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子育てか仕事か?大黒柱妻の答えのない悩み【第二子妊娠】

沖縄在住フリーランス夫婦・妻のミオです。夫婦で合同会社を立ち上げ、自分たちの会社の役員として働いています。

2021年2月に初めての妊娠がわかり、同年10月に無事娘が産まれました。そこからしばらくは娘との時間を優先に、夫婦で育児と仕事を分担してきました。

そして2023年2月、第二子の妊娠がわかりました。2月に縁があるのかな。無事に生まれてくれれば、娘に2歳差の弟ができます。(今は無事安定期に入り、性別もほぼほぼ男の子だと判明!)

今回は二人目妊娠に至った経緯と、仕事と収入源に関する答えのない悩み・葛藤についてまとめてみました。

妊娠か?仕事か?答えのない悩みと葛藤

うちは夫婦で会社を経営しているので、正直、二人目を考える上で、妊娠・出産・育児と、仕事のバランスをどうしていくか、収入源をどうするのか、など非常に悩みました。

娘は4月から認可保育園への入園が決まっているし、ここから一気に仕事に切り替えて、第二子は収入源をもう少し整えてからの方がいいのか?妻の私が大黒柱として、家計を支えているので、なかなか100%仕事モードになれないことに焦りと不甲斐なさも感じる。

でも、年齢的なことを考えると、早めに二人目を産んで、二人の子育てが落ち着いたら一気に仕事モードに切り替えた方が現実的?二人目が欲しいと思ってもすぐに妊娠できる保証はないし…、下手に年数をあけてまた1から育児をするよりも、子育て期間はまとめて集中した方がいいかもしれない。

なんて、正解のない迷いを漠然と抱えたまま、時間は過ぎていきました。

二人目の名前を考えた次の月に授かった!

そんな中、2023年に入り、夫婦でそろそろ二人目が来てくれたら、もっと幸せになるんじゃないか?と話す機会があり、二人目の名前を考えたりし始めたんですよね。

夫婦共に二人目は希望していたけれど、時期に関しては私もずっと悩んでいたし、二人とも子育てに必死でそれどころじゃありませんでした。

でも、なぜかこの時は、夫婦二人とも、仕事のことを抜きにして、心から二人目が来てくれたら…という幸せな妄想ができたんです。

そしたらなんと次の月にすぐにお腹に来てくれた第二子。

産後の生理が再開してまだ排卵日も本当に合っているかどうかわからないような不安定な生理周期で、そんなにすぐに妊娠に至るとは思ってもいなかったので、嬉しさ以上に驚きが大きかったです。

妊娠がわかってからは、もう気持ちは完全に妊婦モードに切り替え喜ぶことができましたが、やはり仕事や収入のことは気がかりでした。

モヤモヤから抜け出すきっかけをくれたお客様の言葉

第二子妊娠がわかってからも、仕事や収入の不安でモヤモヤを抱えていた私を救ってくれたのが、私自身のホームページスクールのお客様で、会社を創業して30年以上になる女性経営者の方の言葉でした。

その方は20代で出産し、離婚を経験し、30代で息子さんを育てながら会社を起業し、今は60代ですが、パソコン・スマホ・オンラインを使いこなし、生涯現役宣言されているとてもパワフルな方。

その方が言っていた言葉。

赤ちゃんを育てる、一緒に過ごせる時間は本当に貴重。本当にあっという間だった。子育ての期間は仕事を全部手放したっていいのよ。家族の時間をとにかく大切に。
仕事に手遅れはない。パソコン一つで仕事ができれば、私みたいな60代でもビジネスできるんだから

まだ第二子妊娠のことを打ち明ける前、私にだけ言ったのではなく、20〜30代の女性受講生の方々も参加していたオンライン作業会の時に、さらっと言ってくれた言葉でした。

これを聞いたときに「あぁ、きっと私は、誰かにこう言ってもらいたかったんだな」と気づきました。

しかも、もしかしたら迷惑をかけるかもしれない、と、どこかで思っていた自分のお客様から言われたことで、より安心できたんだと思います。

実際、妊娠のことを打ち明けた時も、お客様たちはみんな喜んでくれて、口を揃えて「身体第一で」と言ってくれています。

会社員だったら状況が違っていた。家族経営・自営だからこその強み

今回の第二子を考える上で、もし自分が組織の一人である会社員だったら、また状況が全然違っただろうなと感じます。

私たちは今、夫婦二人だけで会社を経営していて、従業員もいません。制作業やスクール業を通じて、直接お客様と接して、料金をいただいているので、取引している中間業者などもありません。

つまり、妊娠に至った場合、気にするべきは「契約しているお客様にどれくらい影響があるか」と「自分たち家族が露頭に迷わない程度の収入を確保できるか」この2点をクリアできればいいのです。

オンラインで仕事は継続できるので、今回も産休・育休ギリギリまで仕事を続け、今までの貯金と、国の給付金制度も上手く活用して、金銭面は乗り切る予定です。

一方で、もし育休中の会社員だったら、自分の籍を空けてもらっている分、復帰のタイミングや、第二子妊娠のタイミングは、会社の状況や働いている人たちに大きな影響を与えますよね。国から育休期間のお金をもらえたとしても、会社での立場を考えなきゃいけないというのが、一番のストレスになりそうな気がします。

そういう意味では、夫婦で会社経営&直接お客様と関わる自営業(D2C)で良かったなと心から感じます。

以上、長くなってしまいましたが、第二子妊娠報告と、二人目を考える上での葛藤、そのモヤモヤから抜け出すきっかけになったお客様の言葉について、お話しさせていただきました。

そして今回さらに実感したけど、夫婦で会社経営していて本当によかったです。同じような働き方を目指すご夫婦、ご家族の参考になれば嬉しいです。

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