白石一文(2019)『僕のなかの壊れていない部分』文春文庫

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何でも卒なくこなせて、どこかこの世の真理を分かった気でいて、誰かの生き方に勝手に論評を加えている。情動とかいうものから距離を置いていて、理性的であることを大切にしている。他人を心の底からは尊敬していない。

自分の考えは正しいと思っている。間違った生き方をしている人のことが何故だか気になる。出来れば皆に幸せになってほしいのに、自分が一番不幸だと思われてしまう。唯一壊れてないとしたら、それはきっと、弱さ。

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