見出し画像

適応障害になって仕事を辞めた話 回復期の始まり?

日ごとに、というわけではないけど、適応障害と診断された8月や仕事を辞めてから傷病手当金の初回受給がされるまでのひたすらに不安に包まれていた頃と比べたら、少しずつ物事を前向きに考えたり、また不安要素を「今考えても仕方ない」と割り切ることができる頻度が増えてきた。
本当に少しずつの変化だし、もちろん不安に打ち負けて動けない日もまだあるのでこの変化は一瞬の気の迷いみたいなもので回復とは呼べないかもしれないけど、これも逆に「もしかして少しずつ回復してきてるのかな」と思うと安心する。


仕事を辞めた時は「辞めてしまった」というショックが大きかったし、そのショックをつい最近までずっと引きずっていたが、その仕事を辞めた理由はまさに「適応障害」で、適応障害になってしまった理由も、仕事場の人間関係…逃れられない上司との関係に苦しんだ末のことだったので、きっと遅かれ早かれ私は前職を辞めていただろう。今回はたまたま病気につながってから辞めるという結果になってしまったからそりゃあショックが大きかったけれど…。
限界がきて適応障害になって辞めるまでの間にも嫌なことはたくさんあったが、それでも3年も続けられた自分を今は誉めたい。

それに、こんなことを言ってはいけないかもしれないが、前職は私のストレス要因となった上司への嫌気から、私以外にも辞めていってしまう人がたくさんいた。大きく括れば私もその「上司からのストレスが嫌で辞めた」うちの一人であって、もう少し休めば他の辞めていった人達のように別の仕事を探せる日が来るはずだ。何も私だけが耐えられなくて辞めたわけではない。自分のキャパを変えてしまうほどに嫌で辛いなら無理に耐えようとせずに辞めて他を探す権利は誰にでもある。


今は、ずっと家にいて、家事をやって時々散歩やストレッチをして体力を取り戻しているだけの日々に飽きてきつつあることから「仕事探しを再開しようかな」という気持ちが徐々に湧いてきた。傷病手当金で一応生活はできているが、いつまでも手当金に頼っているわけにもいかないし…(とはいえ無理して社会復帰をして病気がぶり返しては元も子もないので、回復するまでは手当金に頼らせてもらうが)

社会復帰を本格的に目指せるようになったら、まずは焦らず週3〜4くらいで仕事に追われすぎないパートやアルバイトから始めて体を社会に合わせて慣らしていきたい。
自分が社会復帰できるかな…という不安は正直まだある。あるけれど、その不安と同時にまた自分で稼いだお金を自分の好きなことに使いたい、という気持ちも出てきており、この気持ちを大切にしながら少しずつ、復帰に向けて心身の体調を整えていこうと思っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?