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私のこれまでのキャリア - 転職活動編

こんにちは。株式会社ゆめみ でフロントエンドチームのサーヴァントリーダーやテックリード、チャレンジ取締役をしています Keeth こと桑原と申します。

本記事はキャリアについての戦略は特になく、ただただ私が自身の経験を通して、エモい事を熱く語っているに過ぎないです。また、過去に私のブログでも似たようなことを書いており、もしそちらを既にお読みの方は、前半はほぼ同じようなことを書いております(もちろん本記事はキャリアに特化した内容ですので、多少変化は付けておりますが)ので、後半からお読みいただく事をおすすめします。

それでも問題ない、という方は読んでいただけますと、筆者望外の喜びです。それではどうぞ💁

自分がたどったキャリアの変遷と感じていたこと

まずは自分がどういうキャリアを辿ったかをダイジェストで追っていきたいと思います。どこから書くか悩んだが、学生時代からに決めた。どこまで自分が凡人で、苦労してきたかも背景としてお伝えしたほうがリアルかなと思った次第。(後ほど消すかもしれませんw)

○ 学生時代

そもそも大学受験に一度失敗し、一年浪人(代々木ゼミナールに通っていた)した後に、当時の偏差値52, 3 くらいの私立大学の工学部情報システム工学科に進学。

※ 余談だが、代々木ゼミナールはちゃんと入学する形になり、学生証も発行される。ただし、卒業する人は稀で、基本的には中退するらしい。私もそのクチだった。

解析学、特に 複素解析 が好きで、大学4年生では リーマン・ゼータ の研究をして卒業論文を書いた(実態としては、ほぼ勉強しかしていない)。そのまま大学院進学を希望していたので、いくつかの大学を受験するも他大学は全て不合格でそのまま所属大学の大学院に進学。研究室も担当教授もそのまま。

大学院生時代は 結び目理論 を勉強し、そのまま論文を書いた。卒業のためには最低1本は外部で研究発表をするという条件があり、研究室ではいつも参加している発表会があったので私もそれに参加。私は博士課程への進学は考えていなかったので、就職活動と論文執筆と発表準備のトリプルコンボで忙しさとプレッシャーが凄まじかったのを覚えている。ちなみに担当教授にもめっさ怒られた。

発表会は開催国が韓国・フランス・日本を順番に変えていくという変わった発表会だったが、私は運悪く日本開催の年だった(ある意味助かった)。海外発表もあるのでもちろん英語での発表。人生初の登壇は実はこれだったりする。この経験のおかげか、就職活動の面接は緊張はするが、それほどでもなかったような記憶がある。人生何事も経験だなと。

○ 新卒一社目

就職活動については冒頭のブログに詳しく書いており、選ぶ企業の基準もそちらに書いているため、ここでは感じていたことなどをダイジェストで。

・書類選考は1社しか落ちなかった
 ・大学院受験の経験が刺さったっぽい
 ・1日最低12時間の勉強を4ヶ月ちょっと続けた
 ・何かをやりきった、突き抜けた経験 は強いなと
・面接練習はしなかった
 ・大企業の採用はとても早いのでそれを利用
 ・要は実践練習をしていた(自分は能力が低かったので大企業に受かる気はなかった)
・就職は相性なので、最初に内定をもらった企業に行くと決めていた
 ・学生時のアルバイトで、内定後に決済者に内定を出す理由を聞いており、その答えがこの考え方を確立している

入社したのは 株式会社エスキュービズム という企業さん。ここでは2年と10ヶ月在籍。Web アプリ開発など全くの未経験から始まり、テスター、開発者(LAMP 環境のみ)、開発チームリーダー、プロジェクトマネージャーまで、一通り経験させていただいた。しかし、このまま在籍しても技術者としての限界、学べるものの限界があるなと当時は感じており、転職を決意。以下は退職エントリー。

○ 二社目(転職一回目)

初めての転職活動はどうやればよいか分からず、周りにも相談はし辛かった。さらに、当時は今のようにコミュニティにまったく所属してもいなかった(そもそも存在自体知らなかった)ので、独学でやるにも限界があったので、テキトーにエージェントに登録していた(ここで担当していただいた人が私に合っていたのは運が良かった)。

何社受けたのかは正直覚えていないが、たしか面談受けたのは10社ほどで、選考を受けたのは5社ほどだったかと。今回も感じていたことをダイジェストで。

・自分の求めることや企業を選んでいる基準を明確にした
 ・それを面接の質疑応用や、自己PRで述べていた
採用は企業との相性 という考え方は全く変わっていない
 ・そのため、落選しても全く気にならなかった
 ・「何故だめだったか?」ではなく「何が合わなかった?」と考えること
 ・この分析をしたら、さっさと次に切り替える
・最初に内定を頂いた企業に行くことも変わっていない

二社目は レプラホーン株式会社 という企業に就職。面接は一回しかなく、いきなり社長面接だった。しかもその場で内定をいただき、2, 3日考えたがやはり最初に内定を頂いた企業にの精神で入社を決めた。決めては LAMP 環境による Webアプリ開発の経験があり、即戦力として活躍してもらえるから、とのことだった。この企業さん以外にもいくつかエージェントさんにご紹介いただいたが、正直迷ってしまうくらいには自分にマッチした企業さんをご紹介して頂いたので、エージェントのガチャは割とウェイトが高く、今回は本当に運が良かったなと。

