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アレルギー検査で知った自分のカラダのこと

以前から興味のあった「遅延型フードアレルギー検査」というものをやってみたら、意外な食材に反応していて衝撃を受けているところです。


遅延型フードアレルギー検査の方法

わたしが試みたのは『ambrosia(アンブロシア)』の「IgG食物過敏フルパネル」です。

絆創膏や綿棒まで
採取した血液をいれる容器

手順はいたって簡単なのですが、説明書を読んでいる段階から貧血になりそうでした。というのも「血」にめっぽう弱い人間でして。採血している写真にクラクラしてしまい、やめておこうかななんて考えがよぎりましたが、数万円をムダにしたくない思いから、なんとかやり遂げました。

針がセッティングされた用具

指先を刺すための針の用具は2種類あり、ピンクは1.8mm、ブルーは2.0mm。ピンクの方が痛みは軽微なものの、ブルーの方がより多くの血液を出すのに適している、と書かれていて迷いましたが、一気に終わらせたい切実な感情を鑑み、ブルーを手にしたのでした。

やり出したら、あとはひたすら血を採るのに全神経を集中。たかだか0.25mlの血をあつめるのが、これほど大変だとは想像もしておらず、早く終われとずっとこころのなかで唱えていました。

容器に血をおさめたら、指定の場所へ郵送します。1週間もかからずに結果が到着。ambrosiaの自分のアカウントからも、検査結果が閲覧可能です。

同封されたガイド


特に反応の出た9つの食材

牛乳 アーモンド 大麦 ヤギ乳 卵白 羊乳 オレンジ ヘーゼルナッツ カゼイン

検査結果をみて愕然としたのは「アーモンド」でした。これは、食べる頻度の高さからきているものではないかと予想しています。遅延型フードアレルギーは、いつも何気なく食べているなじみの食材に、反応を示すパターンがあると聞いたことがあるので。

今のところカラダに不調を感じてはいないけれど、この先もしかしたらなんらかの不具合があるかもしれません。そう考えると、今よりも摂取量を減らしてみようかなという気持ちになります。

卵白も盲点でした。なにも害を感じさせない存在なだけに…。

牛乳は「あぁやっぱりか」とはいえ、ヤギ乳や羊乳も出ているとなると、乳製品は反応のないチーズやヨーグルト(いずれも牛以外の)程度にしておいたほうがベターということですね。

検査結果のさいごにはこんな記述がありました。

検査結果は患者の状態を研究・調査することを目的とするものであり、IgGの高値を診断や治療の主要または唯一の根拠とすべきではありません。検査結果は必ず患者の臨床状態に照らしてご検討ください。食物特異的IgGの高値は特定の症状として現れるとは限らず、食物特異的IgGの臨床的関連性はまだ確立されていません。

高い数値が出ているからといって、すぐになにかが起こるわけではないにしても、食べる頻度に気をつけ、代替食材をうまくローテーションしていくのがベストのようです。

不調が出る前に、と思って今この本を読みはじめています。