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No.1セールス・役員経験・ビジネス戦闘力53万の“フリーザ“がCloudbaseに見出した「可能性」とは

【プロフィール】
井川 皓貴(いかわ こうき)
株式会社Cloudbase Account Executive
一橋大学卒業後、株式会社IHIや株式会社スマートキャンパス、株式会社HERPなど4社に勤務し、法人営業や新規事業の立ち上げ、執行役員COOとして経営全般に関わるなど幅広い経験を持つ。
2023年3月よりCloudbaseにジョイン。現在はセールスを中心に、レベニューチームのMK/IS/FS/CSなどを全般的に見ている。

この記事はCloudbase株式会社 代表取締役CEO岩佐が社員に対し、入社理由やキャリアについて質問した内容をまとめたものです。

4社に勤めたからこそ見えた価値観は「自己成長」と「価値創出」

まずは、簡単な自己紹介をお願いします。

Cloudbaseの井川皓貴(以下「フリーザ」)と申します。社内では前職に引き続きフリーザと呼ばれています。フィールドセールスとしてお客様とお話することをメインにしつつ、マーケティング〜カスタマーサクセスまでレベニュープロセスの業務を幅広く見ています。

現在30歳にして4社に勤めていた経験があるということで、そこに至るまでの経緯を聞いていきます。始まりは何だったのでしょうか?

始まりは学生時代のベトナムでの1年間の海外インターンシップです。大学で学園祭運営委員会の活動をやりきった後に「海外行きたいな、でも遊びでは行きたくないな」と思ったことをきっかけに、そのまま就活をするのではなく、海外でインターンシップをすることにしました。複数社内定を頂く中で、ベトナムでバリバリ仕事をさせてもらえそうな会社にインターンすることにしました。ベトナムではWEBサイトの立ち上げ・WEBサイトへの掲載営業を現地企業や飲食店に飛び込みで行うといったことをやってました。

その後迎えた会社選びではどのような基軸がありましたか?

ベトナムで1年間インターンしていた経験もあり、1社目は「早い段階で海外で仕事ができること」「多様な価値観を持つ人と大きな規模で仕事ができること」という軸で、株式会社IHIという重工業メーカーを選びました。
その後「成長」と「自分の成長に伴ってどんどん新しいことができる」という環境が自分にとって重要だと気づいて、結局IHIは1年以内にやめてしまったのですが、そこでは大企業の力学を体感できました。先ほどお話した軸に基づいて、2社目以降の会社を選定し、各社で法人営業や新規事業立ち上げ、役員等を経験させてもらいました。前職の株式会社HERPでは、代表の庄田さんや取締役の徳永さんを始めとした優秀なメンバーと仕事をさせてもらい、仕事の進め方や組織・文化の作り方など勉強になりましたし、セールスとしてもマネージャーとしてもめちゃくちゃ成長させてもらいました。

ー フリーザさんが大事にされている価値観は何ですか?

仕事へのスタンスという観点だと、「自分が選んだ道に腹をくくって圧倒的な結果を出す」ということですかね。ベトナムでのインターンや前々職のスマートキャンパス、前職のHERPなど、どの環境でも未経験・未知(誰も正解を知らない)のことばかりだったのですが、どれも自分が自分の意志で選んだ道なので、そこで圧倒的な結果を出すために必要なことをやっていく、必要なことがわからなければ年齢に関係なく結果を出している人に聞いて、真似て、トライしていく、それを愚直にやってきました。今まで働いてきたどの会社で関わった人からも「素直さ」「吸収力」「成長意欲」「チャーミングさw」が強みと言われますね。
自分が関わる仕事についての価値観だと、「世の中に対して価値を出したい」ということが自分の中で柱になっています。スマートキャンパスに経営企画として入った後、執行役員COOをしていたのですが、その経験の中で改めて「世の中に対して価値を提供しその対価を受け取ることで会社は成り立っていて、世の中が回っている、という社会構造」を身をもって体感したんです。そして、会社として価値を出すためにはいかに個人として価値を出すのかが結果的に重要になると思い、「自分がどれだけ価値を出しているか」を強く意識するようになりました。

本当の意味で”お客様を考える”とは

ー 前職ではかなり短時間でトップセールスになったそうですが、その要因や根幹の部分はあったのでしょうか?

