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自分で自分を癒す③


この前、しばらく会っていなかった友達と久々に再会した時の出来事。
その子は私とは正反対のような性格で、自分を1番大事にしていて、自己主張ができて、自分に正直で、やりたいことも嫌なこともはっきりと言う子だった。
良く言えば自分に正直でわかりやすい子、悪く言えば少し自己中。


だから、自己主張ができなくて周りに合わせてばかりで、自分の欲求や気持ちに正直になれない私にとってはとても羨ましい存在でもあり、同時に自分を1番大事にしている彼女を見ると時にイライラしてしまうこともある。


なんでそんなに自分のことばっかり優先できるの?
なんでそんなに自己主張ばっかりするの?
自分にとって都合の悪いことには不平不満ばっかり言うし。
不機嫌になると周りに機嫌を取ってもらおうとするし。
と思って、私はイライラしてしまう。


でもそれは、私が『自分自身に対して「こうしてはいけない」と禁止していること』を彼女がやっているから。

自己主張すべきではない
自己中になってはいけない
不平不満や愚痴ばっかり言うべきではない
不機嫌さを表に出すべきはない
自分で自分の機嫌を取らねばならない
自分の欲求ばかり言わず、周りに合わせるべき

みたいな、たくさんの「ベキネバ(こうすべき、こうせねば、という制限)」があるから。

そして、
「私はこんなに頑張って自分を抑えているのに!」
「私はこんなに人のために頑張っているのに!」
「私はこんなに我慢してるのに!」
「私はこんなに周りに合わせているのに!」
と苦しくなってしまう。


だから、そんな自分の「とても厳しいルール」を少し緩めて、自分に許可を出していく練習をしたい。
「私は〜してもいい」
「私は〜な人間になってもいい」
と自分を許すことで、少しずつ「ベキネバ」をゆるめたい。


*********************

私は自己中になってもいい。
私はわがままを言ってもいい。
私は自己主張してもいい。
私は嫌なことに対して「嫌だ!」って言ってもいい。
私は周りに合わせなくてもいい。
私はいつもいい子でいなくていい。
私は不機嫌な人間になってもいい。
私は自分で自分の機嫌を取れなくてもいい。
私は周りに迷惑をかけてもいい。
私は人のために頑張れなくてもいい。



幼い頃、あんまり自分を出しすぎるとお母さんが困ってしまう、
忙しいお母さんのことを困らせてはいけない、
私はいい子でいなければいけない、
と思って、今までずっと頑張ってきたんだよね。

自分で自分を見張って、いつも自分に厳しく頑張ってきたんだね。
いい子でいないと私は愛されないと思ってしまって、一生懸命自分を律してきたんだね。
よく頑張ってきたね。偉かったね。

でも、もうそんなに頑張らなくてもいいよ。
もうお母さんは困っていないし、もうこれ以上頑張らなくてもあなたは充分人のことを思いやれるし、頑張れる力を持っているよ。

そんなに真面目に生きなくてもいいんだよ。
そんなに人のために頑張らなくてもいいんだよ。
そんなに自分を抑えなくてもいいんだよ。
もっと自分を表現してもいいんだよ。
もっと感情を出してもいいんだよ。
もっとわがまま言ってもいいんだよ。
時には愚痴や不平不満を言ってもいいんだよ。
人に迷惑かけてもいいんだよ。
そんなに人の期待に応えようとしなくてもいいんだよ。
いい人になろうとしなくてもいいんだよ。

今までよく頑張ってきたね。
偉かったね。
よくやってるね☺️


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