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「私だけの読書フェアー」で夏を楽しむ
川上弘美さんというと、小説家というイメージがありますが、実は句集「機嫌のいい犬」も出している俳人でもあります。その川上弘美さんの俳句エッセイ「私の好きな季語」をいま読んでいます。
そのなかで、むちゃくちゃ共感してしまった文章があるのでちょっと紹介させてください。
川上さんの読書には、ときどき「フェアー」期間が訪れるそうです。例えば、おととしは山田風太郎フェアーで、去年はレベッカ・ブラウンフェアーだったそうです。
なに、単にその作家の手持ちの本を全部読み返すだけなんですが、「今自分は、自分企画フェアーのまっさいちゅう」と思うと、なんとなく楽しいではありませんか。
私も、自分フェアーやったことあります。現在進行形で今やっているのは、吉本ばななさんと、町田康さんのフェアー。まったく読んだことがなかったので、買い集めるところから楽しかったです。
吉本さんと町田さん、作風がまったく違っているところが逆に面白くて、かわりばんこに読んでいます。
夏の文庫フェアを読んでいくのも楽しいですが、「この夏はこの作家さんを読もう」と決めて、自分だけのフェアーをやってみるのも楽しいものですよ。私はこの夏、吉本さんと町田さんフェアーを自分企画で開催して、読んでいこうと思います。
こうやってまた積読が貯まっていくつくだ@書籍編集者×作家でした。
「はじめまして」の皆様も、
「いつも読みに来てくださる」皆様も、
最後まで読んでくださりありがとうございます。
皆様にとって、「誰もが心の疲れを癒やし、そして再出発に向けて力を蓄えるための場所」と、このnoteがなりますようにこれからも尽力していきます。どうぞよろしくお願いいたします。
あなたにとって、幸せな1日になりますように!
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