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【行ってきた】「Twitterを活用した、個のブランディングとPR」で自分のTwitterとの向き合い方を見直した話 #イベントレポ

こんにちは、くろえ、もといたかおです。今回はnote始めてから初 のイベントレポです😍
気になるテーマは「Twitterを活用した、個のブランディングとPR」!

今は働き方が多様化し、個人の自己ブランディングも大切になってきています。
そのような中で、自分自身の強みや方向性を決め、自己ブランディングを行うことも、今後の社会で生き残っていくには大切なのではないでしょうか。イベントでは、「自己ブランディングとTwitter活用術」について、ホットリンクCMOの飯髙さん、SmartHR広報のたけべさんに教わります。

会場は「働き方解放区」をテーマとする「co-ba ebisu」

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恵比寿と代官山の真ん中という神立地!きれいでおしゃれな作りの会場でした。

co-baは、全国各地に広がる「あらゆるチャレンジを応援する」をコンセプトにしたシェアードワークプレイスです。会員は、起業家やスタートアップ、デザイナー、エンジニア、編集者、建築家、地域で活動するNPOなど、多岐にわたります。会員同士がお互いのアイディアやスキルを共有することで、新たなコラボレーションが生まれる場を目指しています。
なかでもco-ba ebisuは、所属や職種、雇用形態の垣根を超えた新しい働き方を実現するためのワークプレイスです。随時入居者募集中。内覧、入居のお問い合わせはこちらから↓
https://co-ba.net/ebisu/

企画は【株式会社ツクルバ】さん!

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「『場の発明』を通じて欲しい未来をつくる」というミッションのもと、デザイン・ビジネス・テクノロジーをかけあわせた場のデザインを行っています。主な事業として、ITを活用した中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」事業、あらゆるチャレンジを応援する、シェアードワークプレイス「co-ba(コーバ)」などのシェアードワークプレイス事業を展開しています。

今回のファシリはツクルバの高橋さん!

オーディエンスは広報を中心とした様々な人たち!

広報の方を中心に、マーケティング職の方や個人事業主、たまに人事の方もいらっしゃっていました。

オープニングも
・入り口でアカウント名(名前じゃない)を記入して首からかける
・自己紹介もアカウント名ベース
という面白い?始まり方でした。

自己紹介①株式会社ホットリンク CMO / 飯髙 悠太 さん

・これまでに6社経験(ベーシック役員を経てホットリンクにジョイン)
・『僕らはSNSでモノを買う(ウルサス本)』で有名

広告代理店、制作会社、スタートアップで複数のWebサービスやメディアを立ち上げる。企業のWebマーケティングやSNSプロモーションをはじめ、東証1部上場企業を含めて100社以上のコンサルティングを経験。2014年4月「ferret」の立ち上げに伴い株式会社ベーシックに入社後、「ferret」創刊編集長、執行役員に就任。2019年1月よりホットリンクに入社し、同年4月に執行役員CMOに就任。自著は『僕らはSNSでモノを買う』、『アスリートのためのソーシャルメディア活用術』。

自己紹介②株式会社SmartHR 広報 / たけべともこ さん

・SmartHR広報
・某アニメの20周年企画の中の人
・クラウドファンディングで恋人募集(すごい)→CAMPFIRE社入社
・SmartHR入社、広報を担当(でもTwitterの中には別の人がいる…?)
・ぱくたそのフリー素材モデルもしている

47都道府県を旅し、2014年に直島へ移住。帰京後、イベント運営・人事補佐・ライターを経て、2016年にPR会社勤務。同年、クラウドファンディングで「お見合い相手を募集するプロジェクト」を実施したところ話題となり、株式会社CAMPFIRE入社。社長室にて広報経験を積み、2019年5月にSmartHR参画。副業でライターとPRを行う他、「ぱくたそ」のフリー素材モデルとしても活動。

Twitter年表~飯髙さんの場合~

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■個人アカウント
「生きるために呼吸してる」(この大きな文字よ。w)
裏垢は40万ツイートを超えてるとのこと!!!(鬼のように共感してしまった…)

■企業アカウント
・2014年~ ferret
目的:トラフィック
やったこと:フォロワー増やしてみた、RTしてみた
トライしたこと:
- ライトなコミュニケーションしてみた
- ferret以外のメディア記事もツイートしてみた
- RTの時間を切り分けた

・2019年~ ホットリンク
目的:認知の最大化
やったこと:特に何もしていない
重視したこと:メンバーの活用促進。コンテンツに重きをおいてみた
※個の発言を大事にすることで、頭に会社名がつく。メルマガでふざけて配信しても、そのことで会社の名前が出る。
発信の成功例:ノミナー(1日のツイートが400件行くことも!)


