鋭い質問の仕方
こんにちは、クリップです!
皆さんセミナーや説明会で
「何か質問ありますか?」
と投げかけられたとき質問できていますか?
どんな質問をしたらいいかわからない…
急に聞かれても質問なんて思い浮かばない…
など色々ありますよね😢
私もそんな1人のうちです。
一生懸命聞いてるだけで質問したことは今までありませんでした。
しかし、ふむふむ🤔と話を聞いているだけで質問は思い浮かびません!
本日はそんな「何か質問ありますか?」に対応できる
「鋭い質問の仕方」を一緒に勉強しましょう!
鋭い質問とは
本題に入る前にまず「鋭い質問」とは何でしょうか?
セミナー・説明会の内容に関係のある質問であることは言わずもがな絶対ですが、考え無しに質問するのでは鋭い質問にはなりません!
例えば、総務の担当者として11月頃に年末調整の説明会に参加したとします。
一通りの記入の仕方や、前回との変更点・注意点が説明されました。
そこで、配偶者がパートをしていて収入が去年は120万あったことに気が付きます。
扶養控除の限度額は103万円です。
11月、12月も今まで通りに働かれると扶養控除が受けられません。
配偶者はパートにやりがいを感じていて11月12月はあまり稼がないでほしい、とも言いにくい雰囲気です。
しかし、自分としては自分の税負担が軽くなるので扶養控除を使いたい…!
よし!質問しよう!
「配偶者がパートにやりがいを感じているのですが、扶養控除内の収入に抑えてもらいたいと思っています。どう説得したらいいですか?」
…めちゃくちゃ個人的なことですよね。
実際こんなことを聞く人はいないと思いますが。
質問を受けた人も困ります。
せめて年末調整の内容にしてくれ、と。
同じ不安を抱える人も一部はいるとは思いますが、質問をするときはみんなと共有できることを質問しましょう!
また、
「来年に法改正があったとき書類の書き方は変わりますか?」
というような今しなくてもいい質問も「鋭い質問」とは言えません!
ここまでの流れをまとめると、
鋭い質問=今すべき&皆で共有すべき質問
と、なります!
質問の種類
次に質問の種類についてお伝えします。
質問の種類は2パターンあります。
クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンです。
はて、何のことだ…?と思った方もいらっしゃると思います。
よく使う質問の形なのでご安心ください。
クローズドクエスチョンとは
①YES or NO で答えられる質問
②A or B or Cのような選択式の質問
があります。
①の例をあげると、
花は好きですか?
という質問はYESかNOで答えられる質問のことです。
②の例は、
桜と紫陽花と梅だったらどれが好きですか?
というように複数の選択肢の中から答えを選ぶ(選択式の)質問のことです。
①と②を使って上記の年末調整の説明会で質問するとこうなります。
①全社員に書いてもらわないとダメですか?
②書類には⑴扶養控除等申告書⑵配偶者控除等申告書⑶保険料控除申告書の3種類ありますが、人によっては書く項目がない人もいると思います。その場合、出さなくてもいい書類はありますか?
オープンクエスチョンとは、
答えが用意されていない質問の形式です。
なので自分の考えを答えます。
例えば、
どの花が好きですか?
は、オープンクエスチョンになります。
年末調整の説明会で使うなら、
「いつまでに社員から提出してもらえばいいですか?」
という質問ができます。
さらに加えると、オープンクエスチョンをするときは5W1Hを使うと質問が思い浮かびやすくて便利です!
5WはWhat(何を)・When(いつ)・Where(どこで)・Who(誰と)・Why(なぜ)
1HはHow(どうやって)
問題と課題を意識する
最後に鋭い質問をするためには問題と課題を意識することです。
現状に問題があり、理想の状態に持っていくのに必要なことが課題となります。
課題はHow(どうしたら)を使って質問できます。
例えば提出期限を過ぎても書類を出さない社員がいるとします。
これは問題にあたります。
課題は「どうしたら提出期限内に書類を提出してくれるだろうか?」です。
これを今すべき&皆で共有すべき問題で質問できたら完璧です!
今回は鋭い質問の仕方のコツについてご紹介しました。
まとめると以下になります。
①今すべき&皆で共有すべき内容を質問する
個人的な質問ではなく、参加者のためにもなるような質問にしましょう!
②質問の種類は2パターンあり、5W1Hを使うと便利
クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンがあります。
5W1Hは日常会話にも使えるのでぜひ覚えていただきたいです。
③問題と課題を意識する
問題がありそれを解決するまでの過程が課題になります。
どうしたら〜?で簡単に課題を聞く質問ができます!
鋭い質問をするためには予習が必要な場合もあります。
もし、あらかじめ説明会のパンフレットやチラシなどで概要などがわかっていたら、それを軽く読んでから参加すると内容も理解しやすくなります。
何か問題を抱えているときは、「とりあえず聞いてくるか〜」と漠然と説明会に参加するのではなく、
「あの部分について特に詳しく聞いてみたい!」と意識して参加すると持ち帰る知識も増やせます。
私は今まではボーっとセミナーや説明会に参加しては何の収穫もありませんでした…!状態になることが多くありました。
今後はこのコツを意識してセミナーや説明会で質問をしてみます!
自分でした質問は記憶に残りやすいですよね?
積極性を持ってセミナーや説明会に参加してみてください。
私も頑張ります!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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