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明日から新学期(不登校の話)

4月。気がついたら、息子が中学2年生になっていました。

1年生の最後の通知表を、今日になってようやく開きました。
3学期は1日も登校しなかったので、成績がついていないことを知っていたからです・・・。

明日は始業式ですが、登校刺激によってまた息子のエネルギーが削られるようなことはしたくない。
でも、学校へ行かないつもりなら、その意思確認はしておかなければ。
学校へ休むという連絡をしないといけないし。

結局、
「明日から学校始まるけど、行かないよね?」
「うん」
・・・という、刺激なのか刺激じゃないのかよくわからない聞き方になってしまったけれど、私が学校へ行って欲しいという気持ちでは話していないことは伝わったと思う、たぶん。

夕方、学校から電話をいただいたので明日は休むことをお伝えすることができました。
明日は、私が教科書や書類などを取りに行くことになりました。
新しい担任の先生と面談するのか、書類の受け渡し+αくらいになるのかわからないけれど、今の状況を整理しておかなければ。

・現時点では、本人に再登校したいという気持ちは無い
・外出したいという意欲が少し出てきており、体調は以前よりは良くなりつつあるように見える
・生活時間帯については昼夜逆転等は無いが、午前中は起立性調節障害の症状のため調子が良くないのでオンライン授業への参加は難しい(※今は登校刺激を避けたいので積極的に参加させたい気持ちはない)
・学習意欲は高くなく学校の課題を行うのは難しいが、少しずつ学習の習慣をつけられるように努力はしている(オンライン家庭教師)
・出席日数が足りなくて全日制高校への進学が難しくなる可能性については、今は考慮することは難しい
(出席日数のための登校・適応指導教室への参加・フリースクール等)
 高校入試について気にならないわけではないが、まずは今の状況を整えることを優先したい。全日制にこだわるつもりは親としては無い(本人はまだそこまで考えられない状況に見える)

今はこんな感じですね。

これまで試行錯誤をしてきましたが、私が息子を心配する気持ちをだいぶん手放すことができるようになったことで、状況が少し良くなってきたように思います。

この子は大丈夫だと信じる、ということ。

体調も良くないし勉強にもついていけない状況で何が大丈夫なのか、と思われるかもしれないけれど。
でも、勉強が良くできて学校で何の問題もなく過ごしていたとしても、それで将来安泰だという保証はないのです。

学校に行けず、他の子と同じようにできない経験をすることで、たくさん悩んで自分に向き合う時間を持つことができます。
自分にできること、できないことをじっくり考えることが、これからの人生にきっとプラスになると思うのです。
普通に学校に通える子とはちょっと違うやり方かもしれないけれど、きっと彼なりのやり方で成長できるはず。
だから、大丈夫だと思えるようになりました。

あせらず、でも着実に前に進んでいきたいと思います。

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