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サッカーコーチから転身してイベントディレクターに!有名ゲーム実況グループとのコラボ企画も担当する岡﨑さんにインタビュー。

今回は、ディレクターの岡﨑さんにお話を伺いました。岡﨑さんは、サッカーコーチ→求人広告代理店→イベント制作会社の異色のキャリアを経て、クラスターに入社。岡﨑さんが担当されているゲーム実況グループ「ドズル社」さんとの企画「ドズバース」や近鉄不動産さんとタッグを組んだ「バーチャルあべのハルカス」の裏話についても語っていただきました!

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プロフィール
岡﨑 克也
クラスター株式会社  ディレクター

学生時代はサッカーで活躍し、高校サッカー選手権の優秀選手選出やスペインへのサッカー留学などを経験。その後サッカーコーチ、求人広告代理店、イベント制作会社を経てクラスターに入社。現在クラスター社にてその経験を活かし、有名ゲーム実況グループとのコラボ企画やバーチャルあべのハルカスなどの企画を担当している。
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30代になってもっと挑戦したいと思った

ーまずはご経歴について教えてください!
生まれは鳥取県で、学生時代はプロサッカー選手を目指して日夜練習に励んでいました。残念ながらその夢は叶わなかったんですけど、本当にサッカーが大好きだったので、大学卒業後はサッカーコーチに。3歳〜12歳までの子供たちにサッカーを教えていました!

全国高校サッカー選手権への出場が決まった際のお写真。中央にいる背番号4番が岡崎さん。副キャプテンとして活躍し、「山陰の壁」の異名を誇っていた



その後は求人広告代理店での営業職を経て、イベント制作会社で6年ほど働いていました。

ー前職ではどのようなお仕事をされていたんですか?
メインは企業のイベント制作です。社員総会、株主総会、忘年会、入社式などの社内イベントですね。大手企業からスタートアップ企業まで様々な企業のイベントのプロデュースを担当していました。

実際に僕も様々な企業さんを担当をしていたんですが、本当に社員の皆さんの熱量が高くて、この熱量の高いイベントを一緒に作れるのがすごくやりがいに繋がっていました。

なぜこのイベントを行うのか、そのためにどういうステージにするのか、照明はどう当てるのか。全体設計から現場の細かい指示出しまで全て取り仕切っていたので、本番、社員の皆さんが表彰のスピーチで感謝の気持ちを伝えているのとかを見ると、毎回とても感動していました。

あと、自分が担当したイベントを通じて、社員さんの熱量が上がっていき、その企業の成長を間近でみるのもやりがいとなっていて楽しかったですね。


ー前職でやりがいを感じていた中で、クラスターに転職をしようと決めた理由も教えていただけますか?

リファラルでお誘いをいただいたことがきっかけで、社長の加藤さんの本を読んだ時に、「日本から世界にチャレンジしていく」というのがすごく面白そうだなと思ったんです。

前職もとてもやりがいに感じていたのですが、社内イベントの制作という点で評価いただけるのはクライアントの社員さんくらい。自分の中では30代になったこともあり、もっと日本全国や世界で自分が作ったものを評価されるということに挑戦したいと思っていたんですよね!

僕自身は過去を振り返った時に、行動しなかったことを後悔するくらいなら、どうなるかわからないけど、新しいことに前向きに挑戦したいと思っています。正直、ずっと小さなイベント制作会社で働いていた僕が、クラスターに入社できるかは自信がなかったんですけど、一歩踏み出したらご縁をいただけました!

入社すぐで手を挙げて、有名ゲーム実況グループとの企画を担当


ーありがとうございます。では、今の岡﨑さんのお仕事についても聞かせてください!ディレクターとは具体的にどのようなことをするのでしょうか?
ディレクターは法人クライアントからいただいた案件を、納品まで責任を持って進める役割を担っています。プランナーが受注までを担当するので、ディレクターはそこから引き継いで、制作を進めていきます。、詳細が決まりきっていない箇所もあるので、クライアントと打ち合わせをして、しっかりと意図を確認しながら良い方法を提案したりもします。

イベントを成功させるには、社内のCGチームやギミックチーム、QAチームなどとの連携も必須なので、関係部署と連携しながらプロジェクトを円滑に進めていくのも仕事ですね!

ー岡﨑さんが担当して印象に残っているイベントはありますか?
2023年夏に行った有名ゲーム実況グループのドズル社さんとの特別企画「ドズバース」は特に印象に残っています。実は第2弾が決定して、先日プレスリリースも出させていただきました!

有名ゲーム実況グループ「ドズル社」の皆さん

ドズル社さんとの企画は僕が入社してすぐに話をいただき、自分から「担当させてほしい!」と手を挙げて担当になった案件です。

誰がどの案件を担当するかは、もちろん全体のスケジュール感を見ながらリーダーが調整をしているんですが、基本はやりたい人が立候補できる流れになっています。僕は入社すぐでしたが、「まずは挑戦してみよう!」と思って手を挙げました。

マーケチームとの連携があったり、半年くらいかけてのプロジェクトだったり、結構大変ではあったんですけど、とても良い経験になりました!

