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モンハンで広域化は不要なのか?

はじめに

ネットやX(Twitter)を閲覧していて
時折見かける事がある。

広域は地雷!
迷惑だからやめちまえ!

この手の罵倒は何回か見かけた。
果たして本当にそうなのだろうか?
今回も独断と偏見で
テキトーに考えていこうと思う

なお、私の感情的な(?)側面を
綴った記事はこちら


なぜ広域化は不要なのか?

広域が必要ない人にとって
一応は根拠となる理屈が有るようなので
私が知っている限りにおいて
提示していきたいと思う。
金太郎飴みたいなので正直辟易してしまうが

なお、自分以外にハンターが3人居る
野良マルチプレイを
想定して考えたいと思います。

火力が落ちる!

純粋に意味不明。
仮に火力が落ちて何の問題が?

もし、被弾する可能性が限りなく低い
中級者以上のハンターならば
その理屈は通ると思う。
火力云々が論点になるという事は
つまるところ無乙クリアが
安定してできると言う事だからだ。

故に、純粋なクリア以上のモノを
求めているのであろう。

しかしちょっと待って欲しい

マルチプレイに於いて
参加してくれるハンターさんは
全員が中級者以上なのか?

昔のように顔と顔を合わせて
仲睦まじくプレイする。
そういう状況ならば個々の環境によって
地雷論の条件は変わるであろう。
掲示板やSNSで仲間を募集するときも
概ね似たような事であろう。

しかしそうではない場合、
つまり、野良でも同じ事が言えるのか?
純粋に腕前が至らないから
屈強な助っ人さんに頼りたい御方も
居るのではないか?

顔も腕前も性別も国籍も不明な方々と
即興のセッションをする場合でも
同じ事を言えるのか?
火力の有無はそこまでの正当性に
成り得るのか?

オンラインマルチプレイに参加をしている世界中のハンターさんが、みんなが皆、大ダメージを与えて1秒でも速く狩猟を終わらせたい…
そうだと思える根拠は一体何なのか?

その根拠を明示しないで
自分の都合、及び、自分達の都合が
絶対真理と思えるのは
一体全体どういう事なのか?


火力が落ちるから広域は不要と言う論は
「オレ様の狩猟スタイル・狩猟目的のために他の人がオレ様に合わせろ」
みたいな、只の我が儘にしか思えないし、
我が儘以前に純粋にマナー違反だとさえ思う。

さらに付け加えると
1つのプレイングに固執するあまり
多用的なプレイスタイルを否定している事に
繋がりかねないのではないか?

そういう風にしか私には見えない。

モンスターが離れて攻撃できない!

コレについては
ある程度、共感や理解ができる。

モンスターから離れてアイテムを使う事で
比較的安全な位置から味方を支援しようと言うことであろう。
その結果、モンスターが離れた人に向かって攻撃する都合上、モンスターがパーティーの輪から離れてしまって弱点を叩いている人がモンスターに上手く攻撃できない!

…というコトであろう(多分)
しかし、チョット待って欲しい。

ソレって遠くから貫通弾を撃ち込んでいる
ガンナーさんにも同じ事が言えるのでは?

貫通弾は適正な射程が長めである。
効率良くダメージを与える為には
敢えて離れる必要がある。
(作品によっては誤魔化せる方法もある)

また、貫通弾でなくても
属性弾も貫通弾みたいなロングレンジで攻撃できる弾丸があるので、貫通弾と似たような事が起きえるであろう。

「ガンナーはダメージを出している!
ヒーラーはダメージを出していない!」

と反論する御方も居るであろう。
確かに攻撃を疎かにしているヒーラーさんは
巷に言われるような悩みの種になり得るかも知れない。
しかしチョット待って欲しい

若干本題と趣旨は逸れて申し訳ないのですが

仮に貫通弾&属性弾のガンナーが1名づつで
残りは近接さんの2名という状況ならば
モンスターのターゲットがガンナーさん2名に集中することは容易に想像できるであろう。

そうでなくても人数が増えれば増えるほど、弱点を攻撃する機会も減ってしまうでのはなかろうか。そのような場合の全体の火力は?

