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レディーファーストは無い国だけれど


「どうぞどうぞ…。」

日本にはレディーファーストという習慣は無いけれど、ある日、バス停に並んでいると年配の男性が列とは関係ない場所に居てバスが来たら並んでいた。私は列に並ばず外れた場所にいた年配の男性に先へどうぞ?と譲ると、、、

「いいえ、いいえ」と 一度遠慮し、そして先へとバスに乗った。


私はバスに並んでいたり乗り物で年配の方や身体の不自由な方が立っていたりすると席を譲る。

これは最近の事でなく幼い頃からである。おそらく大家族に生まれ、祖父母と不自由な伯母が傍に居たからだと思う。

ある日の電車の中の出来事である

コロナ禍前に電車の中で若いご夫婦がお腹の大きい奥さんを満員電車でお腹を護る、庇うような姿を見ました。見ていて大丈夫かな?と妊娠経験者の私にとっては目にあまる状況で暫く様子を見て居ました。2~3個の駅で降りてしまうのであれば未だ大丈夫であろうと思いましたが、、、降りる気配は無く、、、私は若いご夫婦の元へ行きながら大丈夫ですか?と声を掛け、、

とある駅の扉が空いた瞬間、、、

「どなたか、席を譲ってくれませんか?」と

伝えました。

眠っていた男性がすぐ様起きて、、、

どうぞどうぞ?と、、、。(見た感じ譲ってくれなさそうに見えましたが、私の投げかけによって直ぐ対応してくれました)

私の中で予定日が近いと感じたお腹の大きさは近くに行き聞いて見たら、やはりそうか!といった状況でしたし、私自身、勇気をだして大声で席を譲ってください!!と言って良かったなぁと思いました。

もしも、満員電車で押しつぶされ 破水など何かあったら大変な状況になりますし…

この時に思った事、、、

若いからこそ言い出せないって事もある

でも、そんな社会にしてしまうのは、どうなんだろう?て思う 年齢関係無く困っている時はお互い様である 

いつも感謝のキモチをもち行動していると

不思議と我が身に降りかかるもの

これは良い事も悪い事も、、、

私は良きこと、自分にとって嬉しいと思える事は行動に起こすべきだと思っている

レディーファーストは無い文化だけれど席を譲る列を譲る、などなど それらを通じて出会った一期一会も多い…

他に印象残るレディーファーストの思い出は、やはり同じく電車内で席を譲った時の事である

年配の白髪の女性は、どうぞ?と伝えると

いいわよ?って断るのだが、どうぞ?と伝え

ありがとう!と席へ座った

しばらくするとバックをゴソゴソしだし私に何個かの飴玉をくれました

私自身、席を譲った後に、お菓子を戴くというのは無かったので、え!え!リアクションに一瞬困りましたが、この場は有難くちょうだいしました。ありがとうをカタチにした、いただき物は一期一会だけど、なんだか嬉しく直ぐに食べれる事は出来ませんでした。

こうした一期一会の出会いは二度会う事など、けして無いけれど、、

自分が嬉しいこと、誰もが喜ぶ事は平和に繋がる小さな行動なのかなと思っています。

現在あること

それは、反対の状況であるということ


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