世界で2番目に好きな人

先日、職場の同僚が仕事を休んだ。

連絡を受けた上司は困惑していた
世界で2番目に好きな人が亡くなった…と。

さすがにその欠勤理由を聞いたのは初めてだったようだ。
無論、私もそんな欠勤理由は聞いたことがない。

仮にそうであっても、会社への説明としては家族が亡くなった…とか
簡潔でわかりやすくしなければならないし、それは社会人としての義務だとすら思う。

上司は困惑と憤慨のなんとも言えない感情にイライラしているのがわかった。
他の先輩や同僚も納得はしていなかったようだ。

私自身もモヤモヤした気持ちが残っていたが、理由はみんなと少し違っていた。


私にとって、世界で2番目に好きな人とは誰だろう?

そもそも1番は誰だろう?

私は現状、独身で彼女もいない。
もちろん子供もいない。

そもそも知人、友人に順番をつけたことも特にはない。

順番をつけるなんて失礼だし、必要ないと感じていた。

しかし、今回の件で少し価値観が変わった。

仕事より、他の何より自分の優先順位が決まっている。

たぶん、今回の件は世界で1番好きな人になにかあった場合を除いて最優先事項だったんだろう。

自分の友人たちに順番をつけたりすることはしないが、その考え方は間違いではないのかもしれない。

あなたにとって、2番目に好きな人は誰ですか?

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