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新オフィスから生まれるイノベーション!——オフィス移転に込めたCloudbaseの想いとは

2024年、Cloudbaseは資金調達を契機にオフィスの移転を行った。
その立役者は、社内外で様々な顔をもつ、プロダクトチームのエンジニアリングマネージャー、成瀬真。
いつもメンバーに率先して寄り添い、我々が組織文化として大切にしているバリューの1つである「With」の体現者である彼が、オフィス移転に込めた想いとは何か。

プロフィール
成瀬 真(なるせ まこと)
Cloudbase株式会社 プロダクトチーム エンジニアリングマネージャー

京都大学工学部情報学科を卒業後、メルカリに入社。通知基盤のマイクロサービスの開発、グループ共通のメール配信基盤の刷新などに従事。
2022年8月よりCloudbaseにジョイン。フルマルチクラウド(AWS,GCP,Azure)人材としてセキュリティスキャンの開発やお客様との伴走を行う他、エンジニアリングマネージャーとしてCloudbaseの組織課題に向き合っている。

オフィス移転を考えたきっかけは、日常のワーク環境

以前のオフィスである、八丁堀オフィスに移転したのは僕がジョインした3ヶ月後の2022年11月のことでした。当時は社員数が8名くらいで、旧オフィスは30坪ほど。初めての自社オフィスということもあり、自分たちの城を手に入れた気分でした。

自社オフィスとしてはある程度の広さとオープンスペースを持ち、ガラス張りの会議室があり、当時は最強のオフィスだと感じていました。移転当初はついオフィスへ行ってしまうほどの気持ちだったことを覚えています。

旧八丁堀オフィス
旧八丁堀オフィス

しかしながら、社員数が拡大するにつれて幾つか問題が出てきました。

まずは座席数の問題です。シンプルに数が足りなくなりました。フリーアドレス制を導入しましたが、複数人の出社日が重なると、席がほぼ埋まってしまうという現象が発生しました。

中でも深刻だったのが、会議室の問題でした。会議室とフォンブースが1個ずつしかなく、出社日には場所の取り合いが起こりました。1on1等はオフィス内での実施場所が確保できないので、"散歩1on1" が日常茶飯事でした。

お客様がオフィスに来訪されることもあったのですが、とにかくわちゃわちゃしていましたね。

毎月恒例のMeetupの様子(旧八丁堀オフィスにて)

オフィスに求める条件の変化=企業として成長している証

オフィスの環境(大きさ)に限界を感じるということは、企業としての成長の証でもあります。私たちは、オフィスの移転を決意しました。

新しいオフィスに求めていた条件。

予算はもちろんのこと、
- 座席数
- 会議室の数
- テレカンブースがあること
- イベントが開催できるほどの広いオープンスペースがあること
- オープンスペースと執務エリアはセキュリティで明確に分離できること
- 立地
などなど。

多くの希望を抱き、物件探しを開始しました。

出会った物件は数知れず・・・

移転先の選定中には、仲介業者さんや不動産業者さんに複数の物件を紹介していただきました。
立地はとても良いけれどその他の条件が微妙だったり、条件はとても良い一方で立地が微妙だったり、立地も条件も良いが坪単価が高すぎたり、ラーメンの匂いが香るオフィスがあったり...
多くの物件を実際に見て回ったことは、その後の良い意思決定につながったと感じています。

サービスオフィスも検討したのですが、イベントスペースの利用が限られてしまうこともあり、いつでもイベントが開催できる自社オフィスを選択しました。

物件選定の段階からご協力いただいた皆さまには心からの感謝の気持ちをお伝えしたいです。たくさんの関係者の皆さまのお力添えのおかげで、現在のオフィスへ入居することができています。