ポイントは3つあると思ってます。
1つ目は、「自分のプライドを捨てて徹底して真似ること」です。会社で「今一番売れてる人」が一番売り方を知ってるはずなので、それまで自分が正しいと思っていたことは一旦脇に置いて、その人のやり方を徹底的に模倣しました。徹底して真似て、一挙手一投足をコピーできた時に、「もっとこうした方が良いのでは?」という考えがどんどん浮かんでくるので、それをスモールに実験して、検証していきます。シンプルに守破離を実践していくのが何でも最短ルートなんじゃないかと思ってます。もしかしたら自分の根本気質として、素直ゆえに過去の自分を一回否定して「まずはやってみる」ということに抵抗感がないのも要素として大きいかもしれないです。

2つ目は、「お客さんにとって何が価値になるか」に真剣に向き合うことです。恐らく、誰もが頭では理解していて、なんとなくやっていることだと思うのですが、振り切ってできている人は少ないと思います。中途半端な寄り添いだと、お客さんに寄り添っている感は出るけど、自分の思いをただプッシュしてしまうだけになってしまったり、お客さんの状況を本当に理解した上での提案は難しくなります。本当の意味で寄り添えるかどうかが、売上という目に見える結果での差分につながっていたと感じてます。

3つ目は、「自分自身が心からそのサービスの存在意義・価値を信じていること」です。例えば前職ではHERP Hireという採用管理システムをメイン商材として扱っていたのですが、スタートアップが採用を成功させるには本気でHERPが掲げているスクラム採用が必要だと思っていましたし、スクラム採用をするなら採用管理システムはHERPを使ったほうが良い、したがって全てのスタートアップ企業は採用を成功させたいならHERPを使ったほうが良いと思っていました。この話の注意点は、盲目に「自社のプロダクトが好き、だから全企業が使ったほうが良い」という話ではなく、色々な企業の経営者の方や人事の方とお話して、採用についてディスカッションや採用支援をさせていただいて、自分の中で考えを整理した上で先ほどお伝えしたような考え方になったというところです。なぜスタートアップ採用ならHERPなんですか?と言われたら、論理的にも感情的にも御社でHERPを使うべき理由を自信を持ってお伝えできる、そういう状態になっていたと思います。そうなったらセールスという仕事はめちゃくちゃ面白いですし、色々見えてくるものが変わったなと感じました。

ー Cloudbaseの”With Clients”というバリューと近しいものを感じますね。インタビューをしていると、置かれた状況から逃げ出さず、そこでMAXを出していくという姿勢が一貫していることがわかります。

ー 仕事以外では何をされているのですか?

本をひたすら読みつつ、自分の人生や今の仕事にどう生かせるかをアウトプットしてます。インプット中毒なのかもしれないです(笑)
本は大学生の頃は全然読んでいなかったのですが、スタートアップの会社で経営者陣が本を沢山読んでいたのを見て、本を読む重要性を再認識してから読み始めました。
インプットしたからこそ、自分のアウトプットの質を高めることができるし、それが「価値を高める」ということにも繋がってくると思うので、そのためにもインプットに拘っていることがあるのだと思います。
仕事をしすぎて本を読む時間が減ると、ソワソワしてきますね。

前職で順風満帆なタイミングに決心したCloudbaseへの入社

ー それではCloudbaseを知った経緯からお聞きしていいですか?

当時は全く転職を考えていなかったのですが、HERPでセールスマネージャーをしていて、よりエンプラ開拓に注力していこうかなと考えていたときに、Meetyで「リリース数ヶ月でエンプラ企業に導入してもらった秘訣教えます」という募集を見つけて、話を聞こうと思ってCloudbaseのryomaさんにメッセージを送ったのがきっかけです。面談ではエンプラセールスを具体的にどうやったのかはあんまり聞けなかったのですが、割と盛り上がりまして、「ご飯行きましょうよ!」とお誘いいただいて、そこから定期的にご飯に行く関係性になりました。

ー なぜ入社まで至ったのかについてもお聞かせください。

複数回ご飯を通して深い話をしていく中で、「世の中に大きな価値を出す」という僕の大事にしている価値観と、Cloudbaseが狙う市場や実現していきたい世界観のフィット感が高いなと感じました。また、全てのメンバーがしっかりした芯のある考えと若さゆえの柔軟な思考を併せ持っていて、次の環境では自分の人生をかけて、一緒に仕事をしてめちゃくちゃ大きいことを成し遂げたいなと思ったので、この環境だと思って転職を決めました。

ー 当時、まだCloudbaseのカルチャーが言語化されていない頃から「フリーザさんってCloudbaseっぽいよね、マインドが合う」と話していました。

ー その後実際に入社されて、入社前と入社後で感じたギャップはありますか?

