藤原正彦(2011)『日本人の誇り』文春新書

主に歴史認識の問題について、どちらかといえば当時の日本を擁護する立場で書かれた新書。歴史とは、史実そのものではなく、後の時代を生きる者によるある種の創作であることは避けられない以上、様々な見方があって然るべきだろう。

自国の過去や伝統に誇りを持つことが出来なければ、社会の発展も目前の課題解決もままならなくなるという主張には完全に同意するところだ。我々はチーム戦。チームに誇りを持とう。

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