Twitter年表~たけべさんの場合~

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■個人アカウント

イベントごとにフォロワーが増えたり、場合によっては減ったり(!)。

TV出演:効果不明
フリー素材モデル:50人増
クラファンで恋人募集:500人増
彼氏公表:150人減←!
退職インタビュー:150人増
ツイートし続ける:2000人増

■企業アカウント

・2014年~ 某アニメ
コンテンツが有名すぎて自由に投稿できない、中の人難しいと感じた
・2016年~ CAMPFIRE
代表いじりで20000人増。Twitter経由で取材依頼も!退職の記事もバズってました
・2019年~ SmartHR
「BtoBサービスのSNS活用」と「属人化ってどう?」を考える日々

また、たけべさんといえば、CAMPFIREアカウントでの家入社長「いじり」でも有名。

実はこちら、計画的なものではなく「アカウント渡されただけ」だったそう。すごいセンス…!

聞いてみたい色々なこと

お二人に質疑応答タイム。

・noteについて
飯髙さん「noteで書くと長くて冗長になりがち。自分の場合、500文字以内で1テーマくらいの短いものにするように心がけている。また、1000VIEWいかないとやめると思っているので、プレッシャーはあります」

・フォロワー数とフォロー数について
飯髙さん「有名人でもない限り、「フォロー2000人、フォロワー2000人」という方が再現性が高いので、そういう運用のカタチを目指していくのが良いのでは。」

・発信内容について
飯髙さん「フォロワーが減ることを危惧して発言しないよりは、無駄なことも言っていいと思う。」

・企業アカウントの属人化について
飯髙さん「うちの場合は「企業の言及数」が増えれば良いと考えているので、それでも良いと思っている。ユーザはそこまで気にしないし、担当者も気にしなくていいと思う。」

・企業アカウントはコーポレートブランディングと沿うように発信するか
2人「してないですw」
飯髙さん「規制を入れるのか?教育するのか?は組織文化によるが、これからTwitterが増えていくのは自明だし、会社で規制しても裏垢などが発生することもありえる。だとすると統制するのではなく、一定の自由度を持たせるのもありなのでは。」

・2020年のTwitterの新しい使い方って?
飯髙さん「分からないが、オリンピックに関する発信が増えるはず。ただ、企業のスポンサーなどの関係でつぶやけない、書けない文言も多い(2020、夢の祭典、明日日本代表戦がある、など)ので、どこまで伸びるかは未知数。」

・Facebook、twitter、youtube、Instagram以外で個人ブランディング文脈で日本で流行りそう、ないし注目してるSNSサービスは?
飯髙さん「使うプラットフォームは「どういう立ち位置で有名になりたいか」による。プラットフォームの特性がそれぞれ違う。
例えば、購買文脈ならTikTokはやったほうが良い。KOLという言葉もあるが、場所からではなく人から買う時代になっているので、市場が伸びている。ソーシャルでの購買。拡散を狙うのであれば、Twitterは拡散可能性があることを考慮して欲しい。どうすれば伸びるかを考えて発信することで、拡散可能性が上がる唯一のプラットフォーム。

・ここ最近のTwitterの「空気」は変わったか
たけべさん「情報収集の文脈が強くなったと思う。これまでTVだったものがTwitterになってきている。」
飯髙さん「情報の速報性という観点で、SNSのほうが早い。ただその一方でフェイクニュースも伸びることから、いかに情報のソースを取れるのか(リテラシー)によって得られる情報の質が変わりそう。
また、「空気」という意味では、人によってTLが全く異なる。「空気」を知る意味では、一番分かり易いのは、他人のTLを見せてもらうこと。自分のTLしか見ていないと、使い方が偏っていることもある。元々別のSNSに住んでいた人たちがTwitterに流れてきている面もあることから、色々な人がいることを捉えた上で、とにかく色んな人のTLを見るのが大事。他人に見せてもらうのがはばかられる場合、裏垢も持っていると強い。」
たけべさん「TLがカスタマイズされて自分の世界になっていくのはちょっと怖い…」
飯髙さん「Twitterに限らず、SNSは横の軸に飛ばない。サッカー好きと野球好きはそれぞれの線を超えないし、お笑いが好きじゃないとお笑い芸人の方の投稿は見ていないはず。」

