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3008 北斗星 ロイヤル・デュエット「オロハネ25-551~553」カーテンパーツ取付説明書

北斗星10号車、ロイヤル・デュエット合造車の「オロハネ25-550」用カーテンパーツです。本商品は全4両あるうちの、車番551、552、553の3両向けとなります。ロイヤル個室カーテンと、デュエット個室の上下寝台のブラインド、通路側ブラインドを再現することができます。


パーツ構成

ロイヤル個室カーテン×3(内、予備1)
ロイヤル個室レースカーテン×3(内、予備1)
デュエット個室上段ブラインド×4(内、予備1)
デュエット個室下段ブラインド×5(内、予備1)
通路側ブラインド×11(内、予備1)
寝台シーツ(ロイヤル個室用)×4(内、予備2)
寝台シーツ(ソロ上段個室用)×8(内、予備2)
寝台シーツ(ソロ下段個室用)×10(内、予備2)

組み立て手順

【カーテンパーツの閉じ具合の目安】
ソロ上段・下段寝台と通路側のブラインドは、閉じるとき以外は窓から見えることがないため、全開の場合は取り付ける必要はありません。
夜間走行時は、寝台側は使用されている寝台は基本は閉められていて、通路側は個室ということもあり開放B寝台とは違い開けっ放しだったようです。
朝方走行時は、開いている状態と閉じている状態がまばらな感じにするといい感じになるかと思います。

ロイヤル個室のカーテンについては、ブラインドとは違って全開の場合でも窓から見えていました。寝ている個室や在室している個室は全閉、半閉状態、もしくは全開だけどタッセルで束ねていない状態で再現するとそれらしくなると思いますのでご参考ください。
また、取り付け方にも記載しましたが、全閉だけどレースカーテンだけ少し開いているなどを混ぜるとより表情が豊かになります。

ロイヤル個室カーテン、レースカーテン

B寝台個室はカーテンもしくはブラインドのみでしたが、A寝台個室になると、カーテンとレースカーテンも取り付けられていました。
こちらのカーテンパーツセットでも、カーテンとレースカーテンの組み合わせを再現できます。
ここでは、ロイヤル・ソロ個室車とは違った取り付け方をご紹介します。

ロイヤル個室カーテンの全閉状態(レースカーテンだけ半開)を表現する場合
まず、カーテンとレースカーテンを切り出します。
この際、レースカーテンはまっすぐ切り落とすのではなく、斜めだったり少しカーブする感じに切るとより実感的になります。

カーテンはそのまま切り出し、レースカーテンは左右に分かれるように切り出す

窓の外から見て、レースカーテン→カーテンの順番になりますので、金色のカーテンパーツの両端に細く切った両面テープを貼り付けます。その上からレースカーテンのパーツを張り合わせます。

カーテンパーツの下側には、それぞれ折り返しの表現があるので一応上下の向きにはお気をつけください

レースカーテンの左右に、細く切った両面テープを貼り付けて、窓を表から見ながら裏面から貼り付けます。

カーテンはしまっているがレースカーテンが占めきれていない状態が個人的に好きです

ロイヤル個室カーテンの半開状態を表現する場合
こちらも使用感があって好きな表現ですが、カーテンが中途半端に開いている状態を再現します。

台紙から切り出す際、開けたいカーテンの状態をイメージしながら、両サイドのカーテンが残るように中央だけを切り抜きます。

真ん中のカーテンの状態のように切り抜く

その状態でカーテンとレースカーテンを切り抜きます。

切り抜いたカーテンとレースカーテン

窓の外から見て、レースカーテン→カーテンの順番になりますので、カーテンパーツの両端に細く切った両面テープを貼り付けます。その上からレースカーテンのパーツを張り合わせます。

