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はじめまして、heyです|デザインマネージャー経験のある逸材が新たな挑戦を語る


【プロフィール】
鈴木 裕平(すずき ゆうへい) Product Designer
大学時代にWebデザインに興味を持ち、新卒でWeb制作会社に入社。その後株式会社バベルにて1人目デザイナーとして幅広く活躍。toCアプリのプロダクトデザインを手がけ、200万ダウンロードを達成する。Cloudbaseには、半年の業務委託期間を経て2023年11月にジョイン。

直感に基づいた決断力がポイント!偶然の重なりでCloudbaseへ

ー簡単に自己紹介をお願いします。

Cloudbaseには、半年程業務委託として携わり、2023年11月に正式にジョインしました。現在はプロダクトデザイナーとして、主に弊社のプロダクトである「Cloudbase」のデザインを手がけています。その他にコーポレートサイトやサービスサイト、ノベルティや営業資料の制作も担当しています。
ちなみに、私は三つ子なんですが、偶然にも、同じくCloudbaseのデザインマネージャーである成塚さんも三つ子でして…今いるCloudbaseのデザイナーは2人とも三つ子というとても珍しい組み合わせで、お互いに親近感を抱いています(笑)。

ーこれまでの経歴を教えてください。

大学卒業後、新卒でWeb制作会社に入社し、Webデザイナーとしてランディングページやコーポレートサイト、バナーなどのデザインを担当しました。次第にUIデザインの案件が増えていき、それに興味を持ったことをきっかけに、もっと専門的に取り組みたいと考え転職を決意しました。今UIデザインを手がけている原点はここにあります。

その後、株式会社バベルにジョインしました。ここではプロダクトチームを立ち上げてグローバル向けにtoC製品を開発し、200万ダウンロードという大きな成功を収めました。今でも広く使われているそのアプリの功績を誇りに思っています。

会社がBtoB事業に転換した後も、私は引き続きプロダクトデザインを担当しました。エンタープライズのお客様を中心に、BtoB事業の経験を積むことができたのは、私のキャリアにとって大きな成果ですね。
その後、デザイナーの人数が増え、デザインマネージャーの役割を担うようになりました。マネジメントや採用、他デザイナーの成果物のチェックなどを担当するようになりました。やりがいは感じていたものの、自らデザインを手がけたいという思いから退職し、フリーランスになることを選びました。

そして数ヶ月後、Cloudbaseに出会うことになります。

ーCloudbaseのことはどのように知りましたか?

本当に偶然Cloudbaseのサイトを見つけたことがきっかけです。
私は新しいプロダクトをリサーチすることが好きでよく行うのですが、スタートアップ関連の情報サイトをリサーチしていた際、たまたまCloudbaseのページに辿り着きました。当時、CloudbaseのLPデザインが素敵で、当時感銘を受けたことを覚えています。

ーその後Cloudbaseと接点を持ったきっかけを教えてください。

前職を辞めてフリーランスになったことをSNSで呟いたところ、以前業務委託で一緒に働いていたCloudbaseのエンジニア、tocknから数年ぶりにDMで食事に誘われました。tocknと成塚さんと3人で会うことになったのですが、2人からCloudbaseについて詳しく話を聞き、自分の経験を活かせそうなフェーズだなと思いまして。また、Cloudbaseの社風やメンバーとの相性の良さを感じ、なんとその場で業務委託として関わることを決断しました。

ー業務委託から正社員としてジョインするまでの半年間で、心境の変化はありましたか?

もともとは5年程度フリーランスを続けるつもりだったんです。しかし、業務委託でCloudbaseに関わる中で、事業の将来性やおもしろさ、メンバーの優秀さを目の当たりにし、心を動かされまてしまって。想定外でしたが、フリーランスをやめてCloudbaseにジョインすることを決意しました。急成長するスタートアップでしか味わえない、このタイミングならではのフェーズに飛び込むべきだと感じたのです。少しでも遅れたら、事業規模や仕事内容が変わってしまいますからね。迷いはありましたが、今しかないと思って決断しました。


デザイナーの舞台裏:エンジニアやPdMとの緊密な連携

ーCloudbaseではどのようなことをしていますか?

Cloudbaseが提供するプロダクトの設計を担当しています。お客様が製品を使用する際に生じ得る課題を洗い出し、それらを解決するデザインを考えるのが私の仕事です。プロダクトマネージャー(PdM)やエンジニアと協力し、機能の具体的な実現方法やUIの細部まで綿密に検討しています。お客様の要望に基づいて機能を改善することが中心ですが、必要に応じて新機能の追加も行っています。

ーデザイナーとしてのセンスだけでなく、クラウドセキュリティに関する知識も必要で、難易度も高いですよね。

その通りです。私たちがデザインするプロダクトは、クラウドセキュリティという専門性の高い分野に関わるもので、ユーザー体験を考える上で、クラウドセキュリティの仕組みや用語について一定の理解が求められます。

しかし、デザイナーとしてのバックグラウンドがあっても、クラウドセキュリティはまた別の領域です。専門外の知識を身につけるのは簡単ではなくて。当初、エンジニアとの会話についていくのも一苦労でした。機能の実装方法を議論する際、制約がどこにあるのかを把握しないと、ユーザビリティとセキュリティのバランスを取った最適なデザインを提案できません。かといって、知識不足を理由に議論に参加しないわけにもいきません。

エンジニアに質問しながら少しずつ理解を深めていく日々が続いています。クラウドセキュリティの知識を身につけることは大変ですが、その分野への理解があってこそ、プロダクトの価値を高められると信じています。

ーCloudbaseで印象的だった出来事はなんですか?

