「clusterをさらに多くの方々に届けたい」。はじめての転職でクラスターマーケティングチーム新規立ち上げに猛烈に惹かれた理由と、入社3ヶ月のいま感じること。
―まずは、入社前にクラスターを知ったきっかけから教えてください。
ドリコムに新卒入社して以降、ずっと培ってきたファンマーケのノウハウを活かせる新規事業の立ち上げを当時社内で検討していました。今から3、4年ほど前の話です。その中で、バーチャルインスタグラマーやバーチャルアイドルなど、今でいうメタバース領域の一端を調査していた時期があり、クラスターはその中で知ったのかもしれません。……正直なところ、知ったきっかけは覚えていません(笑)。
マーケティングの情報収集としてバーチャルファッション・音楽ライブなどのポップカルチャーの動きや、clusterやVRChatのようなバーチャルなコミュニティ関連のニュースをウォッチし、今後の可能性や展望を考えたりしていました。まさか将来的に入社するなんて思ってもいませんでしたが(笑)
―では、クラスターに入ろうと思った決め手は?
はじめての転職だったこともあり、最初から視野を狭めないためにも、エージェントからの紹介も含めて多種多様な企業とお話をしました。方針に決めていたのは、
①マーケターとして再チャレンジすること
②前職とは違う事業領域(ゲーム事業以外)であること
③これから市場が拡大していく分野であること
以上の三点です。そんな中、エージェントからおすすめされた企業のひとつがクラスターでした。以前から興味のあったメタバース領域に挑戦している企業であることは知っていたので、名前が挙がったタイミングから強く興味を抱いていました。
マーケティングから離れて2年間、バーチャルシンガーに近い音楽事業の立ち上げと推進をしていたこともあり、メタバース領域にもっと深く踏み込んでチャレンジすることは転職を決意する直前まで考えていました。しかし、まだ発展途上な分野であり、イチから立ち上げるには大きな先行投資が必要で、短期の収益化を求められる当時の組織では参入が難しいと諦めていたんです。
クラスターの選考では、代表である加藤のまっすぐで熱い想いに心惹かれました。心の底からメタバースの可能性を信じ、人生をかけて事業を展開している<覚悟>がひしひしと伝わりました。彼が率いる会社・組織は絶対強いな、と信じられる迫力がありました。
また、ちょうど新しくマーケティングチームを立ち上げるタイミングだったことも大きな決め手のひとつです。COOの成田さんと会話を重ねる中で、自分がクラスターでやりたい事のイメージが合致し、これまで自分が得意としてきた“イチからチームを立ち上げて突破していく力”が役立つのではないかと思ったんです。また、前職で新規事業立ち上げを行う中で、マーケティングの重要性を改めて実感したこと、市場を開拓していくには一人ひとりが高い熱量を持った強い組織が必要だと痛感したことを踏まえて、クラスターでマーケティングを推進することは自分自身にとっても意味があることだと考えました。
―現在の業務内容、チームの雰囲気を教えてください。
入社時点から担当しているのは『AvatarMaker(アバターメイカー)』の企画と利用促進です。Twitterを中心にしたプロモーションに加えて、毎月25日を『アバターの日』と銘打って、cluster内でコミュニケーションイベントを開催しています。AvatarMakerで毎月リリースされる新アイテムの企画も担当しています。クラスターはまだ大掛かりなプロモーションを仕掛けるフェーズではありません。まずはcluster内の各機能を充実させ、多くの方に利用してもらえる状況を目指しています。
マーケティングチームは今年2月に発足し、現在は「アクイジション(獲得)」チームと「リテンション(継続)」チームの大きく二つに分けられています。先程申し上げた通り、ユーザー獲得はまだテストマーケティングの段階であるため、私含めてほとんどが「リテンション」チームに所属しています。みんな仲良く、和気あいあいとした雰囲気ですね。マーケティングチームに限ったことではありませんが、クラスターって自分の意思をしっかり持ちながら、互いをリスペクトしている人達が多いんです。みんなフレンドリーだけど、遠慮なく意見を言い合える関係でもあります。「加速・チャレンジ・リスペクト」のカルチャーが浸透しているんだと思います。
―長年ウォッチしてきたクラスターに実際に入社して驚いたことはありますか?