ようやく出会った運命の物件!現三田オフィス

もちろん全ての条件が完璧にマッチする物件などあまりないとは思うのですが、結果的に理想に近い現在の三田のオフィスに出会うことができました。

坪単価も予算内だったのですが、坪数が想定よりも大きく...
ここから頑張って事業と組織を成長させていかないとな、という気持ちです。

ただただ広い!家具搬入前の三田オフィス

資金調達と入居のタイミング

旧オフィスに対して課題を感じたタイミングからオフィス探しをスタートしていたのですが、実際に資金調達を行い契約を開始するまでには少々のタイムラグがありました。

そんな中でCloudbaseは、物件を取り扱っているサンフロンティア不動産様が懇意にしているVCからの紹介であり、事業内容にも共感いただけたことから、最優先で入居の調整をしていただくことができました。

とても良いオフィスだったので「絶対に入居したい!」という気持ちがあり、実際に契約まで進めることができてとても嬉しかったことを覚えています。

新オフィス、こだわりエリアの数々

契約後は、家具の選定やオフィスコンセプトの策定などを行いました。
オフィスをどういった場所にしていきたいかということは、代表の岩佐も交えて話し合い、「Proエリア」「Unlockエリア」「エモロード」「愛のエリア」などなど、ユニークなオフィスコンセプトがたくさん出てきました。

構想時のオフィスコンセプト

いくつかご紹介をさせていただきます。

執務エリア南側では、テンションが上がり集中できるデスクを設置しました。
チェアは全てオレンジのセイルチェアで統一し、一目で見てCloudbaseのオフィスだ!と分かるようになっています。また、昇降デスクを一部設置して、さらに集中して作業ができるエリアも設けています。

おしゃれなデスクと、一面オレンジのセイルチェアが目を惹く執務室

執務エリア北側はUnlockエリアです。
ハイテーブルやホワイトボードなどがあり、コラボレーションができるエリアとなっています。コラボレーションエリアでの話し声は小さいながらもデスクまで届くので、コラボレーションがまたコラボレーションを生む...なんてこともあるかもしれません。

執務エリア北端にはウェスネススペースを設けてあります。
吸音パーティションで囲われたリクライニングチェアがあり、昼寝や体調不良時に休憩をとることができます。しっかりと休んで、最高のパフォーマンスを発揮できる環境を整えました。

他にも、Cloudbaseに到着した瞬間に目に飛び込んでくるオープンスペースや、居心地の良い会議室など、ご紹介したいエリアがたくさんあるのですが、細かなこだわりポイントはぜひ直接オフィスへ遊びにいらっしゃった際に感じてみてください!

会議室
オープンスペース

ただの仕事場ではない—価値を創造する空間としての期待

正直、現状の正社員数からすると、単に執務作業を行うだけの場所としては高すぎる費用だなと感じています。一方で、単に執務を行うだけではなく、他の多くの効果を考えるととても良い場所になるのではないかを考えています。

このオフィスでは、コラボレーションをコンセプトにしています。
単に業務をするだけではなく、チーム・職種を超えてコミュニケーションが生まれるようなオフィスにすることを目的に設計をしました。

執務エリア内でのランダムコミュニケーション、オープンスペースでの雑談、バーカウンターでの業務終わりのコミュニケーション・・様々な交流がこのオフィスで生まれてくれたら嬉しいです。

また、社員同士だけではなく、対外イベントを開催することで、オフィスがCloudbaseの社外の皆さまとも繋がるハブとなっていくことを願っています。
現に、Meetupや技術イベント、お客様向けのイベントなど、多くの企画が動き出していてワクワクしています。

ぜひ多くの皆さまがこのオフィスを軸に、コミュニケーションとコラボレーションを巻き起こしていってもらえると嬉しいです!

新しいオフィスで一緒に働きましょう!

ここまで語ってきましたが、現在のオフィスの規模として、今の社員数では多くを持て余している状況です。
空席は沢山ありますし、席はまだまだ設置することができます。

今、この記事を読んでいる貴方とも、このオフィスで一緒に働けることを楽しみにしています。 Meetupも定期的に開催しているので、まずはぜひ一度オフィスへ遊びにきてください!


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