Spring has come.
お母さんは心配性です。
クラウドボックスはこの4月から2名の新たなメンバーを迎え入れました。
リモートワーク継続体制のため、交代で出社するメンバーがほとんどのなか、我がルーキーズはリアル出社で頑張ってくれています。
4月といえば、多くの会社の新入社員は、研修をしたり先輩社員について業務を教わっていくというスタイルが主流かと思いますが、クラウドボックスは大胆にも、とあるプロジェクトをまるっと任せてしまうという暴挙(?)に出ました。
そのプロジェクトとは、冒頭でも紹介させていただいた「吉祥寺かるた 知ってる? イースト展」の展示企画・展示物の制作・進行まですべて、ルーキーズに一任する(二人だから二任?)というもの。
私はといえば、親子ほどの年齢差の二人に、どうしても母親目線になってしまい、「やってみんしゃい」という想いと、「大丈夫かしら…」という想いが交錯し、大変じゃないかしら…、キレたりしないかしら…と変な心配ばかりしていました。
しかし、しかし。
そんな心配は本当に無用でありました。
「動きが速っ!」と思わず声にしてしまうほど、
あっという間にアイデアを持ち寄り、あっという間に実現に向けて動き出していて、その様子を垣間見ていたら、私の視点は親的目線から、仕事仲間としての目線に自然と変化していました。
ルーキーズに聞いてみました。
この企画展示に向けて驚異の頑張りを見せてくれた二人に、展示が実現した今、振り返りも兼ねてインタビューをしてみました。
想像していたものが、
カタチになっていくことがとれも嬉しくて。
稲場 小里奈
デザインで完結する仕事ではなく、お客さんやまちの方々に多くの協力をしてもらわないと、成立しないお仕事というのがとても新鮮でした。空間デザインやビジュアルデザインの視点でも学ぶものがたくさんありましたが、社外の人たちとの交流を通じて吸収できたものも多くありました。
計画通りに物事を実行することの難しさを痛感しつつも、企画したものが実際にカタチになることが嬉しくて、感動しています。イベントやお店のブランディングデザインもやってみたいという意欲も湧いてきて、これだけやりがいのある仕事を入社早々にさせていただけるとは思っていなかったので、サポートしてくれた先輩たちにとても感謝しています。
デザインの仕事プラス
オープンな場所に立つことの重要性を感じた。
前田 航希
展示・イベントの企画やディレクション、展示物の制作のほか、イーストサイドかるたに掲載されているお店への協力依頼やポスター設置など、手をより足を動かす仕事が多くて大変でした。会場の導線(お客さんにとって入りやすく見やすい会場づくり)を考えるのが難しかったですが、楽しかったです。
在廊もして、実際に子どもたちが楽しんでいる様子を見れたり、さまざまな人たちと出会えてお話ができたこと。中には次につながるような出会いもあったりして、パソコンに向かってデザインを生み出すだけでなく、オープンな場に立つ重要性を肌で感じました。こうした流れを止めないために、何ができるのかを考えていきたいです。
この企画を始めたときは、考えることがたくさんあってスケジュール管理も難しかったですが、入社したてでこんなに楽しい仕事をさせてもらえて嬉しかったです。
なかなか意欲的なコメントをもらえて、私も嬉しい。
みなさまと、今後おめにかかることも増えるかと思います。
どうぞ、クラウドボックスの新メンバーをよろしくお願いします。