【整備記録】 オハ25-551(北斗星ロビー / JR北海道)
こちらの種車は、TOMIXの「98656 北斗星3・4号 JR北海道仕様 基本セット」から捻出しています。
3往復時代の北斗星3・4号を定期化する際に増備された、JR北海道としては唯一の全室ロビーカーです。
今回は北斗星3・4号ではなく、夢空間3両以外はJR北海道車で編成された、夢空間北斗星の4号車として組み込みます。
施工前
オハ25-551は、同じ増備車であるスハネ25-503と似た様式の内装になっていました。
大型のソファはスハネ25-503と同じように細かく再現されています。
バーカウンターはもちろん、ソファ側にあるスタンドライトの照明も形だけ再現されています。
電話ボックスやシャワー室の位置も再現されているのですが、シャワー室前通路の奥行きが1.1部屋分ぐらいしかなく、途中で行き止まりになっています。ちょっと中途半端ですが遠目に見て分からないから省略されたのでしょうか。
また、室内灯用の「固定足」を装備するために通路側のメンテナンスハッチからデッキへのドアまでの壁は省略されています。
基本的にはスハネ25-503と同じ意匠で再現しつつ、カウンターやカウンター後ろのステンドグラスといった目玉の装備は内装表現で再現したいと思います。
内装再現
ロビー
室内が広く再現できる壁も少ないので、作成した点数は少なめです。
ロビーもカウンターの木目調やカウンターに入るための低い扉を印刷で再現した他、カウンター後ろのステンドグラスも写真から忠実に再現してみました。すっごくいい感じになりました!
ソファの色はスハネ25-501でやった紫にしようと思ったのですが、一旦ソファ形状が似ているスハネ25-503と同じ茶色にしています。
床はマスキングテープで埋めました。少しラベンダーっぽいグレーという感じの色です。
ソファの間のテーブルは白で、ソファと窓の間は木目調だったようなので焦げ茶にしました。また、窓下も同じような焦げ茶の木目になっていたのでこちらも焦げ茶で塗装しています。
電話ボックス側の表現も、電話ボックスと下にあるロビー側壁面にある冊子入れを再現。またテレビはブラウン管タイプで再現しました。
廊下
廊下はかなり短いですが、ロビー端にある電話ボックスはスハネ25-503と同じ体裁で再現しました。
また、シャワー室は模型の内装の都合上1.1部屋分しかないので、シャワー室の扉もそこまでを再現しています。奥の突き当り壁の再現はしていません。
短い廊下を通ってデッキ側に抜ける途中にあるメンテナンスハッチもばっちり再現しています。
あと地味なところでは、カウンター横の通路に飾られた絵画なんかも再現しています。覗き込まないと見えないのでただの自己満ポイントです。
絵画自体は本物の絵の写真を入手できなかったので、それっぽい北海道の風景画を入れておきました。
デッキ
デッキも他の車両と同じように再現しました。
デッキ側の入り口は中央に扉があったので、そのような体裁で再現しています。配電盤などは想像でそれっぽく作りました。
室内灯
こちらもスハネ25ー503に倣って配色を決めたのですが、ロビーとロビーから続く廊下、デッキという感じで、結局はすべて電球色になりました。
全景
全室ロビーカーは反対側の壁面も良く見えるので、カーテンと一体化した柱の再現やカーテンボックスの再現がとても良いです。
電話ボックスやシャワー室も、スハネ25ー500と比べると見えやすいので目立って再現したかいがありました。
方向幕も無いしトイレタンクも無いので下回りもシンプルな感じになっています。
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