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第0章 徒然なるままに
私がnoteを始めてみたいと思ったのは、自分のこれまでの半生が、あまり一般的ではないのではないか、との考えからである。
といっても、虐待されていたわけではなく、非行に走ったわけでもなく、ましてや騙されて没落の道を辿ったわけでもない。
とてもありふれた一般家庭に生まれた私は、生まれて割りと間もなく、それはそれは周りに世話をかけ、成長していくこととなる。
未熟児で生まれた私はとにかく身体が弱く、生まれて間もない頃に気管支炎で入院、その後も肺炎、小児喘息と続き、その後10年の間に7、8回ほど入院した、と聞いている。
余談だが、10歳の時に京都府にある国立療養所(当時)に数ヶ月間入院した時は、絹糸みたいに豊かな髪が自慢の私の母は、心労で一気に白髪が増えてしまった、と後年、恨めしそうに言っていた。その話はまた改めてしたいと思う。
街中の本屋で有名人の自伝を手にし、読みながら、こんなに自分の人生をスッキリ纏められ、自分の存在を周知させることができたとしたら、なんと素晴らしいことなのだろう、と思うことがこれまでにも度々あった。私は、人よりも自己顕示欲が強い方なのかもしれない。
そういった自伝を読むたび、私も少なからずそのようなものを書き皆に知ってもらいたいという承認欲求と、いやいや私みたいな凡人なんかが無理だ、という卑屈な思いが交錯してきた。
しかし、今は便利な時代である。良い時代に巡り合わせたものだ。私はこのnoteというツールをフルに活用し、気持ちよく読んでもらえるよう、努力したい。
これまでの半生を振り返りつつ、日々、感じたこと、経験したこと、これから経験するであろうことなどを、思ったまま、“徒然なるままに”綴っていきたい。
KAORI ( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )੭♡
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【写真】世界遺産法起寺の三重塔を背景にコスモスを撮ったもの。(奈良県生駒郡斑鳩町)
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