気の利いたガンナーさんは
近接さんと共同戦線もとれるであろうし
腕の立つ熟練のハンターさんならば
お互いの立ち位置について
それなりに配慮ができるであろう。
野良でそんな状況まず無いけど。

話を戻して、逆に言ってしまうと
ヒーラーであろうとガンナーであろうと
全体的な調和(≒皆が弱点に攻撃)
がとれないのであれば
パーティー全体の火力の低下
という点においては
同じ事が言えるのではないか?

つまり、キチンと攻撃に参加している広域ハンターさんは充分に狩猟に貢献できていると言い換えても良いのではないのであろうか?

一方で

隅っこで回復や支援しかできない広域ハンターは、巷に言われる地雷と言い換えても良いのではないだろうか?

そういう意味で、モンスターをヘンにコントロールされてしまうと言う論についてはある程度は理解ができる。

一方で、ソレって広域化の問題ではなくね?
と同時に思う。

間違ったプレイングや未熟な腕前を
やり玉に挙げて
スキルや戦法自体の問題とすり替えている

そういう風にしか見えない。

確かに、マルチプレイで1秒でも短くタイムを縮めたい人にとっては広域は地雷に成り得るであろう。その一方で、特別な事情があって隅っこでヒーラーをしても良い取り決めがあればソレも有って良いだろう。どちらも取り決めがあれば何の問題もないと思う。

しかし、その様な取り決め前提条件が共有できない状況なら、キチンと攻撃をして狩猟に参加しているのであれば、不必要にアレコレ言われる筋合いもないのではなかろうか?

また、本当に環境に対して憂いているのであれば、その様な前提条件も特定の人達が一方的に決めるのではなくて、オンラインプレイに参加をする、ユーザー全体で決めなければならないのではなかろうか?

ハッキリ言って、その様な機会を設けているようには思えないし、そうでなくても、倫理的に著しく節度を乱しているのはどちらか
と問われれば答えは明白だと思う。

その他(火事場とか)

火事場のスキル使いたいから
ヒーラーは控えて欲しいという御方が居る。

ソレって広域化は関係あるの…?
広域がなくても生命の粉塵とかあるよね?
誰でも平等に使えるよね…?

コレも先に述べたように
タイムを縮めたい人や隅っこヒーラーと同じく取り決めが前提になければならないと思う。

同様に、純粋に広域化が気に入らないのであれば、出会ったハンターさんに融通を利かせて貰えるように一言でも伝えておくべきだと思う(受け入れられるかは別にして)

万が一受け入れられなかったら
潔く去った方がオトナの対応で
無難だと思う。

お互いの都合もあると思う。

そもそも地雷って?

最初にコレを述べれば良いと思ったけど
敢えて後回しにした。

モンハンに於ける地雷とはなにか?
地面に埋まっている爆弾であろうか?
シャガルマガラの攻撃であろうか?

コレが分かっていれば
最初から答えは出ていたであろう。
だから、後回しにした。

地雷とはなにか?

結論:狩猟に参加しない者。及びクエストを失敗に導く者

察しの良い御方はもうご理解頂けたと思う。
つまり、最初から広域化は問題では無い

狩猟に参加しない者は
隅っこで支援をした気になっている人。
クエストを失敗させる人は直ぐに力尽きて
キャンプ送りにされる人。

そもそもモンハンに於いて
地雷というワードは
最初は存在しなかったのではないか?

地雷より前はゆうたと呼ばれていたのでは?

ゆうたとはなにか?
マルチプレイで狩猟に参加せずに採取を行ったり、モンスターと戦闘中に直ぐに力尽きてしまう方々だったのではないか?

つまり、広域と何の関係が?

また、時は進んで
「尻尾切って」や「粉塵使って」など
多岐にわたる様になって
ようやく地雷という言葉が定着してきたのではないのであろうか?
また、公式の配信で蛮行に及ぶ者も周知されるようになっていったのではないか?
(当時はプレイしてないから詳細不明だけど)

どの道、広域と何の関係が?

むしろ、広域は体力回復の援護をしているので、キチンと攻撃をして狩猟に参加しているなら地雷とは真逆の関係なのでは?
(援護は体力回復だけでは無い訳だけど)

広域は地雷と言っている人自体が
もしかして地雷なのでは?