失礼かもしれませんが「思っていたより会社っぽい」と感じました(笑)。スタートアップな雰囲気はありつつも、どこまでも社員ファーストな制度設計が多くてびっくり。前職はクラスターより規模が大きい会社でしたが、カルチャーショックのようなものは全くなく、不便さを感じたこともありません。前職に入社した頃は今のクラスターと同じくらいの規模感だったので、むしろ「懐かしい」という表現が正しいかもしれません。素直で意識が高い社員達から日々いろんなこと学んでいます。
―クラスターならではのやりがいを教えてください。
一言で表すなら、「ビジョンが大きい」こと。クラスターは「バーチャル経済圏のインフラ」を目指していて、世界規模のUUを目指しているんです。10万でも100万でもありません。私自身、今まで想像したこともなかったような規模のサービスを目指しています。言うなれば、人生をかけた“夢”のようなもの。加藤さんの話を聞いていると、ただの夢ではなく、実現しうる目標であり、一緒に目指していきたいと思えます。もしかしたら数年後に時代を作るプロダクトになっているかもしれないし、そうでないかもしれない――そこに挑戦していくことに大きなやりがいを感じますね。
―クラスターの制度の中で、とくに有益性を感じる取り組みを教えてください。
オフラインで社員が集まれる「シュッサポ(出社日懇親会サポート制度)」や「月1全社会※」、社員同士のコミュニケーションを促進する「シャッフルブレイク(週1のオンラインでの雑談タイム)」などでしょうか。コロナ以降、リモートワーク中心になった職場で分断が進んでいく状況を多方面から見聞きしていたので、社員同士のコミュニケーションに力を入れているのはとても良いことだと思います。帰属意識が高まりますしね。
また、社内で使っているSlackと相性の良いオープンカルチャーなところも気に入っています。Slackでは仕事以外の雑談も盛り上がっていて、過去ログにはさまざまなやりとりが残っています。私のように後から入った人間には、業務内容もカルチャー面もキャッチアップしやすくて助かります。横の連携が生まれやすく、生産性もアップすると思います。
「バーチャル経済圏のインフラ」になるためには、現在楽しんでいただいている、VRやメタバース界隈に慣れ親しんでいる方々以外の層に、どれだけ興味関心を持っていただけるかがカギになるでしょう。clusterをさらに多くの方々に届けていくにあたり、我々マーケティングチームが貢献していかなければなりません。また、これから国内外で更にメタバースサービスが増えていくと思います。数あるサービスからclusterを見つけていただける、選んでいただけるようマーケティングを推進していきたいと思います。
clusterはユーザー次第で楽しみ方が変わる、とても自由度が高いサービスです。エンターテイメントの分野で一番親和性が高いと考えているのがゲームですが、clusterは一般のゲームのように、特定の目的が提示されているわけではありません。目的が明確なゲームに慣れた人達にとって、初めは何をしていいかわからないと思われてしまうことも多いと考えています。これはまだ私の中で考えていることなのですが、今後は、ゲームや音楽、ファッションなどそれぞれのジャンルに合わせたユースケースを提示し、clusterをポジティブに認知して・趣味が近い人達と一緒にclusterを楽しみ・定着につながる施策も実施していきたいと考えています。コラボイベントのような施策は例の一つとしてわかりやすいと思います。単発ではコミュニティは生まれにくいので、継続的に実施していく必要があります。そこから当初の枠を超えて、clusterに存在する多種多様なイベントやユーザー達との出会い・発見をしていってほしいなと考えています。
―最後に、今後どのような方と一緒に働いていきたいのかを教えてください。
ハンズオンで主体的に動ける方ですね。スタートアップで枠がカチッと定まっていないからこそ、自分自身で情報を取りに行き、スピード感を持ってどんどんチャレンジできる方が向いていると思います。ご自身で何か企画・プロジェクトを立ち上げて推進してきた経験がある方がフィットしそうです。
「メタバース」という言葉がビジネス界隈で話題を集めている時期ですが、今後どうなるかわかりません。幻滅期が訪れる可能性だって大いにあります。沈んだ時、“話が違うじゃん”とモチベーションを失うのではなく、周囲と差別化を図りながら耐え抜く覚悟が必要です。良いときも悪いときも、メタバースの可能性を信じ、一緒に走っていける方だと嬉しいです。
ありがとうございました!
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