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超初心者向け。サッカーの試合で使われている言葉の説明企画〜初級編〜(#118)

とあるキッカケから、友人と、サッカーで使われる言葉を出し合ってみました。
「プレスをかける」
「縦にボールを当てる」
「中にえぐる」
「ポストプレイ」
「ロングフィード」
「スローイン」

カタカナ英語の単語からプレイの内容を指す言葉まで、ここには書ききれないくらいどんどん出てきました。
これが結構面白くって。

でも、お互いに、
「初心者向けにサッカーの言葉を教えるのって難しいよねー」
そんな会話になってしまいました。

そこで、
日本代表戦程度しかサッカーを観ない
これからサッカーを観てみたい
という方々に向けて、簡単にサッカーの用語や意味、実況解説者が説明するプレイが何を指しているかなどを簡単に噛み砕いて説明してみたいと思います!

この五輪期間中に、1人でもサッカーを好きになっる人が増えて、Jリーグを観るようになってくれたら嬉しい限りです。

ちなみに、私は一応サッカー経験者です。
とは言っても少しだけサッカーをかじったことのあるただの素人なので、長年サッカーをやっている方の捉えている意味と違っている箇所もあるかもしれません。

それでも、サッカー観戦を楽しめていることに変わりはありません。
もし「それは違う!」という場合はコメントで指摘いただければと思います。

TVなどで観ていて、実況解説の方が何を言ってるのかわからないよりは、少しでも話してる内容がわかればより楽しめると思い、この企画を書くことにしました。

今回は、初級編として「フォーメーション」について簡単に説明します。

0.まずはじめに

フォーメーションの話をする前に。
サッカーで使われる用語として2つの目線があります。

1つは「実際にプレイをしているプレイヤー目線」、もう1つは「観戦者目線」です。
(Jリーグを観戦している方などを含めると「サポーター目線」もありますがここでは省きます)

この2つは重複している用語も多いため特に分けずに書いていこうと思います。

またカタカナ英語が多いため、適宜、簡単な説明を補足していこうと思います。

1.フォーメーションの種類

サッカーは11人で行うスポーツです。
フォーメーションとは、11人、厳密に言うとゴールキーパーを除いた10人をどのボジションに配置するかを表しています。

野球の場合はピッチャー、キャッチャー、ファーストなど決められたポジションに1人ずつ付きますが、サッカーはそうではありません。

ゴールキーパー1人を除いた10人をどのポジョンに何人おいてもOKです。

フォーメーションは時代によって変わっています。
フォーメーションの数え方は次で説明しますが、
4231
4141
433
442
352
343
361
など色んなフォーメーションがあります。

対戦相手がどんなフォーメーションかを見てみるのも楽しいかもしれません。

2.フォーメーションの数え方

フォーメーションは数字で表されます。
日本代表のフォーメーションは4231、
「よんにーさんいち」
と読みます。

これは、ゴールキーパーを除いて、
 ディフェンダー:4人
 守備的ミッドフィルダー:2人
 ミッドフィルダー:3人
 フォワード:1人
の順番で、それぞれのポジションに何人ずつ選手を配置しているかを指しています。

なぜ守備的ミッドフィルダーだけ、ミッドフィルダーの中でも分けられているかって?
わたしもよくわかりません。笑

昔は451と言っている時もありました。
どちらでも間違いではないです。

おそらくですが、451のフォーメーションには、
4141(守備的ミッドフィルダー1人)
4231(守備的ミッドフィルダー2人)
4321(守備的ミッドフィルダー3人)
などのバリエーションがあるため、それをわかりやすくするためだと思います。

3.フォーメーションにおける、各ポジョンの呼び方

先日行われた東京五輪の男子サッカー、日本代表vsフランス代表のフォーメーションを例に説明します。
先日の日本代表スタメンは以下の通りです。

〇GK(ゴールキーパー)
 ゴールキーパー(GK):谷晃生
〇DF(ディフェンダー)
 サイドバック(SB):酒井宏樹、中山雄太
 センターバック(CB):吉田麻也、冨安健洋
〇MF(ミッドフィルダー)
 ボランチ:遠藤航、田中碧
 サイドハーフ(※):堂安律、旗手怜央
 トップ下:久保建英 
〇FW(フォワード)
 センターフォワード:上田綺世

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ゴールキーパーはゴールを守る選手。 
フィールドにいる中で唯一、手を使ったプレイを許されているポジションです。

サイドバックとサイドハーフは両サイドにいるので、右サイドバック、左サイドバックなどで分けられます。
サイドにいる選手は攻撃にも守備にも参加が必要なので、運動量が求められるポジションです。

サイドハーフとして※を付けた所は、場合によっては「ウイング」と説明される場合もあります。
日本代表においても、サイドハーフというよりウイングに近い気もしますが、ウイングとサイドハーフの違いはひとまず気にしなくていいと思います、難しいので。
ウイングの場合はフォーメーションの表現を4231ではなく、433と表す方が適切かもしれません。
ウイングにあたる2名を「フォワード」としてカウントするためです。
でも、あんまり細かなことは気にしなくていいです。

守備的ミッドフィルダーのことを「ボランチ」と言います。
守備的とは言うものの、攻撃にも参加します。

トップ下は、フォワードのことを「トップ」ということから、「トップの下に位置する」ことからトップ下と呼ばれています。
守備的ミッドフィルダーと対照して、攻撃的ミッドフィルダーと言うニュアンスで捉えてもらえれば問題ありません。
チームの中で攻撃の中心を任されるポジションです。

センターフォワードは真ん中にいるフォワードという意味です。
「センター」という言葉は付けても付けなくてもいいです。
センターフォワードと言うときは、フォワードが1人の時に使われることが多いです。
また、フォワードは「トップ」とも呼ばれます。
先日の試合では上田綺世のみがフォワードだったため、「ワントップ」と表現されていました。
2人フォワードの選手がいる場合は、「ツートップ」と表現されます。

4.最後に 

今回はここまでにしたいと思います。
次からは、ポジションごとに求められる役割や実際のプレイについてなどについて説明をしていく予定です。

 続きが読みたい!!
 いい試みだと思う!!
 なんとなくわかった気がする!!
 周りにサッカーのことを聞きたくても、何がわからないのかすらわからないからとりあえず知りたい

という方はスキ♥を押していただけると、この企画を続けるモチベーションになりますので、是非お願いします!

それでは、読んでいただきありがとうございました。

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