ードズル社さんとの企画は今までのクラスターではあまり行っていない取り組みだったので、裏話も気になります。ユーザーさんを楽しませるためにどのような工夫をされたんですか?
ドズル社さんとのイベントは、有名ゲーム実況グループの方々とのコラボ企画であり、そのファンの皆さんがどうやったらcluster内で長く楽しんでもらえるかは、ドズル社さんと一緒に何度も話し合いましたね。

今までclusterに触れたことがない人も多くいるので、まずはできるだけわかりやすくすることを意識しました。入って何をするのかが明確にわかることで、安心して初心者ユーザーさんも楽しむことができたと思います。

あとファンの方々は、好きな実況者さんのワールドで写真を撮れることは、嬉しいことだと思うので、ワールド内で写真を撮れるスポットも普段より多く設置しました。期間中にはドズル社のメンバーの方々が自主的にフォトスポットに立って突発撮影会が行われるなど、メンバーの皆さんのサービス精神の高さを感じました。

他にはドズル社さんたちから、ファンの方々が出来るだけワールドに留まって他のファンの方々と交流するきっかけが欲しいという思いがあり、ワールド内でできるゲームも置かせていただきました!ギミックチームにぬいぐるみの獲れるクレーンゲームと、SDキャラになったドズル社さんのメンバーの方々が流れてくる障害物をジャンプでよけ続けるゲームを作ってもらったんですが、シンプルだけど夢中になれる要素のゲームを入れたことで、長く滞在してくれるユーザーさんも増えたのではないかなと思っています。クレーンゲームの様子やゲームのスコアは周りの人たちにも見えるので、このぬいぐるみを獲れただとか、スコアがここまで行ったなどゲームをきっかけにした交流の様子を見ることができて思いが結実した感じがしましたね。

順番にゲームを楽しむ様子

また予想外の反響として、ユーザーさんたちが自分でワールドを作り、ファン同士の交流スペースを開催していたのは、嬉しいレスポンスでした。改善点もいくつかあったので、よりユーザーさんに楽しんでいただけるように第2弾での企画に活かしたいと思っています!

リアルとバーチャルを融合した街づくり


ー第2弾の企画もますます楽しみになりました!他にも岡﨑さんは「バーチャルあべのハルカス」の担当もされていると聞いています。この辺りのお話も聞かせていただけますか?
バーチャルあべのハルカスは近鉄不動産さんとタッグを組んで運営しているワールドで、2023年3月のオープンから延べ10万人以上がご来場いただいています。

バーチャルあべのハルカスは、「あべのべあ」(あべのハルカスの展望台「ハルカス300」のキャラクター)の人気も相まって来場者が伸びているのですが、今後はもっと「clusterのバーチャルあべのハルカスだからこそ行ってみたい」という人を増やしたいですね!

近鉄不動産さんとしては、リアルとメタバースのバーチャル空間を組み合わせて新たな「街づくり」を目指すというのが根底にあります。クリエイターさんたちと一緒に街を作っていく、大きくしていく、そのためにどんなコミュニティを作っていくのかを考えて実施していくのも僕たちの役割だと思っています。

今まではどこか自分の中で、コンテンツを提供する側がいいものを作って、それにお金を払ってもらうみたいなのが常識としてあったんですが、X(旧Twitter)などを通してファンコミュニティやクリエイターさんのリアルな意見をいただくことができるので、こちらはそれを受けて反映するとまたそれに反応が返ってきてと、まるで来ていただいた方々と共鳴するかのように空間を作り上げていくことができるのは貴重な体験ですね。ユーザーさんがどのように感じるだろうかというのはかなり大事にしている部分です。

ーありがとうございます。最後に、岡﨑さんがディレクターチームに向いている人、一緒に働きたいと思う人についても教えてください!
ディレクションがきちんとできるというのはベースとして、今後人数が増えていくフェーズでは「こうしたらもっと面白くなるんじゃないか」というひらめきというか、ちょっと変わったことを考えられる人が重宝されるんじゃないかと思っています。「今、これが流行っているからこんなことを取り入れてみよう」「今までやったことないけど、クリエイターさんはこうしたら喜びそう」こんな発想を持てる人がいいですね!

僕はクラスター社のカルチャーで、「挑戦をほめたたえよう、失敗もふくめて成果を祝おう」 という言葉が特に好きなんですが、本当に会社全体として、チャレンジを歓迎する雰囲気があるのがクラスターの魅力だと思っています。

批判ばかりするとか、前例がないからダメとか、そういうのは一切ないですし、失敗した人を責める雰囲気もない。みんながもっとよくするための意見を言い合えるのがすごく良い環境だなと思います。なので、積極的に意見を出してもらえたらと思いますし、色んな発想を持っている人が入ることでクラスターの企画ももっと面白くなると思うので、少しでも興味を持ってくれた人は求人票も見てもらえたら嬉しいです!


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