アニメ×演劇・ダンスの配信をTikTokで行なっている理由

外出自粛要請が出てから、表現する場はガラリと変わりました。
生で観るのが良いとされていた演劇でさえもネットを通してお客さんの目に触れることが多くなってきましたよね。

まさに今、演劇をいろんな人に興味を持ってもらうチャンス期が到来している！そう思っています。

なぜなら、今まで演劇を見てもらえない理由として、よく分からない、何を見たらいいか分からない、劇場に行きづらいなどがよくあがっていたからです。

これを一言にまとめると、

“観に行かないと観られない”

もしくは、

“観ようとしないと観られない”

状態だったからです。

でも今は、ZoomやYouTubeなどネットを通しての演劇が広がってきていますよね。
お客さんが演劇の情報を受け取りやすくなってきています。

そんな中、私たちはアニメと演劇・ダンスを掛け合わせた表現をTikTokで配信することを決めました。

演劇は、観るまでのハードルが高いとよく言われていたので、親近感の湧くアニメと掛け合わせました。また、舞台役者がアニメの名シーンを再現してみたらおもしろい物ができるのではないかと少し興味がありました。
ダンスを取り入れたのは、より広い表現者に表現の場を与えたいと思ったことと、音楽で遊べるのがTikTokの醍醐味だからです。

動画での発信の仕方は他にもYouTubeやリモート等の選択肢がありますが、その中でも、TikTokを選んだ理由は、以下３つの点です。

・アルゴリズム
・短い動画
・若年層

少し詳しくお話をさせていただくと、
TikTokは他の媒体よりも仕組み化されており、おすすめ機能も充実しています。
よくアルゴリズムと言われるやつですね。
検索という手間を省き、自分が興味のある動画が次から次へと流れてくるのです。
このように、ある程度コンテンツに興味のある人、フォロワー以外の人にも見てもらえるようになっているのです。このことから、効率的に視聴者にアタックし、ファンの獲得に繋がると考えました。

また、TikTokでは15〜60秒の短い動画が好まれます。
短い時間の中で魅力を伝えるためには、視聴者の心をいち早くキャッチする必要があります。普段、発想力を最大限にして活躍している役者やダンサーは比較的これが得意です。短い時間で複数の投稿を見てもらえるのも一つの魅力だと感じました。また、音楽と一体になったコンテンツもエンタメと相性が抜群です。

もう一点、TikTokは10代〜20代の若者の圧倒的な支持を受けています。
劇場ではあまり見かけない年齢層ですよね。
つまり、演劇と遠いところにいる年齢層です。この年齢層に興味を持ってもらえたら一気に演劇がエモくて現代っぽいものになるのではないかと考えました。

以上3点がTikTokを選んだ理由です。

また、このTikTokの利点を生かして、しっかりと成果が目に見える形で役者やダンサーに表現の場を提供できると考えました。
そのため、バズっている動画を参考に、TikTokを分析しながら進めています。

演劇がより身近になるチャンスが到来している今、ふとした時に目に触れる機会を増やし、演劇っておもしろいんだな、今度生で観に行ってみようかなと1人でも多くの人に思ってもらえるように、そしてそれが表現者の力となるようにこの企画を進めていきます。

この記事の最後にTikTokのURLを載せていますので、是非フォローといいねで応援いただけると嬉しいです。　

そして、最後になりますが、この企画に参加してくれる方も募集しております。
もし、興味のある役者・ダンサーの方がいらっしゃいましたらご検討いただけると嬉しいです。

【詳細】

アニメと掛け合わせて表現してみたい、役者・ダンサーさんは、メールアドレスに下記3点を明記のうえご連絡ください。

①お名前
②志望（役者、ダンサー）
③簡単な経歴

メール: closerengeki@gmail.com

〜例〜
・役者が名シーン再現してみた
・声真似
・アテレコ
・踊ってみた
などやり方は基本自由です。

TikTokの使い方や撮影方法等もアドバイスできます。
１つのチャンネルを複数人で回すので、月に1回程度の撮影になります。
継続的に撮影できる方、大歓迎です。

公演情報や作品などを弊団体のアカウントで宣伝させていただきます。

この機会に演劇や表現の世界を広めたい方や、企画に賛同してくれる方がいらっしゃいましたら是非一緒にやりましょう。

TikTokアカウント

https://vt.tiktok.com/BCg3VM/