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祖母孝行〜その後〜(#40)

以前こんな記事を書きました。

この贈り物が、先日届きました。

中には食料品がたくさん。
インスタント食品、電子レンジなどで手軽に食べれる加工食品、祖母手作りの漬物など様々なものが届きました。
ホントにありがたい限りです。

「届いたよー、ありがとね」

電話を掛けて世間話しました。
祖母はもう90近いのかな?それくらいの高齢なのですが、幸いにもボケがくる傾向もなく会話もスムーズにできます。
お互いに健康第一に身体を大事にしようね、という会話をしました。

電話していて改めて気付いたのですが、電話で話してる自分の口調が親と話すそれでもなく、仕事の時のそれでもない、なんか「子どもっぽい話し方」になっていました。
無意識に孫を演じてるのかな?
不思議な感覚でした。

さっそく、前回の記事に書いた通り、お返しを何にしよう?と思い母親に相談しました。

病院通いしてるから身体にいいモノがいいんじゃない?とのこと。

わたしがなにか手作りのものを贈ることもできない(そんなスキルがない)ので、栄養補助食品のようなものを選んで贈りました。

今年の抱負として掲げた
 1、誰かのためになることをする
を微力ながらも出来たかなと思います。

祖母は杖をつきながらですがまだ自力で歩けています。
家の近くにある馴染みのお店(何屋さんかよくわからない、何でも置いてある店)に電話して、どんなものがあるか確認してからお店に行き、そこから贈ってくれたみたいです。

身近な存在ですが、「祖母のため」を思って贈り物を考え、贈り物をお互いに贈り合うことで、ささやかながら「祖母孝行」が1つできたかな、と。

冷めた言い方すれば、贈ってくれたものもわたしが贈ったものも、それぞれ探せば買えるものがほとんどです。

それでも相手のことを思って贈り物をすることに価値があるな、と改めて実感しました。

また、わたしと電話越しにでも話すことで、少しでも祖母の暇つぶしや気分転換になって、これからも元気でいてくれればいいなと、思います。

最後に「チキンライス」からワンフレーズ抜粋。

親孝行って何?って考える
でもそれを考えようとすることがもう
親孝行なのかもしれない

作詞:松本人志、作曲:槇原敬之
「チキンライス」

以上、おしまい。

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