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【CM-Day Guide07】CONTENT MARKETING LABの元編集長!ENECHANGE株式会社 三友直樹氏

こんばんは!CONTENT MARKETING DAY2021まであと2週間!今回はコンテンツマーケティングを事業会社で実践されている、ENECHANGE株式会社エネチェンジ事業部の三友さんについてご紹介します!

マーケティング戦略とコンテンツ制作、2つの切り口でコンテンツマーケティングを実践

三友さんはIT系ネットメディアの編集・記者を経て、インドやシンガポールで記者として活動。その後株式会社日本SPセンターに入社されました。そう、実はContent Marketing Academyが運営するオウンドメディア「CONTENT MARKETING LAB」の元編集長なのです。

当時の三友さんは出版社など様々な業界のコンテンツマーケティング支援を行っていました。現在は「中の人」として、実際に案件化に結び付けるコンテンツマーケティングの手法を内部から実践されています

海外のContent Marketing Institureカンファレンスにも毎年参加しており、海外のコンテンツマーケティング事例や手法にも明るい方です。今回、2018年のCONTENT MARKETING DAY登壇から実に3年ぶりに登壇いただきます。

常に物腰柔らかく、男女問わずモテモテの三友さんですが、テーマとセッションは超重厚。穏やかな語り口の中に秘める熱量を感じるセッションになっています。

余談ですが、三友さんも以前noteを運用されていたようなので、勝手に宣伝しちゃいます!

企業として「Give」に徹するには?~コンテンツマーケティング戦略の設計ノウハウ~

セッション名にはGiveに徹するという言葉がありますが、単に利他的に、読者に何もかも情報を提供する「奉仕」ではない、という前提が初めに語られます。

三友さん自身セッションで話しているのが「相手を支援することが、自社の利益にもつながる仕組みを作る」こと。セッションで紹介された書籍にはこんな言葉が。

『利他的なことを行っていても、動機づけが利己的であれば、”利己的”と見なされますし、逆に自分のために行っていたことが、自然と相手をケアすることにつながっていれば、それは”利他的”とみなされます』―「思いがけず利他」より

つまり、単に執筆者が「楽しい!」というコンテンツを作るだけではNG。企業側がコンテンツ提供を通して、自社のどんなKGI・KPIを達成していくのか事前の設計が非常に大事です。

また、自社コンテンツをマーケティング戦略に組み込むとき、非常に重要な観点になるのが「専門性」。自社に他社と差別できる「専門ノウハウ」があるか。

またオウンドメディアで集客した顧客は、実際の購買まで見込めるのか。セッションでは、Yes noのあみだ形式で自社の専門性のある・なしをチェックすることができます。

また、専門性が高く戦略を立てやすい企業、専門性が低く戦略が立てにくい企業などを、分かりやすく紹介いただいています。

三友さんのセッションで特筆すべきは、「専門性が低い場合」の戦略設計方法までレクチャーしてくれること。オウンドメディアは一概にお問い合わせ数や商談数だけが目的ではありません。自社サービスの専門性が低い場合、どんなKGI・KPI設計を立てればよいか。専門性が弱い企業のマーケティングにも手を差し伸べてくれる、現場の救世主です!

また後半では、三友さんが実際に取り組んでいるコンテンツマーケティングの手法と成果を体系化して紹介しています。事業会社でコンテンツ戦略を考える人にしか語れない、貴重かつ実践的な内容です。痒い所に手が届く!内容となっています。

セッション時間は50分ほど。三友さんはとにかく構成が分かりやすく、セッションにも飽きさせない工夫が満載です。私は現場で視聴しましたが、50分があっという間に感じられました。

セッション視聴時間は少し長めにはなりますが、コンテンツマーケティングを実践する人には超必見のセッションです。教科書的な話ではない、現場ですぐに生かせる戦略設計を学ぶことができます。

現場でメルマガを配信したり、コンテンツSEOを実施されていたりする方には、特におススメです!

予告動画


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