カーテンパーツの上にレースカーテンパーツを両面テープで貼り付ける。更に窓ガラスに貼り付けるために、レースカーテンの端に両面テープを貼り付ける

窓ガラスパーツに取り付けます。

開き具合や角度を調整しながら貼り付ける

ロイヤル個室カーテンの全閉状態、全開状態を表現する場合
ロイヤル・ソロ合造車の方で説明していますのでご参考ください。

寝台側窓ブラインド(デュエット上段寝台用)

上段寝台の窓パーツは、窓部分だけが突き出た形になっているため、ブラインドの下部に両面テープを貼り付けて取り付ける形になります。

半閉状態を再現する場合は、細かい切り抜きが必要になりますが、写真のようにブラインドの間をくり抜く形になります。

左が全閉状態にするために切り出したブラインド、右が半閉状態にするために間をくり抜いたブラインドです

下の色が違う部分に、小さく切り出した両面テープを貼り付けます。

ブラインドの下側の色が違う部分に両面テープを貼り付ける

両面テープを貼り付けたら、窓ガラスパーツに貼り付けます。裏から見るとわかりにくいので、表面から見ながら貼り付けると位置調整がしやすいです。

表面を向けたまま、裏面から貼り付けると位置調整がしやすいです

寝台側窓ブラインド(デュエット下段寝台用)

ブラインドパーツを切り出します。
半閉状態を再現する場合、パーツの下面に「ブラインドの持ち手」を表現しているので、パーツの下を残して上部を適当なサイズで切り落とします。

左が全閉状態、右が半閉状態

ブラインドの両端に両面テープを貼り付けます。
小ネタですが、細かいパーツを取り付けるときにはカッティングマットに両面テープを貼ってから、適当な大きさに切り出すとサイズを調整しやすいです。

両面テープを貼り付けた状態

両面テープを貼り付けたら、窓ガラスパーツに貼り付けます。裏から見るとわかりにくいので、表面から見ながら貼り付けると位置調整がしやすいです。
ブラインドの下部に持ち手があるので、それを意識しながら貼り付けるといい感じになります。

写真は試作品だったので持ちての部分の表現がない

通路側窓ブラインド

取り付け方に関しては、デュエット個室と同じです。
切り出したパーツに両面テープを貼り付けたら窓ガラスパーツに貼り付けます。

個室車の通路側ブラインドは、夜間走行時も通常はあまり閉めることがなかったようなので、取り付けなくても良いかなとは思います。通路側の表現の変化をつけるのにいくつか閉じるか半閉にするかをしても良いかな程度になります。

窓ガラスをボディに戻して車体を取り付けるとこのような見た目になります (試作品の為、持ち手表現がない)

寝台シーツ(ロイヤル個室、デュエット個室)

ロイヤル個室寝台シーツ
入線時にはシーツが敷かれた状態でしたので、再現する場合は寝台シーツを取り付けてください。外から見たときにせっかく再現した寝台がわかりにくくなるので良し悪しという感じです。

切り抜いた寝台パーツ

枕や浴衣が書き込んである方を通路側にして貼り付けます。
なお、裏の全面に両面テープを貼って取り付けてしまうと、外すときに印刷面も剥がれてしまう可能性があるので、小さく細切れにした両面テープで軽く貼るだけにしたほうが良いかと思います。

ロイヤル個室への寝台シーツの取り付け

デュエット個室寝台シーツ
デュエット個室も、枕や浴衣が書き込んである方を通路側にして取り付けます。上段用、下段用でシーツの幅が異なります。
こちらも裏面の両面テープは小さめのものにすると剥がしたときに寝台側の印刷が持っていかれにくくなります。

デュエット上段寝台への寝台シーツ取付状態
デュエット下段寝台への寝台シーツ取付状態

完成例

取り付けた状態のサンプルです。

デュエット個室の全閉状態と半開状態
ロイヤル個室の全閉状態と半開状態
通路側ブラインド(試作品の為、持ち手表現がない)

関連リンク

内装クラフトシート取付説明書

この車両を含む内装クラフトシートセット


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