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付き合い始めた日から、彼女が「ちょっとウンコしてくるわ」って言うまでの日数が、そのカップルの相性

だと思う。すごく。

▼ お風呂場うんこ事件

私の場合、10代の頃に付き合った元カレたちの前では「うんこ」なんて一切言えなかった。

ハタチ前後で付き合った元カレとは、半同棲状態だったけど、もう「トイレに長時間こもる」という行為自体が恥ずかしすぎて、耐えて耐えて耐え続けた挙句しっかり便秘になった。

しかしそれでもまだ恥ずかしかった私は、リビングでテレビを見ている彼に「ちょっと風呂場で足湯してくる」という謎の発言を残して浴室にこもり、なんとお風呂場でうんこをしたことまである。

便秘ゆえにウサギのようなコロコロうんこだったので、ティッシュで掴んでトイレに捨てた。

とにかく「こじきちゃんがトイレにこもっている、これは…うんこだ!」という状況にさえならなければ、人としてアウトな行為(お風呂場うんこ)でもなんでも良かった。

それくらい、女子にとって彼前うんこは重罪なのだ。

一方で、そんな私が今カレの前ではなぜかうんこを公言できる。トイレに長時間こもっても、一切恥ずかしく思わない。

このことを、私は常々不思議に思っていた。


▼ 「うんこ」がタブーのカップルは弱い

私はこのお風呂場うんこ事件の話を度々ネタにするんだけど、先日この話に爆笑していたとある女子(21)がこう言った。

女子(21)「私は彼氏と同棲してるけど、うんことかそんなの言わないよ!」

えっ?と思った。

私「じゃあ相手が長時間トイレにこもった後はどうするの?出てきた瞬間に “うんこ?” って訊かないの?」
女子(21)「そんなの訊かないよ!普通にお互いスルー」
私「臭かったらどうするの?ノーツッコミ?長時間こもってても見て見ぬフリ?」
女子(21)「うん、うんことかオナラとかの話は1年半したことない」

…まだまだだな!

と思った。

だって、カップル間でうんこやオナラの話がタブーだなんて、そんな互いの綺麗なとこだけ見ていたいキラキラ上っ面な関係は「家族」にはなれない。

「うんこー?」『うんこー』みたいな素朴な会話ができないカップルってなんだよ。そんなカップルはもう相性が悪い。

付き合って1年経っても「うんこ」というワードを回避し続けているカップルは、1度自分たちの関係を見直してみた方が良いと私は思う。


▼ 結婚まで意識させる《男のうんこスタンス》

私の場合、お風呂場うんこ事件に至った元カレと今の彼氏を比べると、相手の「うんこ」に対するスタンスが全く違うことに気がついた。

簡単に言うと、元カレは「うんこ」を触れてはいけない恥ずかしいことだと思っていた一方、今カレは羞恥心という概念がまるでなかった。

元カレ → トイレに10分ほどこもった末にしれっと戻ってきて、無言
今カレ → 『腹痛い!うんこしてくる!』と宣言して10分ほどトイレにこもり、『めっちゃ出た!臭いから1時間はトイレ行けへんで!』と謎に主張

女の「うんこ」に対するスタンスは、彼氏のスタンスにかなり影響される。

私も今の彼氏と交際当初は(あぁ…また風呂場でうんこしなきゃ…)と思ったものだけど、彼のこの『羞恥心って何?うんこうんこ!』なスタイルに影響されて、交際2ヶ月目には私も「お腹痛いからトイレこもってくるー」と普通に言えるようになった。

それから数年経ち、今では入浴中にどっちがより多くのオナラを相手に嗅がせることができるか日々競ったりしている。(最低)

これは私にとってはもうめちゃくちゃありがたいことで、彼との結婚を意識する大きな要因になった。

この人といると楽だなぁ…うんこも全然うしろめたくないし、オナラを我慢しすぎて腸がパンパンになることもない。

便秘もガス溜まりも気まずい雰囲気も無縁で、この人となら普通にカッコつけずに家族になれるんだろうな…

そう思ったから、交際して半年が経つ頃には早くも結婚を意識するようになった。

男の《うんこスタンス》は、女に結婚までも意識させる重要な要素になり得ると私は思う。


▼ すべての女性が抱える【うんこの呪縛】

これは私から男性にお願いしたいことなんだけど、彼女ができたらできるだけ早く『うんこしてくるわ』と言って欲しい。できればサラッとオナラとかもして欲しい。

生理現象は恥ずかしいことではないし、俺たちの間でそれはタブーじゃないよね!ってことを、男性側から示して欲しい。

そして世の女性たちを早く【うんこの呪縛】から解放してあげて欲しい。

そうしないと、あなたの彼女は苦しんでるかもしれない。風呂場やベランダ、公共施設や外のコンビニで、溜まりまくった便秘を涙目でひねり出してるかもしれない。私はそのせいで脱肛や流血に至ったことまである。

女にとって、彼前うんこは重罪

彼女がいる人や今後できる予定の人は、このことばを覚えておいて欲しい。

そして目の前の女が囚われている【うんこの呪縛】を積極的に解くよう動いてあげて欲しい。

個人的に、そこまで考えて自分から『うんこ』と言ってあげられる男性はものすごくいい男だと思うし、年単位でそのタブー視を崩せない男性は色々と残念だと思う。

うんこの呪縛に苦しむ世の女性たちは、彼氏と2人で過ごす部屋の中で便意に襲われたとき、必ずこう思っている。

「一緒にいるときにうんこなんてしたら、萎えて抱かれなくなるかも…女としてダメだよね」

その結果が便秘、脱肛、流血からのお風呂場うんこである。

めちゃくちゃ健康に悪いし、本末転倒感もハンパない。だから早く言って欲しい。

完全に男性任せな解決策で申し訳ないけど、もうこれは仕方ない。男がノータッチで澄ました顔してるのに、女から言えるはずがない。

うんこオナラは男から。

この記事によって、1人でも多くのカップルがうんこの呪縛から解放されることを願っている。

この記事を読んで何か感じたことのある人は、感想・コメント・共感・実体験、なんでもいいから引用RT or リプで送ってくれたら嬉しいです。うちのカップルはこうだよ!って事情も超知りたい。


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