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アラジンが姫を落とせた理由は、2日連続の鬼アポ

アラジンは、返しそびれたブレスレットを渡すため姫の元を訪れた。

しかし、その場でまたも彼女の髪飾りを奪い、「明日返すから」と翌日のアポを取り付けた。

このスムーズなアポ取りと、身分の違いを理解した上で言い訳を与えてくれる気遣いが、彼が気難しい美人を落とせた理由だと思う。

1. アラジンに元カレたちの影を見た

彼氏と2人で実写版アラジンを観に行った。

原作と同様、身分違いの恋を描いた名作で、そこにミュージカルの要素が加わりとても魅力的な映画だった。

彼氏はポケーっと観ていたが、私はアラジンの言動と自分がこれまで付き合ってきた男性たちの共通点について考えていた。


2. 自己肯定感が強い女を落とすには「スピード感」と「言い訳」

私はジャスミン(アラジンに登場する姫)と同様、自己肯定感が強く一般的に見るとやや気難しい女だと思う。

そんな私の恋愛は、短期決戦で始まることが多い。

初めて付き合った男性とは、出会った翌日に付き合った。

彼は私より年上で、出会ったその日に交際の申し込みと、翌日のデートの打診をしてきた。

相手が自分に夢中になって、自分のためだけに土日を使っている様子を見せられるのは、私の性格上かなり効いた。

次に付き合った男性とは、知り合ってからの期間は長かったものの、交際直前は怒涛のデートで常に一緒にいた。

それも必ず「赤点対策をするから」だとか、「1人だと怖いホラー映画を観るため」だとか、なにかと理由をつけて誘ってくれた。

おかげで私は『こんなにOKを続けたら、簡単な女だと思われちゃうし良くない』という、女で言うところの恋愛工学のような教えを気にする必要なく、何度もデートに応じることができた。

思い返せば次の彼氏も、そのまた次の彼氏も何かしらの「言い訳」を与えてくれた。

ジャスミンも、アラジンに「髪飾りを返してもらうため」という大義名分を与えられたからこそ、まだよく分からない男と連日会うことを自分に納得させられたのだと思う。


3. アラジンの純粋さは、女にとって言い訳になる

もしもアラジンが、

「オレ来週なら偶然空いてるんだけど会う?用事はないけど、君も会いたいでしょ?」

なんてジャスミンに言ってしまっていたら、秒速で断られて関係は終わっていたと思う。

アラジンの魅力的なところは、「僕の方が君に夢中なんだよ」という態度をまるで隠さず、「コミットしたら失敗するから気のないフリを」なんてダサいマウント思考もなく、ただ次の日も会いたいという純粋な気持ちだけが見えていたところ。

彼は盗人なのに、心が全く擦れていない。

“ダイヤの原石” と呼ばれる理由はこれだと思う。

自分の気持ちに正直で、それによって損をするとか、恥をかくとか、そんな心配を一切していない。

そういう純粋な猪突猛進タイプの男は、自己肯定感が強くプライドの高い女に「言い訳」を与えてくれる。

「彼が必死だから断れなくて…」と交際に踏み切る女は、水商売の世界にも多い。


4. 女のプライドは逆に利用できる

水商売系だけでなく、ハイスペ系の女もこれにあたる。

プライドの高い彼女たちは、男性から必死で押される充足感と、自分の気持ちを露呈させずに会う大義名分が欲しい。

これって面倒臭いけど、考えようによっては簡単に利用できる。

自慢話ばかりする人に「すごいですね!」と言っておけば、いい気になって奢ってくれるのと同じ。

自己肯定感の強い女に対しては、適度にプライドをくすぐっておくのが最良だと思う。

① 2日連続アポを取るような猪突猛進の「スピード感」
② 女に「言い訳」を与える工夫

水商売系の美人やハイスペ女子を最短で落とすには、兎にも角にもこの2つ。

ハイスペ女子ジャスミンをすぐに落としたアラジンは、これらが完璧にできていた。


以上、「私が元カレたちに落とされた理由もこれだったんだな、チョロ…」という気持ちでアラジンを観たよって話でした。


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