レプラホーンさんでは完全に未経験の方でも採用することがあり、そのためのカリキュラムを専属エンジニアの方が実施されていた。そのため、私のようにガッツリ経験者で、なんならプロジェクトマネジメント経験を積んだ人間が来ることはかなり稀だった。このことから、意外と探せば自分が活躍できる場は世の中たくさんあるんだなと身で理解した。

レプラホーンさんでもエンジニアとして沢山の経験をさせていただいたので、こちらも箇条書きで。

・社内勉強会を自分から主催
・外部の勉強会に参加
・コミュニティに参加
・外部の勉強会で登壇
・JavaScript, Node.js を本格的に勉強
・プロジェクトマネージャー
Riot.js を実案件で導入
・社内で有志のメンバーとプロダクト開発

これら沢山の経験が今の私を形作っており、転職活動にも十分に活きていると確信している。だき感謝の思いでいっぱいではあったが、それ以上に思うところがあり、転職を決意。以下は、人生二本目の退職エントリー。

○ 三社目・現職(転職二回目)

転職二回目もエージェントさんを利用したが、今回は DM をいくつか頂いた中、一番タイミングが良いときにメッセージを下さった + 自分の経歴やスキルをちゃんと見ているな、と感じた エージェントさんを選んだ。そのご連絡を頂いた方がそのまま担当してくださった(Aさんと呼ぶ)。

Aさんが最初に紹介してくださった企業が、今所属している 株式会社ゆめみ という企業だった。実は、数々のエージェントさんから大量の DM が来ており、紹介してくださる企業さんの数も多すぎたので、正直面談もあまり行きたくなかったのだが、Aさんの企業の説明が面白かったので行ってみたくなったのだ。

ゆめみ社の選考は本当に不思議と言うか、あれで良かったのか?と今も疑問に思っている。またもやダイジェストで書き残す。

面談は 40分くらい単に雑談して終わった
 ・
おもろそうな企業だなと感じたのでそのまま選考を受けた
・一次面接は人事部長の方
 ・人事部の方がサンダル・Tシャツ・短パンで登場する企業は初
 ・ますます面白いなと思っていたが内容はしっかりとした面接で、ゆめみの文化をよーく感じるお話だった
・二次面接は技術面接で面談と同じ方 + 1名の方だった
 ・30分くらいは雑談して終わった
・最終面接は 代表の片岡さんとの面接だったが、ほぼ1時間ずっと雑談して終わった
 ・
よく分からないまま面接が終了したのを覚えている(笑)

後日内定の通知をAさんから聞いたとき、初めてこの企業で良かったのかな?という感情が湧いた。まぁ、結果としては良かったので結果オーライということで。

ゆめみ社では最初の1年間はプログラマーとして Node.js で既存 Web アプリの API の追加開発・保守だった。その後フロントエンドをやりたい!と会社に進言したところ、別のチームのプロジェクトマネージャーさんがやってきて、「〇〇という案件が有りフロントエンドもガッツリ開発するのでお願いしたい」とのお話だったので、この案件をきっかけにフロントエンドの開発…ではなく、フロントエンドチームのリードエンジニア をやることになった。もちろん開発もするが、半分以上はリードポジションで、マネジメントもやれば客先にも一緒に行って話詰めたりもしてた。

そのまま採用活動も勝手に頑張ったり、いろんな勉強会で登壇したり、社内で色々騒いだりと好きに動かせていただき、ある時「チャレンジ取締役」という制度が社内にあることを知り、一念発起して手を上げたところ就任する運びとなり、今に至る。色々振り返った記事も書いているので、参考までに貼っておく。

長々と書いてきたが、ここで一旦キャリアの変遷については締めたいと思う。本当はダイジェストだらけでもっと短くなる予定だったのだが、やはり書き始めると長くなってしまった…🙇

終わりに

自分のキャリアを改めて振り返ると、改めて私は本当に運が良かったなと思います。「デンジャラスな人生ですねw」と言われたこともありましたし、自分でもそうだな思っています。

長々と語ってきましたが、あくまで参考意見ではありますし、なんなら役に立たないという人も多いのではないか?とさえ思っています。就職・転職活動は戦略的に勝ちに行くこともできると言えますし、そのためのスキルも存在します。ときには役者を演じることもあるでしょうし、背伸びをすることも選択肢としては有りだと。ちなみに私にもありました。

ただ、どれだけ本気なのか?という面は我々が思っている以上に面接担当者や人事の方には敏感に感じ取られていることが多く、小手先のスキルでは見透かされていることが大半でしょう。もちろん、そもそも企業が求めているスキルを持っていない場合は採用されない確率のほうが高いのは前提の上で。

また本記事は以前に書いた「ポジション編」の記事とセットで書いたものになります(投稿にはかなりラグがありますが…)。よろしければこちらも呼んでいただけると嬉しいです😁

誰かの参考になれば幸いです。

ではでは(=゚ω゚)ノ

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