11/19　カレーの理由

今日はやはりポンコツで、というのも昨日深夜まで書き物をしてハイになってネットサーフィンがやめられなくなって明け方寝たからなんだけど、更にその原因を辿ると夕食後にボンカレーを食べたからなんだけど、今日もどうにもカレーが食べ足りなかったので親子丼を作るつもりで母が買ってきた鶏もも肉を横取りし今日の夕飯は私がカレーを作った。
チキンカレーである。おいしかった。
……しかし、腹いっぱいに好きに作ったカレーを食べたというのにまだカレーが食べたい。おかしい。どうした私、食欲がぶっ壊れているぞ。食後にコーヒーを飲みチョコレートのついたクッキーを齧る。なんか足りない。体調悪いのか？なんだろ、どうした。そしてシンクで水を飲み思う。

あ、そうだ、最近鉄サプリ飲んでなかったや。
うん、もしかしたら一週間くらい、飲むのをさぼっていたのではないか。いかん。そりゃあ食欲が馬鹿になるわけだ。つまり貧血気味ってやつである。昨日サグマトンを食べたがってWoltのページをカチカチやっていたのもそういうことだ。鉄が足りないからほうれん草が欲しいのである。
なーんだそういうことか。納得して私は鉄サプリの粒をひとつ飲み込んだ。飲まなかった日の分も取り返そうとしてもう一粒飲んだ。やっちゃ駄目なやつだとわかってたけど一粒じゃ回復しない気がした。
今は漲（みなぎ）っている。脳みその血管が拡張して、鼻血が出そうな感覚。さっき飲んだコーヒーの効用も含まれているだろうけど、ひとまず食欲は収まったようで良かった。

自分が貧血だと気付いたのは多分二年前。用事を足しに役所に出かけたら献血カーが停まっていて、たまには献血でもするかと採血してもらったのだ。しかし結果、ヘモグロビン値が足りず、献血不可。「鉄分の多いものを摂ったらXヵ月くらいで数値増えますので、また来てくださいね」と優しく言われた気がするが、私としては、自分が貧血……貧血かあ……と自分の不健康にただショックを受けた。中学生の頃採血してもらった時に数値がすこし低かったのは覚えているが、あれは身体がまだ安定していなかったからで、自分は立っ端もあるし重いものも持てるし、そういうタイプの虚弱さとは無縁だと思っていたのだ。しかし結果献血できないくらいには貧血。ええ……。
で、食べ物が悪いのか生活が悪いのか、と情報収集した結果「鉄サプリを毎日飲めばいい」という結論に至り（いや、そう本に書いてあっただけなんだけど）、Amazonでビタミン入りの鉄サプリを注文し毎日飲み始めたのだ。そうしたらなんと、元気で動ける時間が長くなり、生理中はかなり眠っていたのがいつも通りの睡眠時間になり、生理の血液量も何故か減り、なんかすごく元気な体になりました。めでたし。
だったんですが、忘れてましたね。忘れるんですよね、薬みたいなもんで、調子が良いもんだからすっかり飲むの忘れてて。しかも違うメーカーのとか亜鉛も入ったやつの方がいいかなとかふらふら思ってたから、これを！毎日！飲む！って意識が薄れてて。
ごめんよ鉄サプリ。毎日飲むよ。
朝食と一緒とか、ちゃんと条件付けした方がいいなあ。『朝食後』ってテープに書いて貼っとこうかしら。面倒くさいことを毎日やる、その重要性について、健康な体を手に入れた今だからわかるしもっと日常に感謝したい。そう思う。