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【ポンド円】 8/12~16 来週の相場分析

こんにちは。

日銀の追加利上げとBOEの利下げ実施で、ドル円と同様に崩れたポンド円。

一旦は落ち着きを見せて戻しを作っていますが、今後どのように攻めるべきでしょうか?

8/12~、来週のポンド円の相場分析を配信します。

ファンダメンタル分析

英ポンド:CPIは高止まりとインフレは未だ根強いがBOE利下げ実施のポンド安

日本円:前回会合で追加利上げを実施。今後の利上げも辞さない植田日銀総裁のタカ派姿勢で金利差縮小期待の円高

これまでマイナス金利を維持してきた日本銀行が、マイナス金利の解除後間も無く追加利上げを実施、更に今後の状況次第では追加利上げも辞さないと言ったタカ派発言で大きく円高に。

また、先々週末の米雇用統計の大幅悪化が世界的なリスクオフにもつながり、円買いに拍車を掛けました。

先週は内田副総裁のしばらくは金融緩和を維持すべきといったハト発言や急落の調整から円の売り戻しが進んでいますが、大局的には円高ポンド安が続くものと見ており、トレード戦略としては戻り売りです。

来週も英雇用統計から小売売上高など重要な経済指標の発表を控えております。これらの結果が崩れればさらにポンド安が進みますが、逆に根強い経済状況を反映する結果が出ればポンド買いに戻るので注意深く結果を見ていきましょう。

テクニカル分析

日足

先述のファンダを背景に急速な円高ポンド安が発生も、現在は一度安値を付けて円安ポンド高に進んでいます。

引き続き基本姿勢は戻り売りですが、ドル円と比べ上位足のレジサポがわかりづらいです。

画像のフィボナッチ・リトレースメントの各ライン付近で過去に高安値を付けており、おおよそこのあたりで反発するのではないかと見ておりますが、下位足のエントリーポイントや随時値動きの落ち着きを見て戻り売りを仕掛けたいと思っています。

4時間足

ドル円と同様にEMA50に沿って下落しており一旦のショートの仕掛けどきですが、レジサポがかなり不明瞭でドル円のみ攻めるので良いかと考えております。

1時間足

ほぼドル円と同じような値動きかつ、ドル円の方がレジサポが明瞭なので、今はわざわざポンドを触るような相場でもないかと考えております。

リスクヘッジの観点でも、クロス円同士が似たようなチャートで推移してる場合は、わかりやすい通貨ペアをどれか1つで攻めるのが良いです。

経済イベントについて

来週もCPI、小売売上高など注目の経済指標が多数発表を控えております。

これらの結果が崩れればさらにポンド安が進むので注意深く結果を見ていきましょう。他方でこれらが好調な結果や根強いインフレを反映させる結果を見せた場合は戻り売りのチャンスになると見ております。

来週も利益のチャンスはやってくるかと思いますので、ぜひ各種トレードテクニックと組み合わせながらしっかりとエントリーチャンスを確実に掴み利益を拾いましょう。

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短期ポジションはこれら経済指標の発表前にしっかりと閉じておきましょう。それでは来週もよろしくお願いします!

動画解説