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私の発信欲の根源

これまで度々発言してきましたが、不肖ながら今年の3月に 株式会社ゆめみ取締役に就任 させていただきました。その際に代表の片岡さんより、「新任取締役のコーチングをお願いしたいかも」という提案が会社の大先輩である junz さんに投げられました。

また、片岡さんより新任取締役の二人に対し「過去の実績として、取締役になる人は悩む事に悩み、迷宮入りする事が多かったので、コーチングを何かしら定期で実施することをお勧めします」ともご助言頂き、junz さんも快く承諾頂きまして、コーチング(厳密にはパーソナルコーチング)がスタート。やり方としては、

・2週間に1度1時間程度
・朝10時から
・始まりと終わりにチェックイン・チェックアウト

というルールでした。

この note でも自分が感じたコーチングの素晴らしさも語りたいところですが、今回はそのコーチングで一つ言語化できたことを書き残したいと思います。

余談ですが、junz さんの stand.fm もありますので、もしご興味あれば聴いてみてください😁ご夫婦でゆるーくお話されていますが、とても大事なことばかりでためになることも多いかと思います!

目立ちたがり屋な性格

様々なところで自分から発言してきていますが、私は目立ちたがり屋です。昔はその事実を認めたくなかったですが、ゆめみに入社してからは自覚し、認めることで心の安定というか、少し心が軽くなったように感じます。

出る杭は打たれる

という言葉がこの国にはあり、その文化も根強いと思います。「謙虚」を美徳とし、なるべく目立たず横に倣え、慎ましく生きることを求められることが多かった(少なくとも私は)。

更に私は家族として妹が二人おり、唯一の男兄妹・長男として何かと我慢を強いられることが多かったため、余計に目立つことが良くないと、心のどこかで無意識にそう思うようになったのだと思います。目立つことや、目立ちたがりの性格そのものが悪いわけでは決してないと今では思いますが😅

様々なアウトプット・発信

ぶっちゃけると、ちょっと宣伝タイムです(笑)

これまでに数々のエンジニア勉強会で登壇するようになり、社内外合わせて100回は人前で喋ってきました。参考までに speakerdeck のリンクを載せておきます。

今でこそ平然と人前で喋っていますが、昔は本当に人前で喋ることがものすごく苦手で、慣れ親しんだ友人3人を前にして話すときでさえも緊張し体中から吹き出るかのごとく汗が出ていました(程度の差はあれど、これは今でも変わりませんが)。

これとは別に、Podcast などの音声配信もいくつかしています。この記事を書いている時点では主に3つ(ツイキャス、standfm、Anchorfm)です。

主に使い分けは以下です。

ツイキャス:正直エンジニア関係なく、何でも雑談をしている。他の二つとの大きな差は、生放送形式での配信のため、配信時にリアルタイムでコメントで会話できること。これがかなり楽しい。
standfm:ゆめみのブランディング・マーケティングにちょっとでも貢献することを目的として配信(それのみが目的ではない)。最初は個人のエンジニアとして思うことを発信しようと思ったが、途中から方向転換。
Anchorfm:完全に私個人のプライベートな活動をベースに、世のwebエンジニアに何かしら役に立つ・ためになるような話をすることを目的として配信。また、自分が学んでいることや宣伝も含めて配信。

私は喋ることがどうしても好きらしく、黙ることが割と苦手なことがご理解いただけたかと思います(笑)子供の頃にも、「あんたは口から生まれたんよ」と言われるくらいにはおしゃべりだったそうです😁

ただ、これらはほぼ全てゆめみに入社してからの活動です。エンジニア勉強会の登壇は前職からですが、配信についてはゆめみに来るまでは正直ビビって手を出せずにいました。

コーチングの感想

上記のように、私は目立ちたがり屋で人前に露出がしたい、喋り倒したい欲が強かった私ですが、コーチングでもこのことを正直に junz さんにお伝えしました。というより、なるべく junz さんには人にもあまり話さないような本音を喋るように心がけてきました。

そこでも数々のお言葉を頂きましたが、あくまでコーチングですので junz さんはアドバイスをあまりせず、質問をしてくださいました。そこで感じたことは、「言葉を頂いた」というより、自分の心の中にある言葉を導かれるように引き出された という感覚でした。

正直コーチングを受け始めた当初はひたすら不思議な感覚、不思議な時間に思いました。今まで自分の中で色々考えたり他の人に相談に乗ってもらっていたにも関わらず言語化できないことが、junz さんのコーチングでどんどん言葉が出てくるのは、話術なのもあるでしょうしコーチングの技術なのだとは思いますが、驚きを隠せませんでしたね。

目立ちたい・発信したい欲の理由

ちょっと時系列がズレていますが、私が大学3年生の5月に母が突然他界しました。病気も特になく、倒れる直前も友人宅で飲みながら楽しく話していたそうです。死因はよく分かっておらず、医者からもはっきりした理由はわからないが、おそらくこうではないか?というくらいの言葉しかもらえませんでしたが、死に顔がびっくりするくらいにいつもどおりの寝顔で、今にも起きるんじゃないか?という死に顔でしたので、まぁ満足して逝けたんだなーと感じました。ある意味これが救いだったと思います。

なぜこの話をしたかと言うと、私が発信したい理由に母が関わるからです。

Junz さんとのコーチングでも度々母の話をすることがあり、そのときの私は声のトーンが変わるとか、熱が入っていたとか、目が輝いていたと言われ、自分の行動に母の存在がとても大きいのではないか?という仮説が浮かびました。第二回目のコーチングのときで、このときのことはかなり鮮明に覚えています。

私にとってこの世で一番の理解者であり、一番の支援者でもあったのが母でしたので、それはそうだろうなと最初はそんなに気にもしていなかったのですが、この後の3つの質問がとても印象的でした。

・「お母さんの存在を思うと、自分の状態というか心ってどんな感じ?」
・「キース(私の事です)がモチベーション上がっているときや、何かを発信しているときはどういう気分?」
・「キースはどういうときにモチベーションが上がる?」

という質問で、この二つをその場でじっくり時間取って考えて話しているときに自分の中でピン!と繋がりました。そう、

私は他界した母に「今も自分は頑張っているぞ」と伝えるために発信がしたいんだ

と。これを自分の言葉で自分から見つけられたのは本当に嬉しく、またきっかけをくださった junz さんには心から感謝しています。

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IT 業界(特にweb業界)のとある企業で働いていることもあるので, 仕事関連のマガジンも投稿する予定です. エンジニア的視点よりも,メンバーを束ねるリーダーポジション視点での投稿になります. 割とリアルな話を書きたいと思っていますので, ご興味あれば.

Keeth Kuwahara が日々の業務・生活の中で, twitter でも facebook でもつぶやかない思っていること, 感じて…

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