ネガティブな意味合いではギャップはないですね。予想以上に更地だったので、自分が整えていく余地がめちゃくちゃあって、その点では良い意味でギャップを感じました。

今は家づくりの基礎の段階。そこで実感できるCloudbaseの成長と進化

ー 現在はどんな仕事をされていますか?

今はビジネスサイドに広く関わってます。メインはレベニューサイドで肝になるセールスですが、導入してくださる企業様へのカスタマーサクセスや今後重要になるマーケティングやインサイドセールスなど、足元をどう動かしていくか・中長期的にいつまでにどういう状態を目指すか、そのために直近に何を仕込んでおくか、などをryomaさんとかと一緒に考えながら取り組んでいます。

ー レベニューサイドは全部関わってくださっていますが、そんな中で入社して良かったと感じていることはありますか?

まず僕がCloudbaseに入社した決め手が、自分が重視する価値観とのフィットだったという話がありましたが、その他にももう1つ、経営陣や組織の思考の柔軟さに惹かれたことも決め手にありました。
入社して良かったと感じる部分は、高い柔軟性を活かして、「こういうことやったら良さそう」「この方法を試してみよう」という切り替えに即座に適応する会社のスピード感や事業成長のスピード感から、成長と進化を着実に実感できていることです。

ー 入社されて、短い期間ではありますが、これまでで一番成功を感じたエピソードを教えていただけますか?

成功を感じるというところまでは、まだ全然到達できていないです。今は家を建てるところでいう基礎を作っている段階なので、これから良い家が建った時に一定の成功を感じられるかもなと思います。

ー それでは、ぜひ一緒にドデカい家を作りましょう!

ー 仕事のやりがいはどのようなところで感じられますか?

Cloudbaseのプロダクトは、世の中のあらゆる会社がサービスを作り・提供するときに使う基盤をセキュアに保つサービスになるので、Cloudbaseが自身のプロダクトの価値を高めることが、導入企業様自体の価値を高めることに直結していきます。これは非常に大きいことだと思っていて、Cloudbaseをより多くの企業様に使っていただくことが、より多くの企業様の企業価値を大きくしていくことにつながっていると理解しているので、やりがいを感じます。

ー Cloudbaseのバリューである、”With Clients”, “Unlock”, “Be an Entertainer”に対してどのような印象を持っていますか?

シンプルで良いなというのと、Cloudbaseを組織している人”らしさ”が出ていると感じています。お客さんのために、という想いを全員が心の底から抱いていることがよく表れているし、自分の限界を突破する、飛躍していこうとする意気込みは、どんな時でも本当に重要なものだと思います。”Be an Entertainer”はお客さんにとって、また関わっていただける人にとって「価値ある人」になることを目指していけるバリューだと思います。
個人的には、”Unlock”が一番好きです。「世の中に価値を継続的に提供する」という観点では、”With Clients”を前提として”Unlock”していくことを考えていきたいなと思ってます。

基礎づくりの先に何を見るのか。世の中と、お客様と関わるCloudbaseの将来

ー 最後に、将来の話をお聞きします。今後Cloudbaseとして、または個人として挑戦したいことはありますか?

Cloudbaseのサービス自体が、世の中の会社の価値を劇的に伸ばしていく可能性があると考えているので、とにかくどんどん世の中の会社に使っていただきたいという思いがありますね。あとは今はCloudbaseというサービス1本だと思いますが、今後は新たなマルチプロダクトも作りながら、お客さんが「Cloudbase導入して良かったな」となる状態を作っていきたいです。

ー まさに、Unlockな成長を遂げてEntertainerな存在になるということですね。それでは、この記事を読んでいらっしゃる方に向けて、こんな人と一緒にCloudbaseで働きたいという意見がありましたら教えてください。

ビジネスサイドでクラウドセキュリティに馴染みがあるという人はなかなかいないと思いますが、一度関わってみると、大きな可能性があることに気付かされる領域だと思います。領域自体に興味があるというよりも、大きなことを成し遂げたいとか、自分の持っている能力の他に伸ばしたいとか、自分がすでに何かをやりきっていて、次何かやっていきたいけど迷ってるという方がいれば、是非お話しできればなと思っています!

ー そうですね。大きなことがしたい、Unlockしたいという方は、Cloudbaseの採用情報から是非ご連絡ください!フリーザさんのTwitterカジュアル面談でもお話ししましょう。

編集:Madoka Nishimura, Koharu Fujimura

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