吉川浩満

執筆、翻訳、編集@晶文社。国書刊行会、ヤフーを経て、現職。著書に『哲学の門前』『人間の…

吉川浩満

執筆、翻訳、編集@晶文社。国書刊行会、ヤフーを経て、現職。著書に『哲学の門前』『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』『理不尽な進化』『脳がわかれば心がわかるか』ほか。関心は哲学・科学・芸術、犬・猫・鳥、卓球など。

マガジン

  • 哲学入門読書会で話したこと

    • 11本

    読書会の過去回で話したことを紹介していきます。

  • 哲劇編集日記

    狩猟から稲作へ。執筆から編集へ。本当にできるのか? 不安心配最大級、真実のヒューマン・ドキュメンタリー。

最近の記事

第206週

イノベーションは絵本に学べ ベストセラー『もしそば』の菊池良が案内する、大人のための絵本の世界。古今東西の名作絵本から、暮らしを豊かに、ビジネスを楽しくする26の思考術・発想法を抽出。大事なことはぜんぶ絵本にかいてある! 名作絵本に学ぶ思考術・発想法 『どうぶつにふくをきせてはいけません』☞失敗する/『これなんなん?』☞別の使い道を考える/『ひとまねこざる』☞アンラーニングする/『んぐまーま』☞機能をあえて削ぎ落とす/『どうぶつしんぶん』☞キャラクター化する/『はらぺこあお

    • 第196週

      人間とはいかなる存在か? 動物やAIは? そして社会はどこへ向かうのか? 初出6本を含む白熱の対論12本、全608頁! 哲学、倫理学、社会学、経済学、宇宙開発、ロボット工学、文芸批評、文化研究、SF、ファンタジー、コミック、アニメーション──現代日本が誇る不世出の社会哲学者・稲葉振一郎の膨大な仕事、広大な関心領域を一望のもとに収めた初の対談集。大屋雄裕、吉川浩満、岸政彦、田上孝一、飛浩隆、八代嘉美、小山田和仁、大澤博隆、柴田勝家、松崎有理、長谷敏司、三浦俊彦、河野真太郎、

      • 第189週

        運命、この文学的なるもの 「運命とは、あえて大きくいうならば、人間の弱さと創造性に基づいた、本質的に文学的な観念なのだ」(本書より)──『存在の耐えられない軽さ』などの小説作品で知られ、長年ノーベル文学賞の有力候補に名を連ねながら惜しくも世を去った作家ミラン・クンデラ(1929–2023)。東と西、政治と文学、歴史と現在、偶然と必然のあいだを揺れ動く人間の運命を見つめ続けた作家の仕事を読み解く本格評論。第4回東京大学而立賞を受賞した博士論文を大幅改稿。 【目次】 序論 運命

        • 第184週

          有意義な対話のためのレベル別・超実践ガイド 分断と二極化の時代、考えが極端に異なる人とも礼節と共感を保って会話・対話をするにはどうしたらよいか? 友人や家族との会話、ビジネスでの交渉、SNSでの議論……よい会話のための入門級の基礎知識から、強硬派・過激派に対処するための達人級のテクニックまで、すべてを網羅した実践的マニュアル。 リチャード・ドーキンス氏推薦 「すべての人がこの本を読めば、世界はもっとよい場所になるだろう」 戸田山和久氏推薦 「著者たちの思想も行動も気に入

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        記事

          第175週

          つながりすぎた社会で〈二人であることの孤独〉を取り戻す 若きアーティストによるSNS時代の恋愛・制作・人生論 「本書が捉えようとするのは、すべてがつなげられた社会から脱出して二人の時間を過ごし、その後で、労働や学校、家族といったつながりへと帰っていくことを可能にする世界制作の方法である。つまり二人のあいだで接続と断絶を様々に組み替えて、自分たちの手でストーリーを作る方法の模索である。そうした行き来を可能にするのがラブレターなのだ」(本書より) 新時代のアーティストが提案す

          第153週

          動物の苦しみ、気候危機、健康な食生活を気にかけるすべての人へ。「最も影響力のある現代の哲学者」ピーター・シンガーが動物解放論、ヴィーガニズムとベジタリアニズムについて書き継いできたエッセイと論考を精選。1973年の記念碑的論文「動物の解放」から2020年の新型コロナウイルス禍に対するコメントまで、半世紀にわたる著述活動を一冊に封じ込めたオールタイム・ベスト・コレクション。

          第142週

          ロックとはなんだったのか? 進化心理学、認知科学、神経科学、人類学、霊長類学、自然主義哲学、二重過程理論、処刑理論、生物学的市場仮説、お婆ちゃん仮説 etc. ――最新のサイエンスと歴史知識を駆使してロック文化を多角的に考察する。情熱的に語られがちなロックを、冷静に、理性的に、縁側で渋茶をすするお爺さんのように語る、前代未聞のポップカルチャーの哲学。好評連載「ロックの正体」(晶文社スクラップブック)を完全書籍化。

          第131週

          「人新世」の正体を、あなたはまだ何も知らない――。

          第125週

          誰も読んだことのない、 真面目で、おかしくて、ハートウォーミングな、 ゲンシリョク・ロードムービー・エッセイ

          第109週

          デカルト、台湾、読書会、モヤモヤときて、リベラルアーツ。

          第108週

          デカルト、台湾、読書会ときて、モヤモヤ。2022年8月29日発売。

          第73週

          デカルト、台湾ときて、読書会。3冊目の担当書が出ます。2021年12月21日発売。 竹田信弥、田中佳祐『読書会の教室――本がつなげる新たな出会い 参加・開催・運営の方法』晶文社 ぜひご覧ください。

          第68週

          ご無沙汰しております。 2冊目の担当書が出ます。2021年11月29日発売予定。 神田桂一『台湾対抗文化紀行』晶文社 予約受付中。ぜひご覧ください。

          第62週

          ご無沙汰しております。バタバタしている間に更新を35週も飛ばしてしまいました。申し訳ありません。 最初の担当書が出ましたのでご報告します。 ドゥニ・カンブシュネル『デカルトはそんなこと言ってない』津崎良典訳、晶文社 ぜひご覧ください。

          第27週

          本年最初のYouTubeを2本公開。もうひとりのスタッフがすべてやってくれた。 翻訳権の交渉で進展あり。強烈な本で、話題にはなると思うが、いったいどれだけ売れるか……というか、売れるよう工夫したい。うまくいきますように。

          第26週

          特大企画の原稿整理を少し進めた。今年最初のYouTubeを2本収録。