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会社や仕事では感情を出すのはあまりよろしくないと思ってきたが最近は意図的に出すようにしている /日記

こんばんは.株式会社ゆめみでチャレンジ取締役をしております Keeth こと桑原です.

いつからだったか覚えていないが,会社や仕事において個人の感情を出すことはNG・タブー・社会人としての自覚が足りない・子供…などなど,色々批判をされてきたり叱咤されてきたのだが,果たして感情を出すことが本当に悪いことなのか?と疑問に思ってきている.というより,むしろ良いことなのではないか?と.

近年コロナ禍によりリモートワーク・テレワークがどんどん導入されており,それに伴って今まで顕在化していなかった課題が浮き彫りになってきたり,偶然発生していなかった問題が起きるようにもなってきている.その影響からか「well-being」というワードが現在注目を浴びている.WHO の公式サイトに「Health and Well-Being」というタイトルのページがあり,そこにこんな記述がある.

"Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity."

Health and Well-Being

ある意味で当然のことでもあるが,このワードが注目されるくらいには現代の社会では「well-being」していない(という使い方が正しいのかは不明),より平たく言うと社会的に満たされていないということが顕著になってきた事に他ならない.
※本記事は well-being について深堀りするものではないですので,詳しくは他の記事をご参照ください.


満たされるとはどういった状態か?それは人それぞれ定義が異なる.
では満たされるには何が必要か?これも難しいが,少なくとも自分の心の声に蓋をしない,自分の心に素直になることが大事で,それには自身の感情を押し殺すことでは満たされないのではないだろうか.社会に出ると個々人が自分の感情を押し殺すことを求められるのであれば,それは満たされなくて当然の話.その我慢や鬱憤などが溜まって爆発するから人は転職をしたり人生の道を閉ざす選択をしてしまうのかもしれない.

一方で,社会で全員が感情を出すことが何故ネガティブなのか,何故批判される事が多いかと言うと,物事が決まらない・仕事が進まなくなるからなのは明白なのだが,完全に否定することもそれは違うと思っていて,それは仕事は人の生存・生産活動の1つであって,人が主体である限り感情は切って捨てられるものではないからだ.


現代のようにリモートワークではなく,仕事現場に出勤して目の前の事に関して色々な感情が浮かんでくるものは当然で,ただその感情は自身の本当の声でもあるので無視するのは健康的ではないので,まずは出してみた方が良い.それが出せないのであれば,その組織やチームの心理的安全性が確保されていないことの証明であるし健全な組織とは言えないかと.人間は感情で動くものなので人間が行うものに感情が起きる,それを組織が受け入れて,とはいえ物事をどうやって進めようかを組織内で相談・議論し,各メンバーが納得をした上で与えられたタスクをこなしていく必要がある.

なので,まずは自分から自分の感情を出す,リモートなので出していかないとメンバーにも気づいて貰える確率はかなり低い.対面の場合は表情が見えたりある種オーラみたいなものが出ていたりもするので,割とセンシングすることが可能だったが,リモートではこれには訓練が必要で,加えて何かしらの仕組み化ができていないのであれば自分から発信する必要がある.


以上から,最近は感情を出して行く方がいろんな観点で良いなと感じており,意図的に出すようにしている.

ではでは.

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IT 業界(特にweb業界)のとある企業で働いていることもあるので, 仕事関連のマガジンも投稿する予定です. エンジニア的視点よりも,メンバーを束ねるリーダーポジション視点での投稿になります. 割とリアルな話を書きたいと思っていますので, ご興味あれば.

Keeth Kuwahara が日々の業務・生活の中で, twitter でも facebook でもつぶやかない思っていること, 感じて…

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