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グローバリゼーションと搾取

オンラインで買い物をするとかなりの頻度で中国から発送のものだ

どこで買ってもMade in Chinaばかり!

この世のものはすべての中国で作ってるのか?

物の生産拠点は絶えず低賃金の国や地域に移っていく。

1997年 鄧小平が亡くなった年に中国に留学していた私はこれから発展する中国に可能性を感じ、語学を学んでいた。

あの当時、中国国内は古いものが壊され、新しいものに強制的に置き換えられていった。

国が主導でやるから規模もスピードも他の国でやるのとは比較にならない。

中国の凄さ、恐ろしさを肌で感じる事ができたあの時期の中国滞在は貴重な経験になった。

その後色々あってタイで働くことになったが、中国と同じようにタイもすごい勢いで発展してきた。

学生とか普通にアイフォンだし、日本に旅行に行く人も増え続けている。

北海道、白川郷、沖縄の海…
私は行ったことない…
最近タイ人からどんなところか教えてもうことも多くなった…

話は反れたが、タイ、中国も最近では賃金の高騰で
企業は新たな生産拠点への移転を考える必要が出てきている。

アジアだといまはベトナムが注目されてるようだが私のいる会社はミャンマーだ。 

タイの工場は縮小する、一方でミャンマーに拠点を移していくことになる。

会社としては人件費は利益を圧迫するので、一番削りたいところ。

人件費は最大の問題だ!

ミャンマーにはまだそれほど仕事がないので安い賃金でも外資の工場などに働きに来てくれる。

もちろんタイ人の賃金と比較しても安い。

同じ内容の仕事をしていてもだ…

考え方によっては搾取だっていわれるかもしれない…

でも、これがグローバル化の仕組みだ。

働いている従業員も現金収入が得られるので、家族に仕送りができる。

戦後の日本、中国、タイもはじめはそうだったんだ。

このグローバル化はいきつくとこまで行くしかないし、もう避けられない。

やらなきゃ他社に負ける、生き残れないのだ。

私のできることは、管理者としてきるだけ皆に気持ちよく働いてもらえるようにすること。

それくらいしかできないんだ……

ご覧いただきありがとうございます。今まではコツコツ日記を書いていましたが、最近になって自分が得た知識や経験はどこかで人の役に立てるのではないかと考えアウトプットに力を入れてみよう思います。今後は自分で描いた挿絵も入れたものを公開していく予定です。