食べられるものが増えてきたから、明日はちゃんとお味噌汁作ろう。お出汁たっぷり入れたぷるぷるの卵焼きも作ろう。

ああ…そうだ。思い出した。
やらなきゃと思ってることがたくさんあるんだった。

開業届の手続きの勉強しなくちゃ
ピラティスのエクササイズまとめたリール作らなきゃ
レッスンのチラシデザイン仕上げなきゃ
美容院の予約入れなきゃ
粗大ゴミの申し込みしなきゃ
スキンケア忘れずやらなきゃ

やりたいなと思って始めたはずなのに、いつしかやらなきゃいけないと思ってタスクを積み重ねてしまう。
わたしの悪い癖です。
やらなきゃいけないことなんて本当はない。全部わたしがやりたいこと。
わたしの頭のキャパはやはり小さいようだから、ひとつずつ丁寧に、頭に抱えすぎないようにしてあげたいです。
一度にたくさんできないから、ひとつずつだな。ああ、思い出せてよかったです。

さて、寝ましょう。
よし、頑張って寝てみましょうね。

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