採用候補者にラブレターを書くことですね(笑)。例えばアプリケーションチームの候補者なら、デザイナーやエンジニアなど、実際に一緒に働くメンバーが「なぜあなたがCloudbaseに必要なのか」をメッセージに綴るんです。Cloudbaseが採用に注力していることの表れだと思います。

また手厚いオンボーディングにも驚きました。入社だけで終わらず、その後もしっかりサポートしてくれるんです。クラウドセキュリティという難しい領域だからこそ、理解を深めるための丁寧な説明が必要ですよね。ここまでのサポート体制はこのフェーズの会社ではなかなか見られないと思います。

ー良い仕事したなと感じるエピソードがあれば教えてください。

最近、CloudbaseのUIを大幅に変更するプロジェクトがありました。慣れ親しんだデザインが変わるのはユーザーにとってストレスになり得るため、慎重に進める必要がありました。入社後、私にとって最大のチャレンジングな案件でしたね。

PdMやエンジニア、デザイナーで議論を重ね、設計しました。何より大切なのは、お客様目線でわかりやすく改善されていることです。大幅な変更だったため受け入れてもらえるか不安でしたが、事前にフィードバックをいただいたところ、ポジティブな意見が多く安心しました。リリース後も使いやすくなったと好評をいただいています。

ー大変だったことはありますか?

クラウドセキュリティのドメイン知識を身につけることですね。専門知識を持った人材だけがCloudbaseで働いているわけではありません。わからないことがあってもエンジニアがサポートしてくれるので助かっています。些細なことでも気軽に質問できる、和気あいあいとした雰囲気があります。


"With"を重んじるオーナーシップ型組織で、200%の力を目指す

ーバリューに対する印象を教えてください。

"With:お客様とメンバーと、肩を組み合い、同じ景色の見える方に。"が好きですね。以前は "With Clients" というフレーズでしたが、"Clients" が外れて"With" になったことで、より広い意味を持つようになりました。既存顧客だけでなく、未来の顧客や一緒に働くメンバー、これから関わるかもしれない人々、採用候補者など、幅広い対象を包含できるようになったんです。Cloudbaseらしさが増したバリューだと感じています。

ーCloudbaseの特徴を教えてください。

全員がオーナーシップを発揮していることです。一人一人が事業成長に責任を持って取り組んでいます。日々の業務でも、自身の役割にとらわれず、必要なことは進んで行動するという意識が社内に浸透していると感じます。

たとえば、採用活動一つとっても、人事だけでなく、エンジニアやデザイナーなど色んなメンバーが候補者とコミュニケーションを取り、接点を持つようにしています。デザイナー候補者が入社すれば、実際に一緒に働くのはデザイナーチームです。私たちが普段どのようなことを考えているか、またどのようなことに困っているのかなど、自分たちの言葉できちんとお伝えすることで、候補者の方の納得感につながると考えています。

ー今後はどんなことに取り組みたいですか?

現状、ブランディングの観点からデザインが確立しておらず、新メンバーが入ると個性が強く出過ぎてしまうことが課題だと感じています。方向性を統一し、"Cloudbaseらしさ"を明確に定義していきたいですね。

また、デザイナー1人だけが活躍するのではなく、複数のデザイナーが集まることでチームとして200%の力を発揮できる環境を整えたいです。クラウドセキュリティに馴染みのないデザイナーでもすぐに活躍できるよう、入社前の準備やオンボーディングをさらに強化していきたいと考えています。

ーどのような方にCloudbaseへ来てほしいですか?

何より仕事を楽しめる人ですね。そして、自分だけでなく周りのメンバーも楽しく働けるために、何ができるかを一緒に考えられる方だとなお良いかなと。また、自分の価値を信じ、自信を持っている人に来てほしいです。Cloudbaseだからこそ自分の力を存分に発揮でき、ここで必要とされていると確信を持てる方が理想的だと思います。

ー候補者の方にメッセージをお願いします。

Cloudbaseはこれからますます面白いフェーズに入っていくので、それを楽しめる方にぜひ来ていただきたいです。私自身、入社時点でドメイン知識はほぼゼロでしたが問題ありませんでした。一緒に学んでいきましょう!ご興味がある方は、ぜひ以下のリンクからお問い合わせください。



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