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VIVIVIT あつまるデザナレに参加しました!

こんにちは!金子ゆりです!
9月17・18日の2日間でおこなわれた、VIVIVITさんが主催の「あつまるデザナレ」というイベントに参加しました。私は18日のDay2の方に参加しました。
時間は13:00~21:00とボリュームが多かったですが、私は中でも、デザインプロセスについて聴いてみたい!と思ったので、今回はそこを中心に感じたこと・学んだことなどを共有したいと思います!

1. 「ブランドらしさ」ってどうやって作るの?💡

これはデザインプロセスについてのセッションではありませんが、LINE株式会社さんから発表してくださった方のセッションが、とてもおもしろく、共感できたので紹介します。

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LINEらしさを見える化する

私たちが普段使っているLINEの機能の中には、さまざまなサービスがあります。あまり使いこなせていない私にとっては、まだまだ知らないサービスがたくさんあると思います…💦

そのサービスを作ることにおいて大切にしていることはなにか。
それは、「LINEがやると、このサービスはどんな姿になるんだろう」と問いかけていくことでした。事業の本質がLINEらしさになっていくのは、社員の方1人1人が、会社のブランドを愛しているからこそできることだと感じました。

「良いサービスを作るには、良い仲間同士の結束が大事」
この言葉は、セッション中繰り返し言われていたので、特に大事なんだと考えました。アイデアも、仲間とのお話の中で生まれることもあるらしく、自分が考えた案を周りと話し合いながら形にしていく、1人1人の意見を受け止めていくことをとっても大事にしているそうです。
今大学で学んでいるプロジェクトもそうですが、メンバー間の共有が大事なんだと改めて気付かされました。

基本的なことですが、みんなが使うものはみんなで決めていくことが1番良いと思うし、1人だけの頭で、大勢の頭の中を引っ張ってはいけないなと、「たしかに、たしかに!」と共感できるところがたくさんありました。
実際に「生の意見」を大切に、「ほんとはどう思ってるの?」目線で聞いていくことを意識しているそうです。

↓↓現在進行中のプロジェクトについてもお話ししてくださいました!↓↓

2. デザインプロセスをのぞく🔍

19:00~21:00のセッションのテーマは、
「実際どんなプロセスでデザインしているか、今からお見せします」
株式会社サイバーエージェントさん、株式会社マネーフォワードさん、キヤノン株式会社さんの3社から1名ずつ、発表者3名によるトークセッションを視聴しました。3社全て紹介したいのですが、私が特に印象に残った企業さん、言葉を抜き出しながら、共有していきます!

💡株式会社サイバーエージェントさん
初めに発表してくださったサイバーエージェントさんのセッションを紹介します。

まず、サイバーエージェントさんで紹介されていたデザインプロセスは、AbemaTVのUIデザインでした。

理想

課題発見

調査と現状を把握

仮説を立てる(これまでのUIは…?)

最初のデザイン案

ユーザーテスト

ブラッシュアップ

方向が決まる

さらに修正(視覚表現を磨く…)

公開!✨

実は私自身、AbemaTVを使ったことがないので、UIの画面を見ても最初はあまりピンと来ませんでした…💧

ですが、UXデザインと同じように、ユーザーの視点に立って、調査や分析、ブラッシュアップなど、決して短くないプロセスで進めていることが理解できました。

特に仮説を立てるところで、これまでのUIと比較して、そこから生まれていた問題を見つけ、どのように改善すれば使いやすく、ユーザーにも分かりやすくなるかということを細かく考えていました。現状から仮説を立てる作業です。

またユーザーテストは、私はまだ未経験なので、これからの勉強にと思いつつ、もし自分ならどうするだろうと想像しながら聴くことができました。
ユーザーテストの"ユーザー"も、ただなんとなく決めているわけではなくて、始めに社内数百人→少人数のユーザー→10%程度のユーザーというように、規模を考えながらおこない、最終的には1,000件以上のデータと行動ログを得て、分析・改善に生かしているようです。

自分たちでだけでは分からない、他の何も知らない人が使ってみて、どんな気持ちになるか、どんなところで困ってしまうのか、サービスを考える上でたしかに必要な作業です。
方法として、マネーフォワードさんの方から「思考発話法」という言葉を教えていただきました。言葉を発してもらいながらテストをしてもらう方法です。私もよく無意識に言葉をぶつぶつ言いながらアプリを操作することがあるので、あれが実は、テストのときに役に立つのかもしれない…!と思いながら聴いていました😅

1回の修正だけで満足せずに、どこに問題があるか、ユーザーテストもおこないながら分析し、ブラッシュアップを重ねていました。「見た目」や「操作したかんじ」にキレがある(ルック・アンド・フィール)ように、最終的な方向に決まるまで、何度もプロジェクトメンバーと試行錯誤をしながら作っていました。

3. 自分たちのビジョンを決めて進めてみる💡

😯「自分たちのビジョンが先!」

最後にこの言葉を強くおっしゃっていました。
「ユーザーにとって…」「ユーザーだったら…」となる前に、まず「自分はこんなサービスを作りたい!」という「自分ビジョン」をもつことが大事だと考えました。
前回のプロジェクト(動物園プロジェクト)でも、何度か「あれ…、今私たちって何考えてったっけ…」「今どこに向かってる…?」と行き詰まったときがたしかにありました。そのときに、1回自分がやりたいと思っていたことに立ち返ってみることは必要なことだな…!と実感しました。(それを踏まえて、もう一度動物園プロジェクトやってみたい…😅)
↓動物園プロジェクト↓

4. ユーザーも、まわりも、自分も大切に💡

セッション全体を通して、デザインを考える上で、ユーザー目線で考えるということは外せないことは分かりました。それは大学での活動でも学んできたことでした。

ですが、それと同じように、同じプロジェクトで自分と一緒にがんばって前を向いているメンバーのことも、外してはならず、さらに自分の「こうしたい!」という気持ちも大切に抱えていくことも大事だと気づきました。メンバー同士の共有は、苦手ではありませんが得意ではなく、嫌いではないはずなのにできません。私なりの考えですが、自分の考えや、やっていることに自信がないんだろうな…とぼんやり考えました。「あ、だから自分でビジョンを決めることで、ちょっとでも自分に自信がつくのかなぁ」と思いました。

今回発表してくださった方たちは、みなさんが「やりたい!」と思ったことに正直に、全力をかけて取り組んでいたということが、画面越しでも伝わってくるものがありました。伝わったとき、ちょっとだけ、この方たちと同じデザインの領域で学べていてよかったと思いました。

正直、ときどき出てきたデザインの専門用語が分からなかった場面が多くて、話に追いつくのがやっとのときもありました。
ですが、自分がやっているは、きっとこの方たちも少なからず通っていった道だと思うことができたので、私にとってはとても良いセッションに参加できたと思います!

追記:
今私が利用している株式会社noteさんも発表に参加されました!
まだ利用して長くないですが、ユーザーを楽しくさせる工夫がたくさん紹介されました。ますます利用したくなりました!
これから見つけるたびにニコニコします😊

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました☺️




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