・良質な情報はどのように手に入れるか
たけべさん「直接的にならないかもしれないけど、特化している人に聞く。本当にお気に入りの情報はSNS上では出してくれない。情報を持っている人を見つけるまではTwitter、そこから先はオフライン」
飯髙さん「逆に言うと、何かに特化した情報を送っていると、そこに対しての影響力を持った人になれる。これは友達関係でわかりやすくて、たけべさんのように、詳しい友達にオフラインで聞いている。つまり、ダークソーシャルで動いていることを想像するのが企業のアカウントの運用のポイント。

・SNSの未来は?
飯髙さん「現在、情報を死ぬほど浴びていて処理できない状況になっている。多すぎる情報はその処理ができなくなるので、いずれ昔の井戸端会議のような時代に改めて戻っていくのではないかと思っている。かのマクルーハンは「手のひらはメディアだ」と言っているが、あらゆるものをメディアと捉えるような動きが出てくるのではないか」

飯髙さんのメッセージ:Twitterの目的を持とう!

Twitterをやることでどうなりたいのかを考えるべし。目的を持つのが大事。ツイートするのも、10ツイートやる、とか決めるのではなく、必要ならやる、という感じ。もちろん数の定義は重要。でもむしろ質量どうするか、などはやっていく中でつきつめていくもの。」

たけべさんのメッセージ:「セメ」ポイントを見極めよう!

「まず、自分の「セメ」ポイントを見極めると強い。例えば私の場合、CAMPFIREなら「社長いじり」「社長遅刻」など。
そして、自分でツイートするだけがTwitterじゃない!例えば、家入さんがツイートするのではなく、それを別の人が叱る、それに「ごめんなさい」と家入さんがリプライする、という図。それによってフォロワーも巻き込まれるし、いいと思ってもらえる。1人で完結させないことが重要!」

本日の振り返り

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✓本日のイベントの学び・感想

✓自分の強み・攻めポイント

✓今後どのようにツイートしていくか

トークの後はご飯~!

まず、スナックミーさんのお菓子が提供されました!チーズおかきめちゃくちゃ美味しかった。個人的にはみかんのドライフルーツが推しです。

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そしてご飯はパエリア✨旗が可愛い❤

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感想①:人との出会いという希少性について

まず、本当に本当にたまたまなのだけど、偶然にして素敵な人との出会いがありました。昔から知っていたかのような、志を同じくした、とても素敵な方で、こういう出会いがあるから、イベントに行くのはやめらんないな・・・!と高揚しました。

感想②:2次元から3次元へ

Twitterでつながっていた方から声をかけていただきました。こうなることで、2次元だったアバターが立体になるという、当たり前のことなのにすごくどきどきするなあと噛み締めました。

感想③:プロ意識とTwitterとの向き合い方

たけべさんに「Twitter運用で気をつけること、定量的に追っているものはあるか」という質問をしたところ、「プロ意識が強い人は、自分のタイムラインをめちゃくちゃキレイにしていて、10以上いいねがつかなかったつぶやきを全部消している」と教えていただきました。プロ意識に驚き、「なるほど、それはたしかに素敵なタイムラインになりそうだ」と思いながらも、どこか腑に落ちない自分がいたので、「私にとってのTwitter運用ってなんだろう?」と自分の運用方法に思いを馳せることとなりました。

おそらく私は自分のつぶやきを「ある種のメディア」というか、「陳列台」のように捉えている節があるんだろうなと。
例えば23時のわたしのTwitter枠を取るのは、その日一番の感動。言葉で。
私のTwitterというキャンバスの上に、どんな気持ち、記事、言葉を乗せるのかが重要で、ある種宝物を集めている行動でもあるんだなと。とっておきをとっておきのタイミングで。勿論そうではないものも。
「スマホのデータがあなたの偏愛」という言葉があるけれど、「私のつぶやきは一つ残らず大切だ」だと思っているのかもしれない、と思いました。そういう些細なものを含め、大事にしたいし、そうできるのが「自分にとってTwitterをすることの意味なんだ」と。

これらの思考に至ったことで、いくつか運用の方針なども見直せたので、今日は来てよかったなと、また、噛み締めることとなりました。

素敵なイベント、ありがとうございました!

というわけで、次回もお目にかかれるのを楽しみにしています!毎日こんな感じの気づきなどをつぶやくアカウントはこちら(人事・マーケティング・キャリア・パン・恋愛・人間観察などについて書いてるよ!先程3,000フォロワー達成し感謝の念が尽きないアカウントはこちら)↓


UXコンサル、BtoBマーケ、人事を経てコミュニケーションマネージャー(広報、マーケ、採用広報、組織開発)なう。 書くこと:パン偏愛、可愛いもの布教、働くこと、生きること、1日1考、新サービス考察、旅行、読書録、銭湯、恋愛。 頂いたサポートは、もれなくパンの研究に使われます。