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今を生きるということ。一番古い記憶からの考察。

よく、一番古い記憶について話題になることがある。

私の一番古い記憶は、保育園の頃、みんなで川で遊びに行ったときの記憶。
すごく楽しみにして出かけていった。

靴を脱いで川に入ろうとした瞬間、手を滑らせて靴を川に落としてしまった。
拾おうとしたのもつかの間、靴はあっという間に遠くへ流れてしまった。

ショックだった。昨日母親から買ってもらった新しい靴だった。母親は怒りっぽい性格だったから、間違いなく怒られると思った。
今までの楽しい気持ちはすっかりどこかへ行ってしまった。

私は泣いてふさぎ込んでしまった。保育園の先生から、川に入って遊んでもいいんだよ、と言われても、母親に怒られることが頭から離れず、不安で、川遊びを楽しむなんて罰当たりに思えたからだ。

その後、母親が保育園に迎えに来た時、泣きながら誤った。
靴をなくしてごめんなさい、と。
母親は私の予想に反して、怒らなかった。むしろ、優しい言葉をかけてくれた気がする。保育園の先生が私の様子を伝えてくれたせいかもしれない。

20代後半にさしかかったけれど、きっと私はこの当時から変わっていない。
仕事のことが不安で、家に帰ってからリラックスするのが難しい。
仕事の予復習や勉強をしていないと罪悪感を感じる。
つまり、今を楽しめていない。

保育園の頃の私がとるべき最適解は、靴をなくしたことに対して反省したら、川遊びをすべきだったんだ。
あんなに楽しみにしていたんだから。
時間は有限で、ふさぎ込んでいたら楽しい時間は終わってしまう。

今も、出勤前や帰宅後、休日は、仕事に対して不安を感じ、落ち込むのではなく、やることをやったら、自分のやりたいこと、楽しいことにもっと時間とエネルギーを使っても良いはずだ。

でもその切り替えが難しい!ので、試行錯誤していきたいと思います。

…と最後は抱負のような感じになりましたが、「今」に集中ができるように修行していきたいと思った今朝でした。

みなさんの今日一日にも素敵なことが起こりますように。

最後になりますが、私のイメージにぴったりの素敵なイラストをみんなのフォトギャラリーに提供してくださった、クリエイターのmihoさん、ありがとうございました!


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