確かに、モンハンワールドではベヒーモス相手に隅っこでヒーラー紛いの事をしていた者もいれば、モンハンクロス&ダブルクロスにおいても「ニャンター」で回復笛を吹いているだけの者もいた。

モンハンライズでは、ガルクに騎乗してクナイを投げているカムラのツワモノも居た。
(最早広域から論点がズレてしまっている)

そういう経緯だけを見てしまって
事の子細を知らずに
声の大きな人の論調に賛同してしまった…
という御方も居るであろう。

その様な場合は仕方無いにせよ
何の信念もポリシーも無く
「みんなが言っているから絶対に正しい!」
のような、根拠の無い傲慢な態度を取る人

こういう人の意見は素直に賛同できないし
ひいては、広域は地雷と言っている人が
金太郎飴に見えるのも、
そういう実態とはかけ離れた極論しか
見受けられないから
そのように思ってしまうのである。

もし本当に問題がある…つまるところ

クエストクリアに著しく
支障をきたすのであれば


是非とも条件等を明記して
反論を展開して欲しいと切に願っている。

余談

折角なので、
広域を組み込んだ戦いをやってみたい!
という御方が居るかもしれないので
ココではかなり簡易に
あると良いスキルを提示していきたいと思います。広域についての詳細(?)はまた後日に(やるとは言っていない)

チョットだけやりました。


広域化(LvMAX)

無いと困る。何の為の広域化か。
広域化のスキルLvが下がると味方が回復できる量が減ったり、攻撃力&防御力アップの効果量も減ってしまう。

特に、攻撃力&防御力アップの効果量減少は
以前の効果を上書きしてしまう。

中途半端なスキルレベルでは
かえってよろしくないと思われる。

早食い(LvMAX)

無いと困る。何の為の広域化か。
アイテムの使用時間を減らせれば
その分、味方を助けられる可能性も高まる。
また、通常の狩猟に於いても充分に役に立つ。

満足感(LvMAX)

これに関しては状況によると思う。
広域化を生業(?)にしている人は
絶対に必要と仰るが
個人的には、あった方が良い場合もあるし
無くても良い場合もあると思う。

無くても良い場合とは
8分前後で狩猟が終わる場合

体感で申し訳ないのですが
5~10分以内にクリアできるというコトは
自分や味方の練度が一定以上あると言っても
差し支えないと思う。

その場合において、回復薬等のアイテムを使い切る場面は自他含めて、そうそうないと思われる。モンスターのモーションを把握して被弾そのものが少ないし、ある程度は臨機応変にも戦えるからだ。
(狩猟対象や方法に依存するかもしれないが)

勿論、この場合においては生命の粉塵が飛び交う可能性も自ずと高くなる。
そんな場面は数少ないが。

そういう場合においては
満足感は必要ないかも知れない。

しかし野良マルチの場合は、必ずしもそういう熟練者さんが集まるとは限らないため、満足感を採用した方が良いと思う。

回避性能(Lv任意)

意外と推奨している人が少ないイメージ。
武器種には固有の無敵時間があるモーションがあるのは周知の通り。

でもチョット待って欲しい。
それで無敵なのは自分だけなのではないか?

被弾して地面を転がっている人から見ると

「なにバックステップで回避しとんねん!
無敵時間の回避も良いけど回復して~💦」

と思う人も少なくないのではないだろうか?

つまり無敵時間のモーション中が
時間の無駄なのではないか?

通常の回避行動(コロリン)なら
動作終了後で即座にアイテムを使用することもできる。回避性能があればそれも可能になる。まさに攻防一体のスキルなのでは?

おわりに

如何であったでしょうか?
巷で言われるような広域に対する悪印象が
如何に極論染みていているか伝われば幸いと思います。
(そもそも、大半の御方がそんな事について何とも思っていないようにも思えますが)

また、スキルや戦法の内容にも関わらず
スキルや戦法から著しく外れた、無関係とも思える例を取りあげて、さも広域化を利用した狩猟が如何にも劣った行為であるかのように取り扱われるのは、甚だ遺憾であったりもします。根拠が無いに等しい。

もちろん、野良で出会う大半の方々は
その様な暴言や罵倒のような
蛮行を行う人達では無いと
重々承知しております。
(思っているが口にしないだけかもしれない)

何方にせよ、広域化を採用することで謂れの無い誹謗中傷を受けることは、私は納得できませんし、その様な状況は認めてはならないとも思います。

(現在ではかなり改善されているとも聞きますが、依然として、まだあるそうです)

追記
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